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ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • ジュードー?!

    印象派のピアノ曲には、根強い愛好家がいらっしゃいます。 ラヴェルの「マ・メール・ロワ」のように、マザー・グースをもとにした子どもから大人まで楽しめる平易な作品もありますし、「夜のガスパール」のように、プロの演奏家をも悩ませるような曲もありますね。 「水の戯れ」を練習している生徒さんの感化を受けて、私も暇暇に弾くようになりました。「水にくすぐられて笑う河神」をイメージした曲なんて、とても面白くて素敵ですね。 「じゅうどう」と言うと、「え?柔道?」と問い返されましたが、Jeux d' eau です。フ... 続きを読む

    2019年1月16日

  • 発掘した物は・・・。

    私は中学生時代には、「地学部」に所属していました。平たく言うと、それは「社会科の先生や物好きの生徒たちと一緒に、地面を掘り起こして、昔の物を発掘する集団」です!(汗) 放課後、一生懸命に土を掘り起こして見つけた破片が、単なる陶器の一部と分かったときの愕然とした気持ちなど、今思い起こせば、全てが懐かしい限りです。 そういったことを継続して、実は、日本史学で「博士号」まで取得された方がいらっしゃいます。「継続とは力なり!」とは、まさにこのことで、感服いたします。素晴らしいですね! 古代史に... 続きを読む

    2019年1月15日

  • 振袖に込められた思い・・・

    今日は、成人の日のお祝いですね。振袖を着た女性の姿が、街を賑わせています!20歳を迎えられた方におかれましては、誠にお目出とうございます。 日本の学校は、今日お休みなのですが、私が勤務するインターナショナルスクールは、今日も通常授業を行っています。 ところで、成人式で振袖を着る理由 について、皆さんは、考えてみたことがありますか? 江戸時代には、18歳になると大人になった証として、袖の袂を切って振りを縫い、そこから袖丈一杯の留袖にするという風習がありました。昔は長い袖を振ることで、神を呼び寄... 続きを読む

    2019年1月14日

  • 21番めのバッハ氏

    バッハ(Bach)と聞くと、多くの方は、J. S. Bach(ヨハン・セバスティアン・バッハ)を真っ先に思い浮かべられることでしょう。 次に、長男のW.F.Bach(ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ)や、次男のC.P.E.Bach(カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ)、七男のJ. C.F.Bach(ヨハン・クリストフ・フリードリッヒ・バッハ)と九男のJ. C. Bach(ヨハン・クリスチャン・バッハ)も有名ですね! 私は、P.D.Q Bachという名前を初めて見たときに、彼が誰であるのか、また、P,D,Qが何という名前の略なのか分かりませんでした... 続きを読む

    2019年1月13日

  • 樹木に宿る心

    先日、島根県にある隠岐島後隠岐の島町の「玉若酢命神社」を訪ねられた方から、お便りを頂きました。 国内外の観光客の方々を対象とするガイドブック「小泉八雲の足跡探訪―松江・出雲・隠岐諸島ー」というものを製作中なのだそうです。今回はその調査の一環で、隠岐を訪ねられたとのことでした。 島前海士町には、八雲が聞いた「兎の耳は何故長い」という子守歌を保存継承されているのだそうです。また、「玉若酢命神社」には、樹齢1000年にもなる木があることが広く知られていますね。参拝されたことがある方、も多くいらっ... 続きを読む

    2019年1月12日

  • ピアノは易しい?難しい?

    今日は、「難しい曲を背伸びさせるのと、やさしい曲を余裕をもって弾かせることのどちらが良いか」ということについて、生徒のお母さまとお話しする機会を得ました。 「素敵なコメントを有難うございます。子どもに寄り添ったご意見に感謝します。」というメールをさきほど頂き、大変嬉しく思っております。 この生徒さんは、もともと初見の能力に優れ、与えられた課題をすんなりこなしてしまうので、レッスンでは特に問題ないように見えていたのですが、お母さまが仰るには、「うちの子は自惚れている。ピアノは簡単だと思いこ... 続きを読む

    2019年1月11日

  • 寒い夜の友!

