日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • 幼児からシニアまで

    成人初心者の方より、多くのお問い合わせを頂き、有難うございます。 皆さんが揃って口にされることは、「大人になってから始めても、ピアノは弾けるようになりますか?」です。 答は、イエスでもあり、ノーでもあります。 幼少の子どもさんに対して、いきなり難曲を弾けるようになることを望む親御さんはいませんが、大人の方は、短期間のうちに弾けることを期待される傾向にあります。 中には、何回かレッスンを受けただけで、マスター出来ると思い込んでらっしゃる方もいます。 そうお考えの方にとって、上記の質問... 続きを読む

    2020年10月2日

  • 88人で一台のピアノを演奏する?! A single piano for 88 people

    何人が同時に一台のピアノを演奏することが出来るか、想像できますか? 二人というのは、連弾としてよく見かけますね。 三人というのも今では珍しくありません。 時々、四人または五人のために書かれた作品を見ることがあります。 今日わたしは、八十八人が同時に一台のピアノを演奏することについて書かれた記事を読みました。 八十八人が、鍵盤の周りに座るまたは立つことは出来ません。 驚いたことには、そのピアノには88本の延長アームが取り付けられており、それによって全ての演奏者が鍵盤に届くようになっていまし... 続きを読む

    2020年10月1日

  • No Ageism, please ピアノを弾く年齢

    「成人の初心者はピアノが上達するんですか、しないんですか?」と聞かれることが、時々あります。 それらの方々の中には、他のピアノ教師によって書かれた記事を見せて下さった方もおられます。 ひとつのブログが、私の注意を引きました。 そこに出てくるピアノ教室は、35歳までに音楽を学んだ経験のない成人の初心者を受け入れないということでした。 私は、そのような考え方に同意しません。そして、断じてその方針を持っておりません。 遠慮のない言い方をすると、それは馬鹿げています。 沢山の大人の方は、「... 続きを読む

    2020年9月30日

  • 再開のとき

    春からコロナでお休みしていたH子さんから、レッスン再開のご連絡を頂きました。 神奈川県にお住まいの生徒さんなので、東京都の学校でのレッスンを提案しましたが、いずれにしても公共交通機関を利用しなければならないなどの事情により、オンラインレッスンをご選択されました。 H子さんもそうですが、しばらくレッスンをコロナでお休みされていた生徒さんは、例外なく、飢え乾いていたかのような渇望をもってピアノに向かわれています。 遠方にお住いの生徒さんだけでなく、対面とオンラインの両方を組み合わせるレッスン... 続きを読む

    2020年9月20日

  • ピアノを習うのに教材は必要?!

    今日は、未就学の子どもさんの親御さんから、「ピアノを習い始めるのに、どういった教材が適しているのか?」という質問を受けました。 さて、私が子どもの頃は、「バイエル」や「メトードローズ」といった伝統的なメソッドで習いました。 しかし、生徒を教えるようになってからは、必ずしも、同じテキストにこだわっていません。 「バイエル」という伝統的な教則本は、調性に基づいた厳格な機能和声に従って進められています。 そのこと故に、このメソッドは、「右手が主導権を握ってしまう」「対位法的要素が不足してい... 続きを読む

    2020年9月19日

  • 小さい来訪者

    「うちの子には人見知りがあるんです・・・」というお悩みお持ちのお母さまが、就学前の男のお子さんを連れて、教室を見学されたのが、昨年7月頃でした。 そのお子さんは、建物に入る前から、「嫌だ」「帰る」と涙目だったそうです。 お母さまの努力の甲斐あって、やっとレッスン室に足を踏みいれることが出来ました。 しかし、レッスンを受けている一歳年上の女の子を見た途端、身体が硬直してしまいました! その活発な女の子は、いつもと違う観客の訪問が嬉しかったようで、ハキハキした口調で私の質問に答え、得意げ... 続きを読む

    2020年9月18日

  • Etude  練習曲

    エチュード(練習曲)という言葉には、退屈で面白くない響きがあることを否めませんね。 それを必修教材にしている教室とそうでない教室があり、どちらが良いとは一概に言えません。 個人のご目的に応じて、それに適した練習曲を選ぶというのが、一般的な方法と言えるでしょう。 ウィステリア・ピアノクラスでは、バイリンガル向けに書かれたオリジナル教材(全22巻)を用意しております。 オンラインで受講されている生徒さんからも、大変喜ばれています。 お気軽にお問い合わせ下さい。 wisteriarco31396@khh.biglo... 続きを読む

