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ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • パフォーミングスクエア

    転勤で他県に引っ越して行かれた成人の生徒さんから、久々に連絡がありました。 転居後は社宅住まいになるため、ピアノを続けられるか心配と仰っていました。 練習スタジオを借りるとしても、通常一時間当たり1000円以上かかるので、事情をお伺いする限りでは厳しいだろうと、実は私の方が先に諦めていました。 ところが、「練習できる場所を見つけました!」という明るい連絡が入りました。「芸術村」という施設のお近くにお住まいということで、その中の「パフォーミングスクエア」という所で、24時間低料金で、ピア... 続きを読む

    2019年8月13日

  • ストリートピアノ

    昨日は、旅行先に持って行ける「携帯用ピアノ(?)」についてお話ししました。 旅行先での練習場所として案外多いのが「楽器店」「スタジオ」ですが、ちょっと笑ってしまったのが、「電器量販店の楽器売り場」「美術館」「空港」「駅」「ストリート」といったものです。 海外旅行に行かれた方からは、米国ミネソタ州(?)の空港にグランドピアノが置いてあって、誰でも弾いていいことになっていると聞いたことがあります。 実は日本にも、ピアノが置いてある駅があるのです! 佐賀県の小城市 神奈川県横須賀市 京浜急... 続きを読む

    2019年8月12日

  • ロールアップピアノ

    8月も半ばに差し掛かりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 なかなか会えない親せきと一緒に過ごしたり、旅行先でいつもと違う生活をしてみたり、夏休みは一年の中で最も変化のある楽しい時期ですね。 さて、旅行に行かれる生徒さん方は、毎回のように、「旅行先で練習が出来ないんです。どうしたら良いでしょうか。」という心配されます。 いつも決まった所に行かれる方は、ご親戚のお家や出先近くの貸スタジオ等で練習していらっしゃいます。 でも、そうでない方は、旅行先で練習を継続するのが大変そうです。 ... 続きを読む

    2019年8月11日

  • ママ、あれ買って!

    お近くにお住まいの先生が、「ベヒシュタイン」のグランドピアノをお買いになりました。 「ピアノの駒が割れてしまった」ことによるお買い換えだそうです。 この部分が損傷すると。修理が出来ないのだとか・・・。 ベヒシュタイン・ホフマン・プレイエル・ザウターをショールームで試弾なさったそうですが、いずれも素晴らしい名器ですね。 先日、ちょうどピアノ買換え検討中のご家庭のお子さんが、コンクールに参加されました。演奏終了後、「あのピアノ弾きやすかった!ママ、あれ買って!」と言ってました。 仕様楽... 続きを読む

    2019年8月10日

  • エラールとプレイエル

    「ピアノと言えば、ショパン抜きには考えられない」と仰ったのは、小学校から習いに来ている私の生徒さんのお母さまです。 ピアノの詩人の異名を取ったこの作曲家は、ピアノの魔術師と言われるF.リストと同時代に活躍しました。 リストは「ダブルエスケープメント」という現代のピアノと同じ仕組みのアクションを開発したエラール社のピアノを好みましたが、ショパンはアクションの動きよりも指先と鍵盤の一体感に優れるプレイエルを好みました。 そのピアノの特徴を見る限り、ショパンはハーフタッチを多用していたと思われ... 続きを読む

    2019年8月9日

  • 気に入ったピアノ

    夏休みも半ばに差し掛かりましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか? さて、先月と今月、ショウルームにアップライトとグランドピアノを試弾に行かれた生徒さんがいます。 気に入った機種を選ばれていたにも拘わらず、「納品が増税前に間に合わない」とのことで、ちょっと声が曇り気味でした。 メーカーや機種によるのだと思いますが、ディーラーさんからは「中国への輸出と増税前の注文」のお話がありました。 ピアノは契約時ではなく、納品日での税率が適用になりますので、ご購入をお考えの方は、早めに在庫情報を確... 続きを読む

    2019年8月8日

  • インテリアピアノ2

    cx5というカワイ製の小さいアップライトピアノを見てきました。 可愛いピアノだと思いました。 ヤマハの高さ113cmやボストンの109cmが、コンソールピアノを除くと最小だと思っていたのですが、この機種は高さだけでなく横幅もコンパクトに作られていました。 インテリアとしてのピアノには、うってつけだと思います。特に木目調の物は好まれるようです。 しかし、木材が薄いピアノは外気の影響を受けやすく、コンディションを保つのが大変です。 またタッチによって音に変化がつきにくいので、練習を目的としたピアノに... 続きを読む