    寒い冬の夜に、布団の中で重宝するのが湯たんぽですね。実は5年くらい前から、私はすっかり湯たんぽを手放せなくなっています! 電気毛布使用による翌朝の体調不良を起こしたときに、友人の勧めで使い始めたのですが、最初、ゴム製の湯たんぽを使ったときから、心地良い暖かさに感動し、思わず抱きしめてしまいました。柔らかく、触り心地が最高でした! ところが、ある朝、布団が濡れて冷たくなっていたので、見るとお湯の注ぎ口から水漏れしていました。ぬるめのお湯を使用していれば良かったらしいのですが、90℃以上のお湯を... 続きを読む

    2019年1月10日

  • ブルグミュラー氏

    「ブルグミュラー25の練習曲」を中途まで学習されているという成人の方より、一昨日、レッスンのお問い合わせを頂きました。 ブルグミュラー兄弟のうち、天才と称賛されていたお兄さんのノルベルトが若くして亡くなった後、弟のフリードリヒ・ブルグミュラーが音楽界に、大きく貢献することになりました。 実は、フリードリヒとノルベルトの草稿を探し求めて、欧州まで行かれた方がいらっしゃいます。 結果は、才能があると言われていた弟のノルベルトからは、夭折したためか、得るものがほとんどなく、兄であるフリードリヒ... 続きを読む

    2019年1月9日

  • 西洋と東洋の両方に生きた人

    昨年、隠岐島後隠岐の島町の玉若酢命神社を訪ねられた方が、そこで、小泉八雲の直筆の「Moon」という詩を発見なさったそうです。 「隠岐は、知られざる日本の面影の現場であり続けます。」というメッセージと一緒に、先日、その詩の写真をお送りくださいました。(下記画像参照) 現在、「小泉八雲の足跡探訪―松江・出雲・隠岐諸島ー」という一般人や観光客向けの小冊子を製作中の方で、今回はその調査の一環として、隠岐を訪ねられたのだそうです。 島前海士町では、八雲が聞いた「兎の耳は何故長い」という子守歌が保存、継... 続きを読む

    2019年1月8日

  • 蕾たちの誕生

    今日はインターナショナルスクールでの今年初のレッスンでした。道路の混雑を心配していたのですが、さほどでもなく無事にレッスンを行うことが出来ました。 ところで、少し前からレッスンをお休みなさっていた成人の生徒さんから、今日お年賀状が届きました。「男の赤ちゃんが誕生しました」とのことで、お目出とうございます! 旧年中に新しいご家族として誕生された子供さんが、当教室では6人もいらっしゃいます!弟さんや妹さんの誕生を嬉々として語ってくれる子供さんもいれば、「ばぁばを楽しみます。」といった年配の生... 続きを読む

    2019年1月7日

  • 胡弓の調べ

    胡弓の演奏を聞いて来ました。 胡弓とは、日本独自の弓奏楽器で、形は三味線のようで、棹を回して弦を弾き分ける方法により演奏されます。 ちなみに、二胡も胡弓と呼ばれることもありますが、 胡弓は広義で、弓を使う擦弦楽器のことを表すものですので、中国の胡弓は二胡、日本の胡弓は胡弓と分けて考えた方が分かりやすいと思います。 中国からいらした方で二胡を演奏される方と交流がありましたが、胡弓の演奏を聞く機会は多くありませんでした。 何とも言えない切ない音色に魅了されました。新しい曲も創作されつつあ... 続きを読む

    2019年1月7日

  • 正月七日

    元日から続いた正月行事は、一月六日を過ぎると一段落となり、七日をもって各家はその正月行事を終え、この頃から再び日常の生活へと戻ります。   新年会も真っ盛りで、正月の賑わいが続く方も、多くいらっしゃるようです。また、十四節季「小寒」から立春に向かっての寒さの中にも、春の気配が感じられる時節と言われていますが、まだまだ寒さは続きそうです。 皆さまにおかれましては、体調を崩されないようご自愛下さいね。 続きを読む

    2019年1月7日

  • 菊と桐

    明治神宮の参拝客は、三が日を過ぎても尚、かなりの数で賑わっているのだそうです。 ほとんどの神社では、この時期になると出店がなくなるのですが、明治神宮では成人式まで、「屋台」をやっているのだそうですよ! 混雑を避けるという意味でも、今の時期に行ってみるのも一興ですね! 明治神宮には、「菊」と「桐」という二つの御紋がありますね。神社に詳しい方ならご存知でしょうが、十六弁の菊花紋は鳥居などに使われており、神宮の門にある透かし彫りの大菊花紋は、十二弁となっています。また、社殿の奥には、十二弁の... 続きを読む

    2019年1月6日

  • 過去と未来を見る月?!

