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ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • ひまわり1

    皆さん、こんばんは! 今日は、友人と「ひらそる」というスペイン料理店でディナーしました。 入口にスペイン語でgirasolと書いてあったのを見て、私は何年も前に見た映画を思い出しました。 それは、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン主演の『ひまわり』(原題(イタリア語): I Girasoli )というタイトルの映画です。 冷戦期にソビエト連邦で初めて撮影されたこの西側諸国による映画の音楽を担当したのは、数多くの映画音楽を手がけたヘンリー・マンシーニ氏です。 「ひまわり」は同氏の作品中とりわけ... 続きを読む

    2021年11月19日

  • 天体ショー

    皆さん、こんにちは! 明日19日(金)夕方から夜の初め頃、部分日食が怒ります。 あす19日(金)夕方から夜のはじめごろに部分月食が起こります。 空模様が気になるところですが、予想の天気分布によると、九州から関東、東北南部の太平洋側は晴れエリアに入ってます。 ですから私の居住地域では、かなり期待出来そうです。 月の出時刻をチェックしたところ、東京都心の「月の出」は午後4時29分となっています。 月が少し欠けながら、東の空に昇っていくわけですが、部分食の最大は午後6時2分だそうです。 実は私はその... 続きを読む

    2021年11月18日

  • A Streetcar Named Nostalgia ノスタルジックな街並み2

    先日アップしたブログを英語で紹介して欲しいという要望がありました。 平易な英語で書きましたので、英語圏以外の方にもお読み頂けると思います。 当教室のレッスンは、英語と日本語に対応しています。 英検や海外の音大合格実績も多数あります。 Title: A Streetcar Named Nostalgia  I went to the Tokyo metropolitan area last week. I enjoyed the streetcar knowing that the subway has been the main mode of transportation in Tokyo for some time now. The streetcar named Tokyu-Setagaya-line gave me a com... 続きを読む

    2021年11月16日

  • お蕎麦屋さん2

    皆さん、こんばんは! オンライン発表会にご協力下さる方が注文したお蕎麦はコレです。 イベントは本番が山頂であることは言うまでもありませんが、企画したときから終了後の余韻まで全てに緊張感と喜びがあります、  続きを読む

    2021年11月15日

  • お蕎麦屋さん1

    今日はオンライン発表会の撮影で協力して下さる業者さんと、お蕎麦屋さんに行きました。 オンライン発表会の撮影は、2台のカメラで2つのアングルから撮影することになりました。 参加される生徒さんは楽しみにしていて下さいね。  続きを読む

    2021年11月14日

  • Beethoven’s 10th symphony

    皆さん、こんにちは! ベートーヴェンの第10交響曲についてのブログを英語でも書いて欲しいという要望が来ました。多くの方から励ましのコメントを頂き、誠に有難うございます。 下記URLからもお読みになれます。 https://wisteria-piano.com/index_e.html (English) https://wisteria-piano.com/index.html (日本語) Hello everyone! To start with, I’d like to ask you all whether or not you are aware that Beethoven’s 10th symphony performed on the 9th of this month. I expect a mix of reactions.... 続きを読む

    2021年11月13日

  • 久々の対面

    今日は、遠方に転勤されていた生徒さんから、「戻って来た!」とのご連絡がありました。 なかなかオンラインの条件が整わなかったのですが、今後は又、対面でレッスン出来ますね! 当教室のオンラインレッスン環境につきましては、下記URLからご覧ください。 英語によるレッスンも受け付けています。 https://wisteria-piano.com/index.html  続きを読む

    2021年11月12日

  • ベートーヴェンの第10交響曲

    皆さん、こんにちは! 早速ですが、今月9日にベートーヴェンの第10交響曲が公演されたことはご存知ですか? こう言うと、「えっ?ベートーヴェンの交響曲は第9までじゃなかった?」と戸惑う方もいらっしゃることと思います。 ベートーヴェンは第10交響曲創作の準備過程として、断片的な楽想を作成した段階で亡くなったため、完成を見なかったのです。 これまでにベートーヴェンの技法を模倣して、この作品に補筆を加えることによって完成させようという試みがなされてきました。 まず、1988年にベートーヴェン研究者の... 続きを読む

