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ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • 洗濯物が曲になるって?! Give me a laundry list!

    ロッシーニ(1792-1868) というロマン派の作曲家の名前は、皆さんご存知ですよね。彼は39もの歌劇を創作しましたが、ピアノ曲を全く書いていない(チェロとピアノのための作品を除く)ため、ピアノの生徒さんの間では話題に上ることが少ないかも知れません。 さて、彼はどこででも曲を創ることが出来たと言われています。パーティーの中にあっても、人々と話している最中でも、釣りをしながらでも作曲が出来たのだそうです。 彼は、次のように言ったということが伝えられています。 ”Give me a laudry list, and I will set it... 続きを読む

    2018年6月6日

  • ジャパニングと黒いピアノ

    中国の陶磁器を指す英語の名称が「China」であることはよく知られていますが、日本の漆器のことを英語で、「Japan」と言うことがあるとご存知でしたでしょうか? 日本が誇るべきこの伝統文化は、大航海時代の西洋人を魅了しました。日本から漆器が輸入されるだけに留まらず、本国で模造品の漆器を造ることさえも流行したのです。 西洋人が日本の漆器と初めて出会ったとされる16世紀以来、「漆黒の美しさ」に魅了された貴族たちはこぞって日本の漆器を買い求めました。 やがて鎖国によりその流通量が少なくなると、自分たちで... 続きを読む

    2018年6月5日

  • Keep it in the family! 家庭に音楽を!

    先月26日に開催した発表会の直後から、成人の方々よりレッスン受講のお問い合わせを頂いております。有難うございます。 そのうち過半数が「生徒(子供さん)のお母さま」からのもので、中には、「叔母さま」「お祖母さま」といった方からのお問い合わせもありました。 少し前までは、お父さまも教えていたのですが、お仕事が忙しいらしく、現在、定期的に通ってくるのが難しくなっています。でも、お仕事にゆとりが出来たときには、ぜひ再開なさって下さいね。 ご家族やご親戚の方々が揃って、楽しい音楽の時間を共有するこ... 続きを読む

    2018年6月4日

  • 名札を忘れないでね

    本日体験レッスンにいらした双子の姉妹さんに、その場で正式入会のご意思を頂きました。 お問い合わせの前日に催された発表会に、ご家族で聴きにいらして下さり、その夜のうちにご入会の意思をほぼ固められていたようです。 とても可愛らしいお嬢様方でしたが、ひとつ問題が・・・・! それは、「どうしても、私にはお二人の顔が同じに見えてしまう」ということです! それで、必ず名札を付けてきてもらうよう、お母様にお願いしました。 今週からの正式レッスンが楽しみですね! 続きを読む

    2018年6月3日

  • 消音付き中古グランドピアノ

    先日、サイレント装置の付いた中古グランドピアノ(一台のみ)を、都内、某楽器店の店頭で見かけました。 前の所有者が打楽器専攻の方だったためか、ほとんど消耗のない良い状態でした。しかも、店の社長さん直々のルートで入荷した物だったため、有り得ないほどの安い価格でのご案内でした。 私は自分の生徒さんには、基本的にサイレント装置を勧めておりませんが、それは言う間でもなく、異物を入れることによって避けられない影響 - 連打の入りにくさ、弱音に反応しない、コシのないフォルテ等、音とタッチに関することが理... 続きを読む

    2018年6月2日

  • 双子の生徒さん

    先日、東久留米市にて行われた「私の門下生によるピアノ発表会」を聴きに来て下さった方から、メールを頂きました。 双子のお子さんをお持ちのご両親さまで、今回は、ご家族全員でご来場下さったそうです。 お忙しい中、お時間を頂き有難うございました。 「ピアノ凄かったね・・・」と感動する子供さんと一緒に、コンサートホールを後にしたという内容を読んで、大変嬉しく思いました。 明日は、体験レッスンにいらっしゃるという事ですので、楽しみにしています。 同時に生れたお二人の鼓動が、興奮気味に一緒になっ... 続きを読む

    2018年6月1日

  • 二つの貸スタジオ

    ここのところ、時間制のレンタルスタジオのピアノを弾きに通っています。 実は、生徒さんの熱心さに触発されて、私自身も弾きたい曲の数々に迫られて、12:00(深夜)まで営業している貸スタジオを見つけて、生徒さんのレッスンが終わった後、練習に行くようになりました。 感動したことは、夜12:00までの予約が埋まっている日が多いということでした。 それは、社会人の方は特に、お仕事が終わった後、疲れていても、「ピアノを弾きたい!」と渇望されている方が多いということの証ですね。素晴らしいです! 当... 続きを読む

