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ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • 真ん中のペダル Middle Pedal Fun Fact

    「ソステヌートペダル」と称される真ん中のペダルは、今のグランドピアノにこそ付いていますが、昔は一部のモデルにしか付いていませんでした。 さて、最初の頃、このペダルは、アメリカ製のグランドピアノだけについていた事を、皆さんご存知でしたか? このペダルの使用については、楽譜に指示されていないケースが多いですね。 特定の低音を保持した状態で高音域の音を鳴らすときに用いられますが、多くの場合、演奏者にその使用が委ねられています。 アップライトピアノであっても、ソステヌートペダルを備えている機... 続きを読む

    2020年8月15日

  • Twin Prices 双子の価格

    (スクロールすると日本語バージョンを読めます。) ¥13,000,000. How does that sound? Unattainable? That’s what a father of two of my students thought. He wanted to gift his twin daughters an actual acoustic piano. They had been playing an electronic piano. He reckoned ¥1,000,000 would do the trick. It wasn’t even close. I recommended a Yamaha (YUS5). At ¥1,500,000, it’s an excellent price for an upright piano of suitable quality. After the ¥13,000,000 Bösendorfer that shaped his ... 続きを読む

    2020年8月14日

  • The locked piano ピアノの鍵

    (下までスクロールすると、日本語バージョンを読むことが出来ます。) The locked piano A child asked an adult, “Why is it so hard to open the piano?” The reply was, “Because a piano has a lot of keys.” As opening the grand piano requires fully raising the back cover, the child's question was totally understandable. Let’s take a look at the word origins behind ‘keys for locks’ and ‘keys on keyboards’. The ... 続きを読む

    2020年8月13日

  • The City with Free Pianos ピアノがある街

    Yesterday, my former student visited my piano studio. Though she couldn’t stay here very long, I was glad to see her again. Last year she had to move to Kanazawa-city due to a transfer. First, she was so worried about opportunities to practice, because it seemed difficult to bring a piano into her apartment. After a while, I received a happy mail from her that there is a facility with free piano rooms for citizens in the new city! She told me that when she comes back to Kanto-a... 続きを読む

    2020年8月10日

  • 音楽的な魚 Musical Fish

    毎日暑いですね。 秋からの大学の授業が全てオンラインということが決まったことで、沈みがちな大学生のA子さん、ピアノのレッスンは気分をリフレッシュするのに欠かせないそうです。 私は、彼女がインターナショナルスクールの小学部に通っていた頃から、ピアノを教えています。 英語が上手なので、お母さまの要望もあり、レッスンは基本的に英語で行ってきました。その甲斐あって、日本の大学を受験したときには、語学の強みが功を奏しました。 その喜ばしい知らせの直後に、新型コロナウィスル騒動が勃発しました。 ... 続きを読む

    2020年8月10日

  • Organ’s Anecdotes オルガン四方山話

    昨日は、パイプオルガンの演奏権を獲得した生徒さんのお話をしました。 これは風をパイプに送ることによって音を出す楽器で、同じ鍵盤楽器であっても、ピアノとは演奏法が異なります。 「オルガン」はピアノよりも遥かに古い歴史を持っていることは、皆さんご存知ですよね? さて、古代ギリシャにおいては、水の動きを利用して、パイプの中にある空気に圧力をかけることによって、音を出す仕組みのオルガンが作られました。 これまでのオルガンの中で、最長のパイプは19.507m、最短の物では2.54cm未満も物もあります。何と... 続きを読む

    2020年8月10日

  • Huge Pipes of Metal 巨大な金属の管

    In a big concert hall, you may see many pipes of metal lined up in the back of the stage. The keyboard section is near them. This is the pipe organ. The boy who came to take his lesson today delightedly told me that he won the right to play the pipe organ for two minutes. As how to play the organ and the piano is different, he shared his initial anxiety with me. However, he recalled I have some experience in playing the classical style organ. He looked relieved as I gave him some... 続きを読む