    2021年11月12日

  • ウナギと音楽 その3(完結編)

    皆さん、こんにちは! 今日は、クープラン氏が題材として取り上げたヨーロッパウナギを中心に、「ウナギ料理」のお話をしたいと思います。 フランスで主流とされている食用ウナギには二種類あります。 一つは「アンギーユ」と呼ばれるもので、「ウナギ目」に属するものです。 もう一つは「ランプロワ」という名で呼ばれているもので、所謂「ヤツメウナギ」になります。 後者は、「円口綱ヤツメウナギ目」に属するものですから、正しくはウナギではありません。これはボルドー地方の名産です。前回のブログに書いたとおり、クープ... 続きを読む

    2021年11月11日

  • ウナギと音楽 その2(続編)

    皆さん、こんにちは! 前回お話しした「うなぎ」を題材にした曲というのは、下記の作品です。 フランソワ・クープラン作 クラヴサン曲集 第4巻 第22組曲 4.うなぎ No.22-4 Couperin, François:Pieces de clavecin quatrieme livre Ordre "L'anguille" No.22-4 「かっこう」「蝶々」「ます」「つばめ」「白鳥」といったタイトルの作品については、多くの方々に馴染みがあることでしょう。しかし、「ウナギ」となるとご存知ない方も少なくありません。 この曲は「ピアノ独奏曲」としての楽譜にも収録されていますが、クープラン... 続きを読む

    2021年11月10日

  • ウナギと音楽 その1

    皆さん、こんにちは! 緊急事態宣言が解除されたこともあって、飲食産業は少しずつではありますが活気を取り戻しつつありますね。 昨日はちょっと贅沢してウナギを食べてきました。 動物や植物を題材にした曲は多く存在しますが、ウナギをテーマにした作品があることを皆さんご存知ですか? それについて後日のブログにご紹介したいと思います。 良い一日をお過ごし下さいね! (友人が注文した料理) (私が注文した料理) 続きを読む

    2021年11月9日

  • 蕎麦をすするときの音 3 (完結編)

    皆さん、こんにちは! さて、前回は「何故、日本人は蕎麦をすするようになったのか。」についてお話しました。 今日は、「いつ頃からどのように蕎麦をすするようになったのか。」ということを、その文化的背景に焦点を当てながら、音楽との関連ということも含めてご一緒に考えてみたいと思います。 蕎麦をすする行為の発祥起源は、江戸時代の江戸(現在の東京)にあると広く信じられています。江戸には商売をするために多くの人々が地方から流入しており、彼らは凌ぎを削り合う激しい競争社会で生き抜くことを余儀なくされておりま... 続きを読む

    2021年11月9日

  • 蕎麦をすするときの音 2 (続編)

    外国人の方より、「日本人はどうして蕎麦をすするのか?」と質問されたことがあります。そのときの私は、「自分はすすらないので分かりません。」という無粋な答しか思いつきませんでした。 それを機に、私はこの素朴な疑問を解明すべく追求に乗り出すことにしました。 まず、私の頭に思い浮かんだのは、「この行為は蕎麦に限ったことではなく、他の麺類にも共通しているということ」及び、「ワインやコーヒーのソムリエなども味の一部として香りを分析するためにこの行為を行っているということ」です。 ソムリエは液体の香りを嗅... 続きを読む

    2021年11月8日

  • 蕎麦をすするときの音 1

    昨日は、緊急事態宣言が解除されてから初めての会食をしてきました。 会食と言っても取引先の代表者と二人だけで、短時間の昼食をご一緒したに過ぎません。 アルコールやアクリル板の設置はありましたが、店内は閑散としていました。 蕎麦専門の小さい飲食店で、私はそこに初めて行きましたので、壁やテーブルに置かれてあった民芸品や手作りの小物が私の目を引きました。 蕎麦屋さんは、仕事上での会食をするには向かないとされています。 それは、麺をすする時の「音」がマナーに反すると考えられているからです。 それで私は... 続きを読む