    2020年9月17日

  • 昔の天才たちを照らすライト The light that lit past genius 

    バロック時代の作曲家たちは、日が暮れた後に、どうやって仕事をしていたか想像できますか? Can you imagine how the composers were in the Baroque period (17th century through middle of 18th century) working after it gets dark? 言うまでもなく、彼らはロウソクや油に頼る以外に、照明の手段を持ちませんでした。 Needless to say, they had no means of lighting except for depending on candles, oils and such. 1792年に、バードック氏によって、ガス灯が発明されました。 In 1792, the gas lamp was invented ... 続きを読む

    2020年9月15日

  • 音楽の興奮

    コロナ感染拡大防止のため、3月2日から休講になっていたインターナショナルスクールが、先週、ようやく通常授業を開始しました。 昨年度までレッスンを行っていたプラクティスルームは、換気が良くないため、今年からは広い部屋にてレッスンを行うことになりました。 部屋の環境が変わった結果、音響も良くなったので、生徒達は大喜びです! オンラインでこの夏レッスンを継続していた生徒もいますが、そうでなかった生徒たちは、久々のレッスンの中で、抑えきれないかのような興奮を見せました。 まるで音楽に飢え乾い... 続きを読む

    2020年9月14日

  • No Sound, No Germs 防音・防菌

    当ピアノ教室は、先月末に、全部屋の除菌清掃作業、および噴霧消毒作業を実施いたしました。 感謝なことに、三人のスタッフは、とても丁寧かつ心の行き届いた作業をして下さいました。 彼らがレッスン室に入った時、「おおっ!」という叫び声が聞こえました。 「お、音が聞こえない!」「驚きだ!」「「どうして?!」と、口々に言いました。 その場面がおかしくて、私は内心笑ってしまいました。 これからは、綺麗な防音室の中でピアノ演奏を楽しむことが出来ますね! Our Piano Class had a disinfection practice... 続きを読む

    2020年9月13日

  • 音楽の予感 A Presage of Musical Joy

    今日は、しばらくぶりに楽器店に足を運びました。 Today I went to a music shop after an all too long lapse. 全ての商品が、私が覚えているものとは全く異なった配置になっていました。 I saw every item placed differently than what I remembered. その店には、かつて数多くの電子ピアノが展示されていました。 The shop used to display a lot of electronic pianos. しかし、そこに楽器はありませんでした。 However, I saw no instruments where they used to be. ご存知のとおり、新型コロナウィルスの影響... 続きを読む

    2020年9月12日

  • ダンブルドアの奇跡

    リムスキー・コルサコフ(N. A. Rimsky-Korsakov)の作品に、The flight of bumble bee(熊蜂の飛行)というものがありますが、じつはbumble bee とはクマバチではなく、ドイツ語で言うところのマルハナバチ(hummel)の英名なのです。ですから、訳としては「マルハナバチの飛行」が正しいということになります。 ディズニーの『くまのプーさん』の挿絵に、ハチミツ壷と共に描かれる可愛い蜂は、色パターンの理由により、「ミツバチではなく、マルハナバチなのでは?」との指摘があります。西洋文化の中で、マルハナバチが親しまれて... 続きを読む

    2020年9月11日

  • Un, Deux, Trois-flats…ふらっと、ふらっと、ふらっと・・・。

    作曲家はそれぞれに豊かな個性を持っていますが、エリック・サティは音楽史上、最大の変人(?!)であったと言われています。 今日は同作曲家による「三つのサラバンド」(Trois Sarabandes)についてお話ししたいと思います。この曲は、かの有名な「ジムナペディ」より少しだけ早い時期に創作されました。 Trois(トロワ)というのはフランス語で「三つ」という意味です。 さて、サティは調性や拍子記号、遂には小節線まで廃止することを実行した作曲家ですから、各音符に振られた臨時記号というものは、絶対的な意味を持ち... 続きを読む

