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ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • 同い年の「古典派」と「ロマン派」作曲家?!

    フェルディナンド・バイエルとフリードリッヒ・ブルグミュラーは、どちらも教則本で有名な音楽家ですね。この二人は実は同じ年に生まれていることをご存知でしたか? バイエルは古典派、ブルグミュラーはロマン派という分け方をしていた方が、もしかしたらいらっしゃるかも知れません。 でも、実は二人とも、1806年に生まれているんですよ。 そして、彼らが生きた時代のドイツは、カトリックとプロテスタントが、お互いに争いをしていたのです。 ですから、プロテスタントのバッハの作品は、カトリックの教会では演奏... 続きを読む

    2018年7月23日

  • お父さんが買ってくれたピアノ

    今日は、R子ちゃんが待ちに待ったシンガポールに経つ日です! 現地でお仕事をなさっているお父さまとは、年に一、二回しか会えないそうです。 最後のステージでは、Petit Papa(パパ)という曲を披露してくれて、お父さまへの気持ちも語ってくれたことで、多くの方の感動を誘いましたね。 今週レッスンに来たとき、「お父さんが、私のために、もう一台ピアノを買ってくれるのよ!」と、誇らしげに語ってくれたときのR子ちゃんの幸せそうな表情は忘れられません。 長期旅行の後にピアノが弾けなくなる生徒さんが多いので、... 続きを読む

    2018年7月22日

  • 夏休み

    夏休みが始まりましたね! 私の生徒さんのお話によると、体育館で終業式を行った学校と、教室内で行った学校が半々でした。 猛暑なので、生徒さんの健康が心配でしたが、幸いなことに、みんな元気でレッスンに来ています! 長期旅行に行かれるご家庭も多いようですが、帰って来られた頃には、きっと過ごしやすい気候になっていますね! 楽しい夏休みをお過ごし下さい。 続きを読む

    2018年7月21日

  • 簡単な曲?!

    猛暑が続いていますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか? 先月ピアノを始めたS子ちゃん、昨日のレッスンの中で、「この曲、簡単そうだね。」と面白いことを言いました。 そこで、「え?この曲を始めたとき、難しそうって言ってたじゃない?」と聞き返しました。 すると、「急に、簡単に変わったの・・・。」と、不思議そうな面持ちでした。 「曲が簡単になったわけでなく、楽譜をすり替えたのでもなく、S子ちゃんが上手になったからだよ。」というと、顔が明るくなって、「私もそう思う!」と誇らしげに答えてくれまし... 続きを読む

    2018年7月19日

  • シンガポールへ

    来週、お父さんが仕事をしているシンガポールに行くことになったR子ちゃんが、楽しそうにレッスンに来ました。 この夏はそちらで過ごすそうです。ピアノ(電子ピアノ?)は現地で調達して、練習は欠かさないようにするそうです! R子ちゃんはまだ小さいのに、初見演奏が得意です。初めて見た楽譜を前に、綺麗に演奏しているところを見たお母様が、背後で、「すごい!」と拍手して下さいました。 もちろん、R子ちゃんは幸せそうな笑顔ではちきれそうでした! お父さまが一時帰国なさったときも、子供さんの演奏を愛情いっぱ... 続きを読む

    2018年7月17日

  • 久々のレッスン

    この春、遠方に転勤された大人の生徒さんが、一時帰省され、久々にレッスンにいらっしゃいました。 猛暑の中、ご苦労様です! ピアノを転居先に持っていらっしゃれない事情があり、心配していましたが、近くに電子ピアノを取り扱っている量販店さんがあるとのことで、何とそこに練習に通っているのだそうです! そう言えば、以前もご自宅で練習出来ないという環境に置かれた方が、「美術館に練習に通っている」とか「空港のピアノが弾ける」とか「教会に泊まり込んで練習した」などと仰っていました。 ピアノを弾きたいと... 続きを読む

    2018年7月16日

  • 昔々・・・

    バロック時代の作曲家は、日が落ちてから仕事をする場合、どうやって灯りを点していたと思いますか? 言う間でもなく、その時代の人々は「ろうそく」「オイル」...といったものに照明の手段を頼るほかありませんでした。「 また、その時代にあっては、「鍵盤楽器」と称されるものは「オルガン」「ハープシコード」「クラビコード」でした。クリストフォッリによるピアノが発明されたのは1709年ですが、この楽器が改良、普及の試みといった過程を経て、実際に一般的になったのは「17世紀末」のことなのです。 「電球」が発明... 続きを読む

    2018年7月14日

  • 1番ピーナッツ、2番マロン、3番オリーブ、4番ミルク!

