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インテリアピアノ

昨日の続きです。

そのグランドの方は、ご実家にピアノを置いて、練習目的ではなくインテリアとして、年に一度のメンテナンスを継続されることになりました。

アップライトの方は、まだ見通しが立っていませんが、私の拙い経験から推測すると、中の部品が摩耗していたり、錆が発生していたりしてで正常な打鍵が出来ないか、スプリングが強く締まり過ぎている等が原因ではないかと思います。

また、製造時期によっては、実際にハンマーの重量が、理想値を上回っているピアノもあり、湿気で水分を含んで重量が増えているケースもあるようです。

実際の鍵盤の実際の重さは、グラムウェイト(10円硬貨でも代用可)で量ることによって、鍵盤の重さを88全て個別に知ることが出来ます。

ハンマーを軽量化したり、鍵盤の錘を調整し直すことは可能ですが、演奏する側にとっての問題は数値ではなく、弾きづらいという感覚です。

「正常なアップライトピアノはグランドピアノより重い」と仰った方は、「奥行き」と関連するテコ比を根拠にしていましたが、奥行きという言葉は本来、平形のピアノにのみ用いられるものです。

普通は、「グランドピアノはアップライトピアノよりタッチが重い」と感じられます。これは、グラムウェイトで量ったときの数値のことではなく、指に感じられる抵抗に関するものです。
(続)

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(レッスン中につき電話に出られないことが多いですが、その際はご容赦下さい。)

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