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重いっ・・・!

昨日の続きになります。

今日は、実際の数値とは別問題として、「何故、グランドピアノの鍵盤は重いと感じるのか」ということについてお話ししたいと思います。

それは、指で押したときにキーが戻る抵抗の範囲がグランドピアノの方が狭いことや、アフタータッチ(グランドピアノ特有)にかかるポイントより下にキーを沈めるために必要とされる力、および、グランドピアノのアクションの回転に関する慣性力がアップライトピアノのそれより大きいこと等を理由として挙げることが出来ます。

ですから、極端にタッチが重いと感じられるアップライトピアノであれば、調整が正常でない可能性が高いです。(グランドピアノでもその可能性はあります。)

タッチに変な弾き癖がつくだけで済めばまだ良いほうで、子どもさんの手を傷めてしまうこともありますから、鍵盤が重いピアノをお持ちの方は、そのことを軽く見過ごさないで頂きたいと思います。

長いこと調律しないで放置されていたピアノは、再調律した後なかなか安定しないため、年10回以上調律師を呼んでいる人もいます。愛着のあるピアノであれば、そうしてでも大事にして持っておきたいですよね。

しかし、練習に耐えるレベルにまで状態を良くすることが可能か否かについては、専門家に実際にそれを見て頂いた上で診断して貰わなければ分かりません。

良い状態を長く保つためにも、ピアノは使用頻度に拘わらず、定期的にメンテナンスを行うことをお勧めいたします。

wisteriarco31396@khh.biglobe.ne.jp
090-9326-9217

(レッスン中につき電話に出られないことが多いですが、その際はご容赦下さい。)

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