    2018年5月31日

  • どこが「ド」?!― 黒鍵のないピアノで ―

    数年前、都内で開催された楽器フェアの展示品の中に、「誰でも簡単に演奏できて、楽しめる」とのコンセプトのもとに出品されていたユニークなピアノがありました。 それは「黒鍵のないピアノ」でした! 「黒鍵」と聞くと難しいイメージを持つ生徒さんもいらっしゃるようですが、「黒鍵は記譜上、シャープやフラットを必要とするということ」、及び、『黒鍵のエチュード(ショパン)』の例で分かるように、ある程度の速度で弾く場合、「鍵盤の横幅が白鍵に比べて狭いという理由により、正確に演奏することが困難である」というこ... 続きを読む

    2018年5月30日

  • はしごを上るように

    ピアノのレッスンに通っていると、多くの外国語に遭遇しますよね。「スタッカート」「スケール」「アンダンテ」「アレグロ」などの音楽用語は、ラテン語に由来するイタリア語です。 ピアノを習っている生徒さんなら、「スケール」を、必ずと言って良いほど毎日、練習していることでしょう。さて、この「スケール」と言う言葉が、もともとラテン語の「スケーラ」scalaという言葉から来ていることはご存知でしたか? これは「梯子」という意味です。スケールを練習するときに、梯子を昇り降りしているイメージで、鍵盤をひとつずつ... 続きを読む

    2018年5月29日

  • 食事会で・・・。

    先月、転勤で、信州に行ってしまわれた私の成人の生徒さんから、連絡がありました。 急な転勤だったので、まる1か月間、ビジネスホテル住まいだったそうです。やっと住居が決まったとのことで、良かったですね。電化製品の購入などで、何かと物入りだそうです。 さて、新しい勤務先の支社が、親睦を目的とした食事会を催したそうでです。上記の生徒さんは、その会場にグランドピアノがあったのを見て、勇敢にも、「ピアノの演奏を披露したい。」と、社員皆さんの前で申し出られたそうです。 ちょっと失敗したのは、練習不足の... 続きを読む

    2018年5月28日

  • どのピアノにしようかな・・・

    私の生徒さんの中には、アトラスやゲルスカルマン、フリッツクルーラーなど個性的なピアノをご愛用になっている方がいらっしゃいます。 昔のピアノのほうが材質や音質が良かったということは、よく言われることですが、その理由についても良く質問を受けます。 これからピアノのご購入を考えていらっしゃる方から、「現行のピアノだけでなく、中古で手に入れられそうな昔の各メーカーのモデル(型)も含めて、具体的なアドヴァイスが欲しい」という質問を受けました。 私の教室では、昨年末から今年にかけて、5人の生徒さん... 続きを読む

    2018年5月27日

  • スチューデントリサイタル

    昨日は、生徒さんを交えての演奏会を催しました。 年齢や国籍、経験の長さに拘わらず、多くの方々が参加して下さったことに、大変感謝しております。 皆さん、このステージのためによく練習して下さり、多くの方のご協力あって、どの生徒さんにとっても実りがあったことを嬉しく思います。 関係者の皆さま、及びご来場くださいました方々に深くお礼を申し上げます。                ♪ Recital ♪ The students put in a lot of work preparing today's recital. So, well done to all of the performers! ... 続きを読む

    2018年5月26日

  • 明日から開始!

    ☆彡 お知らせ 製作者の都合により、一時期ご提供を停止していたマグノーティックスですが、今月より製造を再開しております。 つきましては、お待ち頂いていた方に心ばかりの感謝として、この度、期間限定割引価格でのご提供させて頂くこととなりました。 ◇キャンペーン期間:2018年5月27日~6月30日 ◇特典内容:「基本セット10%OFF」「オプション付きセット20%OFF」 ◇キャンペーンコード:「201856」とお書き添えの上、下記アドレスにご連絡下さい。 ◇添付ファイルを受信できるパソコンアド... 続きを読む

    2018年5月26日

  • 無音の音?!