    2020年9月10日

  • How far or close should I sit? 遠過ぎず近過ぎず

    (日本語バージョンは、画面をスクロールするとお読みになれます。) Your distance from the keyboard is important for piano playing is important for piano playing. If you sit too close, you will feel constricted in your movement, but if you sit too far, reaching the keys comfortably might be a problem. Make sure that when you are sitting with your hands on the keys, your elbows are slightly in front of your torso. 今日は、ピアノと椅子はどのくらい離すのが良いのかについて、ご一緒に考え... 続きを読む

    2020年9月9日

  • 近くから遠くへ Composers' Path Story

    「ヨハン・セバスチャン・バッハ」、「ドメニコ・スカルラッティ」、「ジョージ・フレデリック・ヘンデル」は、揃って、1685年生まれの作曲家です。 さて、これらの有名な作曲家は互いに交流があったのか、どうか気になりませんか? バッハとヘンデルは一時期、僅か80マイル(129km)しか離れていない場所に住んでいたにも拘わらず、会ったことはありません。実は、バッハはヘンデルに会うために彼を訪ねたことがあります。しかし、その時、ヘンデルは既に引っ越していたのです。 また、バッハは、スカルラッティとも会ったこ... 続きを読む

    2020年9月8日

  • 組み合わせ

    今の時期は、オンラインでのレッスンを希望される生徒さんが急増しています。 寮の規則で公共交通機関を利用できない生徒さんや、県を跨いで通ってくる遠方の生徒さんにとっては、インターネットでレッスン出来るのは、大変良いことだと思っております。 昨日は、福島、東京、神奈川の生徒さんがオンラインでレッスンを受けられました。 最初、通信の状況が芳しくなかった生徒さんも、お父様のご理解のもとに改善して頂き、良好な環境でレッスンすることが出来るようになりました。 遠方の生徒さんの多くは、月に一、二度... 続きを読む

    2020年9月6日

  • お報せ

    お問い合わせ頂いた皆様に、「月曜日は休講」とお伝えしていましたが、2020年9月よりレッスンを開講することになりました。 詳細はどうぞお問い合わせ下さい。 wisteriarco31396@khh.biglobe.ne.jp 09093269217(SMS) レッスン中につき、電話に出られないことが多くなっております。 ご理解を有難うございます。 ウィステリア・ピアノクラス 続きを読む

    2020年9月5日

  • 重い・軽い?

    電子ピアノで練習している生徒さんのご両親から、深刻な相談を受けました。 どうしても手に余分な力が入ってしまうので、楽器の設定を「軽い」にして良いものか?といった内容でした。 お子さんは未就学児部門から全国コンクールで賞を取るほどの才能を見せていたのですが、どうしてもアコースティックピアノが置けない住宅環境とのことでした。 スタインウェイのコンサートグランドのダウンウェイトを48gにするというのと、電子楽器のそれを同数値に設定するというのは、本質的に別のことです。 電子ピアノであっても... 続きを読む

    2020年9月5日

  • お知らせ Announcement

    当ピアノ教室は、新型コロナ感染拡大防止のために、下記の日程で、噴霧消毒作業、および、除菌クリーニング作業を実施することになりました。 それらの日のレッスンは休講といたします。 ただし、一部のオンラインレッスンは実施することがあります。 8月24日(月) 10月12日(月) ご協力に感謝いたします。 ウィステリアピアノクラス              Announcement Our piano studio will not hold lessons on the following days due to a disinfection practice and a sterilization cleanin... 続きを読む

    2020年8月17日

  • 真ん中のペダル Middle Pedal Fun Fact

    「ソステヌートペダル」と称される真ん中のペダルは、今のグランドピアノにこそ付いていますが、昔は一部のモデルにしか付いていませんでした。 さて、最初の頃、このペダルは、アメリカ製のグランドピアノだけについていた事を、皆さんご存知でしたか? このペダルの使用については、楽譜に指示されていないケースが多いですね。 特定の低音を保持した状態で高音域の音を鳴らすときに用いられますが、多くの場合、演奏者にその使用が委ねられています。 アップライトピアノであっても、ソステヌートペダルを備えている機... 続きを読む

    2020年8月15日