    西日本の豪雨が大変でしたね・・・ 荒天がおさまっても、被害はまだまだ続くようなので心配です。 実は、わたしの教室も微細ながら、その影響を受けました。 この夏に、レッスン室の一部リニューアルをする予定で、九州から建材が届く予定でしたが、このことが原因で、入荷がいつになるか分からないばかりか。配送も遅れることが予測されるなど、業者さんとの歯切れの悪いやり取りが続いておりました。 壁の色に合わせて、「ピーナッツアイボリー」の床材を選んでいたのですが、九州にある本店に在庫がなく、モデルルーム... 続きを読む

    2018年7月13日

  • 夜のフライト

    夏休みが近づいて来ましたね。 タイから来た子が、昨年からレッスンを受けています。 この夏は、タイで過ごすとのことです。 びっくりしたことは、ピアノをレッスンを受けるために、夜のフライトを選んだのだそうです! 「まさか、、、出国当日レッスンにいらっしゃるのですか?」とお母さまに聞き返したところ、「タイに行く前に、ピアノのレッスンだけは来たい」ということでした。 子どもさんが、「タイの海はエメラルドグリーンで、魚が泳いでいるのが見られるんだよ!」と話してくれました。 ピアノのレッスン... 続きを読む

    2018年7月12日

  • 夏祭り

    この季節になると、あちこちで戸外での行事が盛んに行われていますね。 教室近くでも、今月15日に、恒例の夏祭りが行われることになっています。 この日につきましては、フェスティバル関係者が、建物入り口の縦列駐車スペースを優先的に使用することになっております。 生徒の皆さまにはご不便をおかけしますが、敷地外駐車場をご利用下さいますようお願い致します。建物から1分~2分ほどの場所にあります。 暑いですから、皆さまにおかれましては、どうぞご自愛下さい。 続きを読む

    2018年7月11日

  • モーツァルトの生活

    モーツァルトは生まれ故郷のザルツブルグからウィーンに移り住みました。彼は、演奏すること、作曲をすること、および音楽を教えることによって生計を立てました。 彼の主な顧客は富裕層でしたから、現代の多くの人々が考えているほど、彼は収入に恵まれなかった訳ではありませんでした。彼には二人の息子があり、その母であるモーツァルトの妻は、あまり家計をやり繰りするのが上手ではなかったと言われています。 妻コンスタンツェは「悪妻」として知られていますが、実のところ、モーツァルト自身も妻と同様、豪華で快適な... 続きを読む

    2018年7月10日

  • インシュレーター

    最近、ピアノのインシュレーターについて少し調べています。 防音効果の高いインシュレーターを探したのですが、私のグランドピアノは「ダブルキャスター」になっているため、検討していた物は適合しないことが分かりました。 防音と同じくらい気になるのが、地震対策ですね。ゴムで出来ている物は滑りませんが、揺れがきたときにグランドピアノの脚が折れることがあるそうです。底がフェルトだとそうなりにくい代わりに横滑りするのだそうです。また、木製だとインシュレーターそのものが割れる可能性が高いです。 音色とい... 続きを読む

    2018年7月8日

  • 夢の中で・・・

    母娘でピアノを習いに来ている方から、連絡がありました。「子どもが熱を出して、明日は親子ともどもレッスンに行くことが出来ません。楽しみにしていたのに残念です。」・・・ それで、「元気になったときにレッスンしましょう」と返信しました。 すると、それから2時間も経たないうちに、「寝たら元気になったから、明日は二人とも行っていいですか?」と。(笑) その子供さんもそうですが、寝ているときに、手が宙で恰もピアノを弾いているかのように動いている!というお子さんがいらっしゃいます。 仰向けのまま腕を... 続きを読む