    2020年8月9日

  • 夏の怪談・・・ An Italian Ghost Story

    音楽は、演奏法によって、響きが全く異なることは、ピアノを長く弾いていらっしゃる生徒さんはご存じですよね? 楽譜の中には多くのイタリア語が用いられています。それは、ずっと昔、活躍していた音楽家の多くが、イタリア人だったことに由来するのです。 言語はともかくとして、下記の怖~いストーリーを読んでみて下さいね! 090-9326-9217 (SMS) wisteriarco31396@khh.biglobe.ne.jp (メール) レッスン中につき電話に出られないことが多くなっております。 ご理解有難うございます。 An Italian Ghost Story ... 続きを読む

    2020年8月9日

  • どこでもピアノ

    この度、教室が補助事業者に採択されたことで、2台の空気清浄機の増設、除菌消臭器の新規導入、教室全体の噴霧消毒作業(防音室は、グランドピアノに与える影響を考慮し噴霧でない清掃除菌)を、8月24日より実施することが実現しました。 オンラインレッスンに関しては、PE技術スタッフ支援のもとに、三脚とウェブカメラを設置しております。 オンラインのメリットである「自宅で学べる」という長所を生かし、新型コロナウィルスの終息後も、遠方の方々をはじめ、多くの生徒さんに利用して頂けるよう、今後とも努力してゆきます... 続きを読む

    2020年8月9日

  • フェイスシールドの功罪  Music shielded

    今日は、東京にある教会でレッスンを行いました。 そこの礼拝堂で教えるのは、実に4カ月ぶりでした。 生徒のお母さまは、私たちの安全のために、私にフェイスシールドを手渡しました。 彼女は私の髪をのことを、「ツルツルしているから滑ってしまう」と言いながら、頭に装着するのを手伝ってくれました。 最初のうち私は、まるで探検家のようなその装いを愉しんでました。 生徒はピアノの椅子に座るや否や、「弾いている時だけフェイスシールドを外していいですか?」と私に尋ねました。 私は、「外していいですよ。」... 続きを読む

    2020年8月5日

  • 生徒さんのために出来ること

    中小企業庁持続化補助金コロナ特別枠に、当教室が採択されたという知らせを受けました。 下記リンクの採択者一覧の735に載ってます! https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2020/200722jizoku.html オンラインレッスンの質の向上と、対面レッスンを継続するにあたり、万全の安全対策を行いたいという希望のもとに、5月下旬に、経産省の方に申請しておりました。 願いが叶ったことが、とても嬉しいです。 他教室を経営していらっしゃる先生方にも是非知って頂きたいと思い、このブログを投稿いたします。 ネ... 続きを読む

    2020年7月24日

  • 洗濯物の目録 Laundry list

    ロッシーニ(1792-1868) というロマン派の作曲家の名前は、よく耳にされることと存じます。 彼は39もの歌劇を創作しましたが、ピアノ曲を全く書いていない(チェロとピアノのための作品を除く)ため、ピアノの生徒さんの間では、話題に上ることが少ない音楽家かも知れません。 実は、彼はどこででも曲を創ることが出来る!という特技を持っていました。 パーティーの最中にあっても、人々と話ながらであっても、又、釣りをしながらでも、作曲が出来たのだそうです。 彼は、次のように言ったということが伝えられています。 ... 続きを読む

    2020年7月19日

  • ダブルキャスターの向き

    皆さん、こんにちは。 グランドピアノは、キャスター(車輪)の向きによって、音が変わるということを、皆さんはご存知でしたか? 「外側」に向けた方が音質が向上するため、コンサートホールでは、殆どの場合、車輪の向きはそのように設置されます。 しかし、当教室のグランドピアノは、あえて「内側」に向けています。 移動する時に、設置の人から「どちら側に向けますか?」と聞かれました。 このピアノはダブルキャスター付のセミコンサートグランドなので、シングルキャスターのモデルの比にならないほど、それに... 続きを読む