    ミクロコスモス第4巻102番では倍音を扱います。この曲においては、指で鍵盤を無音のまま静かに押さえることで弦を解放し、この解放された弦が、打鍵された他の弦の振動と共振することにより,無音のはずの弦の音に対応する倍音が生まれることになっています。 さて、この曲を電子ピアノで演奏・練習出来るか否かということについて考えてみたいと思います。某メーカーの電子ピアノには、ストリング・レゾナンスという「既に押し下げられているキーに対応する弦が共鳴しているかのような音が出る」という機能があります。それは... 続きを読む

    2018年5月24日

  • スズメバチの巣と現代の楽譜

    「和紙が如何に優れたものであって、日本音楽を記した希少な楽譜は、驚異的に良い状態で保存されている」という話題から、「紙」についてお話ししてきました。 現在、主流となっている洋紙の原料は、木材と古紙が殆どです。木材が紙の原料となったのは19世紀後半になってからのことで、それ以前は、非木材の植物系の物が使われていました。 木材を使うようになったことで、供給率が大幅にアップしたことは言う間でもありません。 さて、木材を使うようになった切欠は、「ハチの巣」だったことをご存知でしたか? 1719... 続きを読む

    2018年5月23日

  • クッキングペーパーは紙じゃない?!

    皆さん、こんにちは!「紙」のトピック4日目です。 「パピルス」や「羊皮紙」といった言葉を使ってきましたが、これらは実は「紙でない」ということをご存知でしたか? 「紙」とは「植物などの繊維を絡ませながら薄く平(たいら)に成形したもの(ウィキペディアの定義による)」ですので、上記はいずれも「紙」ではないのです。 余談ですが、 クッキングペーパーは、接着剤で繊維を繋いで、シート状にしている不織布なので、これも又、紙ではありません。 紙は2世紀ごろの中国で発明されましたが、まだ物を包むために用... 続きを読む

    2018年5月22日

  • ピアノと同じ値段の楽譜!!

    「紙」についてのトピックは、今日で3日目になります!お読み頂き有難うございます。 石板に彫られた古代ギリシャの音楽については、既にお話ししたとおりですが、実はそれから更に歴史を遡って、BC2000年以上も前に、メソポタミア地方において、文字を粘土板に楔で刻みつけ、それを天日で乾燥させるという記録が行われていました。 エジプトでは更に昔々の紀元前3000年から、カヤツリ草という水草の茎を裂いて、縦横に隙間なく貼り合わせ、板状に薄く伸ばしてつくった書写材が使用されていました。皆さんもよくご存知の「パピ... 続きを読む

    2018年5月21日

  • 楽譜に適した白色度は?

    発表会の日が、来週に迫ってきましたね。先月からホールを借りて、何度かリハーサルを行っています。 今年は、ソロとデュエットが半々くらいになります。ソロの生徒さんはほとんど暗譜で演奏しますが、デュエットは譜面を立てて弾くことが多いですね。 リハーサルのときに、ひとつ問題が起きました。それは、ステージライトが楽譜のページに反射して、演奏者が譜面を読むことが出来ないということでした。 ステージの設定を変更するなど色々やってみたのですが、どれもうまく行きませんでした。それで、楽譜のレイアウトを変... 続きを読む

    2018年5月19日

  • 第4のペダル

    「ファツィオリ」というピアノメーカーを、皆さんご存知ですか?1978年に創業された若いイタリアの会社ですが、150年以上の歴史を持つトップメーカーに占められているピアノ製造業界の中にあって、驚異的なスピードで、世界的レベルのブランドとしての地位を築いたことで注目されています。 ところで、Fー308というコンサートグランドピアノには、「第4のペダル」が標準的に装備されています。これはファツィオリ社の特許であり、このペダルを踏むと、鍵盤がシーソーのように下がることによって、ハンマーの打弦位置を... 続きを読む

    2018年5月18日

  • 国境を超えて・・・

    この度は、お問い合わせを頂き有難うございました。 アフリカからの生徒さんは、今回で4人目です。ナイジェリア、ケニアといった国の方々から、ピアノ指導のご依頼を頂いております。 レッスンで使用する言語は、英語または日本語になります。 生徒さん達は、喋ることよりも、ピアノを弾くことに夢中になりますから、言語の壁はありません。 音楽語は世界共通ですね! 国境を超えて、人々と心を通わせることが出来ることに、日々感謝しています。 続きを読む

    2018年5月16日