    2019年8月7日

  • 植物由来のストロー

    暑い日が続いていますね。 今日は、ファミリーレストランで食事をしました。 すると、今までドリンクコーナーに置いてあったストローがなくなっていることに気づきました。そう言えば、環境保全の問題で、プラスチック製ストローは姿を消しつつありますね。 お店の方に声をかけたら、「植物由来の自然分解されるストロー」を持ってきて頂けるとのことでしたので、それを使いました! いつもとは違う感じでしたが、それはそれですぐに慣れるだろうといった感想です。 ストローは使い捨てですが、ピアノは長年使用する物... 続きを読む

    2019年8月6日

  • ピアノを移動したい

    アップライトピアノをお持ちの生徒さんから、設置場所を変更したいが、自分達で行っても大丈夫か?という質問がありました。 答えから言うと、それは不可です。リスクを覚悟した上で行うのであれば、それは自己責任でということになります。 まず、アップライトピアノを運んで良いとされる人数は2人です。(グランドピアノでは3人まで。) 重量物になりますから、持ち上げる部位に全重量の何分の一かがかかり続けることになります。ですから、鍵盤など繊細な部分にその負担がかかってしまうと、歪む、破損するといったことが... 続きを読む

    2019年8月5日

  • 重いっ・・・!

    昨日の続きになります。 今日は、実際の数値とは別問題として、「何故、グランドピアノの鍵盤は重いと感じるのか」ということについてお話ししたいと思います。 それは、指で押したときにキーが戻る抵抗の範囲がグランドピアノの方が狭いことや、アフタータッチ(グランドピアノ特有)にかかるポイントより下にキーを沈めるために必要とされる力、および、グランドピアノのアクションの回転に関する慣性力がアップライトピアノのそれより大きいこと等を理由として挙げることが出来ます。 ですから、極端にタッチが重いと感じ... 続きを読む

    2019年8月4日

  • インテリアピアノ

    昨日の続きです。 そのグランドの方は、ご実家にピアノを置いて、練習目的ではなくインテリアとして、年に一度のメンテナンスを継続されることになりました。 アップライトの方は、まだ見通しが立っていませんが、私の拙い経験から推測すると、中の部品が摩耗していたり、錆が発生していたりしてで正常な打鍵が出来ないか、スプリングが強く締まり過ぎている等が原因ではないかと思います。 また、製造時期によっては、実際にハンマーの重量が、理想値を上回っているピアノもあり、湿気で水分を含んで重量が増えているケース... 続きを読む

    2019年8月3日

  • 古い2台のピアノ

    古いアコースティックピアノをお持ちの生徒さんから、鍵盤が重いというお話を伺いました。 そのうちの一台が、製造から約40年少し経ったアップライトピアノで、もう一台は45年を経過しているグランドピアノです。 前者はお母様が子どもの頃お使いになっていたそうですが、長いこと調律をしないで放置されていた物で、後者は主な使用者がいなくなられた後でさえ、年一回のメンテナンスは怠ったことがないというピアノです。 結論から言うと、現状ではどちらも練習には使用できないコンディションです。 グランドに関しては... 続きを読む

    2019年8月2日

  • 太い弦のピアノ?!

    昨日は、とても小さいピアノの設計についてお話ししました。 今日は、それらのピアノの中に張ってある「弦の太さ」についてお話ししますね。 こう言うと「え?サイズによって弦の長さが違うことは知っている。弦が長い方が強弱がつけやすかったり、箱が大きいから音が大きいんでしょ?小さいピアノだと弦も細いんだ~。」といった反応が返ってくることがあります。 「逆ですっ!」と言うと、大抵の方はビックリされます。 同じ設計のピアノであれば、アップライトでいうところの背が低い、グランドだと奥行きが短かい、す... 続きを読む

    2019年7月31日

  • 水牛に載せられたピアノ

    昨日はピアニスト、ダン・タイ・ソンについて書きました。 今日は、彼の生い立ちと音楽環境について、もう少しお話ししたいと思います。 1958年生まれのダン・タイ・ソンのお母さんは、ハノイ音楽院ピアノ科の主任教授でした。 電気や水が確保されていたのは1965年頃迄ですが、戦闘機の音の中で彼は練習を続けました。 その後、戦争が激しくなり、彼はお母さんとそのピアノの生徒たちとともに、一つの村に全員で移り住みます。壁は土と竹の枠組み、屋根はヤシ葺き、天井と壁の隙間から空が見えるようだったそうです。 ... 続きを読む

    2019年7月29日

  • 紙鍵盤で練習?!