    2020年7月17日

  • Third Time Lucky  三度目の正直

    新型コロナウィルス感染拡大が収束しませんが、自粛要請期間中の練習時間が増えたためか、急激に上達なさった生徒さんが少なくありません。 この3か月間で5名の生徒さんが、電子とアコースティックのピアノをお求めになりました。 一組の兄妹と一組の双子ちゃんを含むので、正確には7名です。 ヤマハのSU7は大変品質の高いモデルですが、国産のアップライトピアノ中では価格が高いものになります。私が最初に推挙していたYUS5という格下のピアノをご試弾になった際ご満足いただけなくて、ご家族で銀座まで足を伸ばされ、3カ月... 続きを読む

    2020年7月16日

  • オンラインレッスン

    私の教室では、この3月からオンラインレッスンを導入しています。 受講されているのは、幼稚園年中になったばかりのお子さんから、成人までといった幅広い年齢層の方々です。 「うちの子は落ち着きがないけど、大丈夫でしょうか?」といったオンラインでのお問い合わせも頂いています。子どもさん方の多くは年齢相応に活発で、色々なことに興味をお持ちになるため、大人の目には、そのように映りがちです。 楽器の前に座ることさえしないほどの多動があるとしたら、やはり親御さんの協力が必要になってくるでしょう。 ... 続きを読む

    2020年7月14日

  • Rain and the upright that Remains 故郷のアップライトピアノ

    I saw the news that my home town has been flooded due to unrelenting rain. 私の故郷が、大雨によって冠水したという報道を目にしました。 So, I phoned my cousin to know if my relatives are ok or not. それで私は、従姉に安否確認の電話をしました。 She told me that as her house is on a rather high hill, they are ok. 彼女は私に、家が高台にあるから大丈夫と告げました。 Then, I asked her about her son’s house. それから私は彼女に、彼女の息子の家は大丈夫か尋ねました。 You see that my late... 続きを読む

    2020年7月8日

  • 数 The numbers 2

    This week I taught a high-school student one of Mozart’s masterpieces, “Piano Sonata No.12 F dur K.332(300k). 今週は高校生の生徒さんに、モーツァルトピアノソナタ第12番のレッスンを行いました。 Initially, the student called this “Sonata No. 332.” この生徒さんは最初、この作品のことを「ソナタ332番」と言いました。 So, I corrected her,“That is Sonata No.12, not 332.” それで、私は「332番でなく12番です。」と直しました。 These triple digits are Köchel catalogue that is the chronological num... 続きを読む

    2020年7月7日

  • The numbers

    Today I taught a high-school student one of Mozart’s masterpieces, “Piano Sonata No.12 F dur K.332(300k). Initially, the student called this “Sonata No. 332.” So, I corrected him,“That is Sonata No.12, not 332.” These triple digits are Köchel catalogue that is the chronological numbers for Wolfgang Amadeus Mozart. As a matter of fact, this work is the one that has generated a lot of controversial discussion in the music history. It was considered to be K.332 in the first version of Köche... 続きを読む

    2020年7月5日

  • The mystery of 52 alphabets 52文字の秘話

    As the top page of this website indicates, I provide my piano lessons in English and Japanese. トップページにご案内している通り、当教室では英語と日本のレッスンを行っております。 In Japan, German language has been commonly used in the classical music field. 日本のクラシック音楽の世界においては、ドイツ語が一般的に用いられてきました。 I’m not an exception. 私も例外ではありません。 My first piano teacher taught me the German reading way “A B D E F G A H” earlier than the Italian way “... 続きを読む

    2020年7月4日

  • 230! Wow, that pulls on one's heart strings 心の琴線に触れる弦の数

    Did you know that the average piano has about 230 strings. The lowest notes have one string per key, middle notes have two, and the higher have three. The piano can play more notes than any other instruments. It can play very low notes like produced by bassoons and tubas all the way up to very high notes that instruments like flutes, violins, and piccolos are capable of. Wow! Go on. Open up your piano to count the strings inside! ピアノの中には、約230本もの弦があることを... 続きを読む

    2020年6月26日