    2021年11月7日

  • 音の色彩⑤ 黄色い声 (最終回)

    先日、友人との会話の中で、「黄色い声」という言葉を耳にしました。 甲高い声のことをそのように表現しますので、一般的には女性または子どもが興奮したときに発する音声を指す言葉です。 「でも、どうして黄色じゃないとならないの?」という疑問が湧きました。 そこで、語源と由来について調べてみたところ、次のことが分かりました。 まず、平安時代以前にあってはお経には声の高低が伴っており、それを音譜の代わりに墨で文字の横に書き込むといった手法が採られていたこと、及びその墨の色は様々であり、最も高い音は黄色で... 続きを読む

    2021年11月6日

  • 音の色彩④ スクリャービン

    皆さん、こんにちは! 先日より、音楽の中にある色彩感覚についてお話ししています。 今日は、「色聴があったかどうか不明な色彩的作曲家」をご紹介したいと思います。 こう書くと、「何のことか分からない」と言われてしまいそうですが、つまり「音楽そのものの中に色彩を見出すことは困難であるが、言動や記述の中にそれを見ることが出来る」というものです。 例えば、スクリャービンは交響曲第5番〈プロメテウス〉のために「色光ピアノ」というものを開発しました。 色光ピアノのパートは、スコア最上段に五線譜によって記載さ... 続きを読む

    2021年11月5日

  • 音の色彩③ ドビュッシー

    皆さん、こんにちは! 前回は「音聴の鋭い作曲家」としてメシアンを取り上げましたが、同氏は自分の他にも極めて色彩的な音楽を創作した人々の例をいくつか挙げています。 筆頭に上がるのがドビュッシーで、彼は好きな色について聞かれたときに「violet すみれ色」と答えたと言われています メシアンはドビュッシーの作品について、「何千もの色彩があり、和音の色彩に対する比類なき愛情が溢れている。」と語っています。 ちょっと意外だったのは、メシアンが色彩的と評している作曲家の中に、ワーグナー、ムソルグスキー、ストラ... 続きを読む

    2021年10月5日

  • 音の色彩② メシアン

    皆さん、こんにちは! 今日も前回に続いて「音の色彩」についてお話ししたいと思います。 「色聴」と言うと、多くの方々の頭に浮かぶのは、ラフマニノフの「音の絵」とかムソルグスキーの「展覧会の絵」など、タイトルからして明らかなる視覚的な意図をもって創作された作品群だと思います。 私はまず第一に、オリヴィエ・メシアンを思い浮かべました。 それは私が学生時代から同作曲家による作品を好んでいたことや、2008年の同氏生誕100周年記念に因んで幾つかのピアノ曲を公開演奏したことなどに拠るものです。 さて、同作曲家... 続きを読む

    2021年10月4日

  • 音の色彩① 色聴という共感覚

    皆さん、こんにちは! ピアノを習っていらっしゃる方は、先生から「もっと温かい音色で」とか「柔らかい音色で」などと言われたことがあるのではないでしょうか。 このように、音に色があるということは、ピアノの世界では当たり前のこととして認識されています。 しかしこうした一般的な能力とはまた別に、音楽を聴く時や音を頭に思いう浮かべながら楽譜を読む時、それに対応する具体的な色彩が見えるといった特殊な能力を持っている人々がいます。 それは複数の知覚が同時に影響し合うことによってもたらされる現象であ... 続きを読む

    2021年10月4日

  • ペットのためのピアノ その2(続編) Pets’ Piano part 2

    皆さん、こんにちは! 今日は、先日お話した「ペットのためにあるピアノ」という意味の解き明かしをしたいと思います。 人間の可聴範囲を超える低い音として標準外のピアノに付加されている鍵盤について、私の生徒が「それらのピアノはペットに音楽を聴かせるためにあるんだよね?」と聞いた記事の続編です。 その生徒は、人間の可聴領域が他の多くの生物のそれより狭いことを指したのです。 しかし、こういったピアノの音を聴かせるために飼えるペットはかなり限られています。 それは、多くの生物が高周波音に対する鋭敏な聴覚... 続きを読む

    2021年10月4日