    コンクールの予選や地区本選が、盛んに行われている時期になりましたね。 「電子ピアノでの練習環境にある生徒さんを、コンクールに出すべきかどうか?」ということを巡って、ちょっとした議論がありました。 それについては、一概に言えない為ここで結論を出しませんが、ちょっと極端な意見があったので気になりました。 それは、「紙鍵盤でも練習出来る」というものです。その根拠として、1980年にワルシャワで催された「ショパン国際ピアノコンクール」で優勝したダン・タイ・ソンが紙鍵盤で練習していたということを挙げ... 続きを読む

    2019年7月28日

  • トロフィー

    今日は、コンクールの地区予選に臨んだK子ちゃんが、優秀な成績で本選進出を決めたという嬉しい知らせが入ってきました! K子ちゃんのおうちの事情で、お祖父母様のおうちに行かなければならないという事態になったので、急きょ主催者本部へ連絡して会場を移してもらいました。 飛行機で現地に着いて、体調を整える間もなく演奏という、過酷な参加条件にも拘わらず、見事にトロフィーを獲得しましたね! お祖母様のピアノで練習させて貰っているとのことで、良かったですね。お目出度うございました! 続きを読む

    2019年7月27日

  • 湿度管理

    昨日、今日とまるで梅雨明けを感じさせるような天気が続いていますね。しかし気象予報によると雨雲が発生しているとのことで、梅雨明けはもう少し先になりそうです。 ピアノを所有している方々にとって、天気はとても気になることですよね。私はヤマハのセミコンサートグランドピアノを防音レッスン室に置いていますので、一般のお宅に比べると、外気の変化の影響を受けにくい環境にあります。 これまでに一部の生徒さんから、外国製のピアノのご購入の相談を受けたことがあります。確かに、スタインウェイ、ベーゼンドルファー... 続きを読む

    2019年7月26日

  • オススメのメーカー

    ピアノを弾く人にとって、使用楽器は大きな問題ですね。 スタインウェイDでの本番を控えている方から、事前練習は「ヤマハ」「シゲルカワイ」「スタインウェイB」のどれが良いかという質問を受けました。 ダウンウェイト(鍵盤が沈み込むのに要する力)が、カワイは54g、ヤマハは50g前後という設計です。スタインウェイが47g、ベーゼンドルファーが52gですが、高音部と低音部では若干異なります。 スタインウェイを調律している方とお話しする事があるのですが、演奏会目的だと通常より鍵盤が早く戻るように調整するのだ... 続きを読む

    2019年7月18日

  • バスが苦手?!

    聴音で、上声部は聞き取れるのに、下声部はどうしても聞き取れないという生徒さんは、結構多いのではないでしょうか。 和声聴音は、4声体が基本ですよね。課題はまず、開離配分から始めましょう。 密集配分だと、音と音が重なって、聞き取りづらいです。その際まず、バスに注意を集中して、素早く書き取る、その際、出来るだけでいいので、同時にソプラノも暗記してメモ的に書き取ることを行って下さい。 次にアルトとテノールになりますが、これは、聞き取ることが完全でなくても、和声学の知識で埋めることが出来ます。 ... 続きを読む

    2019年7月17日

  • 夏の音楽!

    「夏には第九!」と言えば、違和感を覚えられる方もいらっしゃることでしょう。 「第九」といえば、日本では年末恒例として有名だからです。 海外では、この曲を夏に演奏することも多いため、「夏の音楽」と言った人さえいます。 もちろんそれ以外のシーズンにも上演されるので、本来、季節を問わない音楽と言えます。 年末の「第九」の習慣は、昭和18年、東京音楽学校(東京芸術大学音楽部)の奏楽堂で行われた「出陣学徒壮行の音楽会」に端を発します。 当時、太平洋戦争の状況が悪化する中、法文系に在学中で満2... 続きを読む

    2019年7月16日