    2018年7月6日

  • バッハからバルトークへ

    4期に分けてピアノを学ぶメソッドは、少しでも専門性を求める生徒さんの間では、今や常識となりましたね。 バロックの出発点を、「インベンションとシンフォニア」に置かれている先生は多いと思いますが、これはバッハ自身が序文の中に書いたように、「創意・工夫」と解釈されるものです。 「インベンション」というタイトルの由来は、フランチェスコ・アントニオ・ボンポルティ(1672年 - 1749年)が作曲した「通奏低音を伴う多声的な《ヴァイオリンのためのインヴェンツィオーネ Invenzione a violino solo》作品10」に遡ると... 続きを読む

    2018年7月4日

  • 絶対音感

    モーツァルトの絶対音感について書いてある記事を読んだことがあります。並外れていたようでうね。 モーツァルトの時代にあっては、現代より若干低めのピッチを採用していたことなどあって、その時代の音楽家の絶対音感に疑問を投げかける人もいますが、やはり彼の聴覚の卓越性は尋常でなかったであろうと信じています。 彼は、瞬時にその音を特定出来たそうですし、目隠しをしたり鍵盤に布を被せたクラヴィーアでも演奏することが出来たそうです。 ちなみに、私はスクリャービンには絶対音感がなかったと思っていた時期があ... 続きを読む

    2018年7月3日

  • 美しいピアノ

    ピアノの鍵盤は、白鍵を基調とした黒であるのが当たり前と思いこんでいる人は、案外多いようです。 それは、「白を基調にした方が見た目が良いから」「財力を誇示する目的で、象牙で出来た白鍵をたっぷり使うことになった」など、理由は色々ありますが、未だに明白になってない部分もあります 昔のピアノが黒を基調としていた理由は、「象牙を少なくして生産コストを下げるため」「欧州において、女性の手の白さをきわ立たせるため」あるいは、「黒の材料の黒檀の方が軽かったため、鍵盤を軽くするのに都合が良かった」などあり... 続きを読む

    2018年7月2日

  • お父さま

    今日は、隣市で行われたSTEP(全日本ピアノ指導者協会)に参加した生徒さんが、講評を持ってきてくれました。 外国でお仕事をしているため、なかなか帰ってくることの出来ないお父様への気持ちを込めて「おとうさま」という曲を演奏したのですが、その思いが審査員の先生全員に伝わったようで、暖かいコメントと良い成績をいただきました。 この夏はお父さまに会うために、ご家族で外国に行かれるそうです。楽しい夏をお過ごし下さいね! 続きを読む

    2018年7月2日

  • 食中毒?

    モーツァルトの死因をめぐって多くの説があり、未だ、真相が解明されていないことは、皆さんよくご存知ですよね? 私は2001年の6月に、朝日紙が報道した「死因トンカツ説」についてのニュースを、即日中に聞きました。たまたまその日に、一緒におられた音楽学の某教授が、その記事にいち早く目を留められて、その場に居合わせた人々に話されたからです。 その記事の内容は次のようなものでした。 ≪音楽愛好家でもあるアメリカの医師が、内科学会で発表したところによると、最晩年のモーツァルトの手紙にある「モーツァル... 続きを読む

    2018年7月1日

  • 鍵盤は白、それとも黒?

    蒸し暑い日が続いていますが、皆さんお元気ですか? 早速ですが、先日よりお話ししている「ピアノの鍵盤の色」についての続きに入りたいと思います。 黒白だった鍵盤が、今の白黒になったのは19世紀ですので、ピアノの誕生が18世紀の初期という史実に照らし合わせると、誕生より約100年後ということになります。 王侯貴族が支配権を握っていた時代にあっては、「財力を誇示するために、象牙による白鍵を使った」と言われています。一方、財政上、余裕がなかった貴族が所有していたチェンバロ(ピアノの前身)は、今の黒鍵にあ... 続きを読む

    2018年6月30日

  • カスピ海

    今日は「カスピ海」というタイトルの曲をレッスンしました。「カスピ海のイメージが掴めない」と、高校生の生徒は悩み込んでいましたが、譜面に書かれていることが、そのイメージを語っていますよ。 カスピ海(カスピかい、ロシア語: Каспийское море、英語: Caspian Sea)は、中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖で、世界最大の湖であるとされています。多様な文化が混在する地理的事情が、この曲のタイトルの解釈を複雑にしたようですね。 実は、レッスンの最後でちょっと脱線して、「カスピ海ヨーグルト」の話になって... 続きを読む

    2018年6月30日