    年の初めがどうして一月なのか、お考えになったことがある方は多いことでしょう。 それが「ローマの暦に由来する」という事は、既に皆さまがご存知と思いますが、それ以前においても「暦」という概念が存在しました。 古代オリエントにおいては、エジプト王朝の神秘学派、パレスチナのエッセネ派、ギリシャのオルペウス派やデルポイ神殿の学派などが存在し、これらの学派の間では、「春分の日が一年の初め」と定められていました。つまり、新年の始まりは、「極寒の時期が終わって訪れる時期」「昼と夜の長さが等しい日」「太陽... 続きを読む

    2019年1月6日

  • 顔から角が生えた人物?!

    昨日のブログで、モーセと角の関連性について書きましたが、それについて疑問を持たれた方もいらっしゃるようですので、それについて少しご説明を加えさせて頂きますね。 モーセという人物は、紀元前13 世紀ころのイスラエルの指導者です。 ミケランジェロ作のモーセ像には、このように角があります。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BB この他にも、レンブラントの絵画に見られるように、モーセはしばしば角のある姿で描かれています。 これについては、二つの説があります。 一つは、ヴルガ... 続きを読む

    2019年1月5日

  • 門松と角松

    三が日も過ぎましたね。年末を故郷で過ごした人たちのUターンラッシュは今、ピークだそうです。皆さまにおかれましては、お疲れが出ませんことをお祈りしています。 年末からご近所の玄関に飾られていた正月飾りが、少しずつ姿を消し始めたので、門松はいつからいつまで飾るものなのか少し調べてみました。 門松をお飾りするのは、いわゆる正月「松の内」の間です。この「松の内」が地方によって異なるのは、大変興味深いことだと思います。 本来の「松の内」は1月15日の小正月までで、関西地方では現在に至って尚、15日まで... 続きを読む

    2019年1月4日

  • 種のないパン

    先日、某キリスト教会の新年会に参加したときのことです。 新年恒例の「餅つき大会」が行われており、出来立ての美味しい「お餅」を頂くことが出来ました! 「餅」は神道の習慣だと思っていたので、内心、違和感を覚えたのですが、後になって、「餅と聖書との繋がり」について知るに至りました。 旧約聖書の「出エジプト記 」には次のように書かれています。( 聖書新共同訳より引用) エジプトの国で、主はモーセとアロンに言われた。「この月をあなたたちの正月とし、年の初めの月としなさい。(12章1-2節) あなたた... 続きを読む

    2019年1月4日

  • 冬のコンサート

    三が日もあっと言う間に過ぎようとしていますね。 今日から通常通りのお仕事という方も、沢山いらっしゃるようです。 さて早速、生徒さんより、冬の演奏会について早速問い合わせが入りました。 まだ2か月あるので、これから準備していけば大丈夫です。 演奏だけに集中しないで、当日のスケジュールや衣装などに、日頃より気を配っておくことをお勧めします。 実は、数年前、リハーサルのときうまくペダルが踏めないので、何かおかしいと思い、靴を調べたところ、ヒールの部分が壊れていたという事件(?)がありました。... 続きを読む

    2019年1月3日

  • 西洋から東洋へと・・・

    http://42ura.jp/ 新年お目出とうございます。 上記の研究会が2019年のカレンダーを作成したという知らせを受けました。 これは日本の伝統芸能や文化に関する研究なので、意外に思われる方もいらっしゃったようなのですが、西洋音楽を偏りなく理解するという見地におきまして、これらの研究者の方々は、私の音楽理解に大きな影響を与えました。 このたび発行されたパンフレットやガイドブックの英訳にあたっては、古い詠歌など、難解な文脈の解釈などを経て、知られざる時代への私の好奇心を増幅することになりました。 ... 続きを読む

    2019年1月2日

  • 新年おめでとうございます。

    新しい年がスタートを切りましたね。 生徒の皆さまからは、お年賀状を頂き有難うございました。 幼い子供さんからの「ピアノが大好きです」といった手書きのメッセージなど、大変心温まる思いがしました。 今年も様々な音楽イベントを企画しております。皆さまとご一緒に、新年を有意義なものにしてゆきたいと思っています。 本年も宜しくお願い致します。 続きを読む

    2019年1月1日