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ウナギと音楽 その3(完結編)

皆さん、こんにちは!
今日は、クープラン氏が題材として取り上げたヨーロッパウナギを中心に、「ウナギ料理」のお話をしたいと思います。
フランスで主流とされている食用ウナギには二種類あります。
一つは「アンギーユ」と呼ばれるもので、「ウナギ目」に属するものです。
もう一つは「ランプロワ」という名で呼ばれているもので、所謂「ヤツメウナギ」になります。
後者は、「円口綱ヤツメウナギ目」に属するものですから、正しくはウナギではありません。これはボルドー地方の名産です。前回のブログに書いたとおり、クープランはフランスでももっと北の方に住んでいたこと及び、曲のタイトルがL’anguilleとなっていることから、「同作曲家の作品のモデルとなった魚は、ヨーロッパウナギであった」と結論付けられます。これは「食用」とされている種類のウナギであり、日本においては中国で加工されたものが「中国産」として市場に出回っています。
さて、日本では「ウナギ」と言えば、「蒲焼」「ひつまぶし」「白焼き」が主流となっている料理ですね。そこで、外国にはどういう調理法があるのか調べてみたところ、次のことが分かりました。
  ・フランス・・・・マトロット(ワインを使った煮込み料理)・ムニエル・網焼き・揚げ物
  ・スペイン・・・・稚魚をガーリックとオリーブオイルで軽くソテーする料理
  ・ベルギー・・・・グリーンソース煮(バジル等のソースで煮込む料理)・クリーム煮
  ・デンマーク・・・燻製にしたものを黒パンに乗せて食べる料理
  ・ドイツ・・・・・燻製(サンドイッチ等に使用)
  ・中国・台湾・・・薬味と一緒に蒸す又は煮込む料理
どれも美味しそうなので、是非いつか喫してみたいです。音楽には食事を美味しくする力がありますので、BGMにこだわりのある店を選びたいと思っています。
最後までお読み下さり有難うございました。


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