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ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • 手土産の領収証 Receipt with a Gift

    今週は、青色申告の相談をするために、税理士事務所に行きました。 私は、税理士の先生に感謝の気持ちを示すため、お茶のギフトセットを持参しました。 言うまでもないことですが、レシートは破棄しておきました。皆さん、そうしますよね? しかし、税理士さんは私に、「今日、貴方がここに来るためにお金を使ったことは、私が証明出来ますから、この分は経費に含めましょう。」と、レシートを渡すように求めてきました。 気まずい沈黙のあと、私は「いいえ、それは出来ません!」と言い放ちました。そして、「これは私から... 続きを読む

    2020年6月19日

  • ルードイッヒを称えて Ode to Ludwig

    クラシック音楽愛好者にとって、欠かすことのできない作曲家といえば、やっぱりルードヴィッヒ・ベートーヴェンでしょう。 彼が書いた32のピアノソナタは、新約聖書の異名を取るほど重要な作品とされています。 作品2-1から作品26までの12曲は前期、作品27から作品90までの15曲は中期、そして作品101,106,109,110,111の5曲は後期になります。 「前期ソナタ」において、ベートーヴェンは古典派の形式を発展、展開させることに試行錯誤を繰り返しつつ、作品番号の数が大きくなるにつれて、一曲一曲ごとに彼の独自性を成... 続きを読む

    2020年6月17日

  • 壊れたファ Broken F

    新型コロナウィルス感染拡大防止のため、長い間レッスンをお休みしている有望な生徒の一人が、練習風景を動画にして送ってきました。 During a long term of no-lessons due to Covid-19, one of my prominent students sent me a video of her practicing. 私はその生徒のピアノの鍵盤の一つが、沈んだままになっていることに気づきました。 I noticed one key of her piano kept sunk. それは最も高い「ファ」で、彼女が練習しているショパンのスケルツォ第二番の中で、頻繁に使用される鍵盤です。弦が一度切れたら、その現... 続きを読む

    2020年6月7日

  • 音符で早退届を書く?! A keynote moment!

    「ノート」という言葉から、皆さんはどんな物を真っ先に思い浮かべますか?やっぱり「筆記帳」を連想する方が一番多いのではないでしょうか?「ノート型パソコン」という方もいらっしゃることでしょう。英語ではこれらはnotebookとなりますから、noteという語は、「メモ」「注釈」「記録」「紙幣(英)」「短めの手紙」「書き留める」「気を配る」「音符」といった意味で用いられます。 さて、次の会話は、学校の先生と生徒の間で交わされたものです。    生徒: Sir, I need to go to my music lesson?       ... 続きを読む

    2020年6月7日

  • 高すぎる椅子?Why does the highest of the bench matter?

    ピアノの椅子は通常、高さ調整が出来るようになっています。ところが、何らかの理由でそれが出来ない環境で練習なさっている生徒さんがいます。 「低すぎる」という場合には、クッションや座布団を重ねるなど、工夫することを提案しております。 しかし、「高すぎる」という場合にはそれが出来ません。しかし、必ずしも「ピアノ専用の椅子でなければならない」ということはありませんので、「アームのない安定感の良い椅子」がおうちにあれば、それを試してみるのも良いと思います。 「お持ちのピアノ専用椅子だと高すぎて、... 続きを読む

    2020年6月7日

  • 新しいページを開いて!Turning over a new leaf!

    昨日は二人の生徒さんから連絡がありました。  新型コロナウィルスの関係で、4月と5月のレッスンをお休みされていたしたが、収束に向かっているようだとし、6月から約3カ月間のレッスン予約を頂きました。 その中には、オンラインレッスンも含まれています。 音楽への情熱は、ウィルスに打ち勝つことを確信しています!                 Turning over a new leaf! Gladly, the Covid-19’s problem seems to be winding down lately. Two of my students who have refr... 続きを読む

    2020年5月25日

  • プレイエル-エマニュエル・ムーアピアノ

    ピアノ曲を弾いていると、左右の手が同じ鍵盤に位置する場面などで、「鍵盤が2段あるといいなあ。」とお感じになったことはありませんか? ピアノの鍵盤は1段しかないのに、パイプオルガンやチェンバロは、鍵盤が複数のレイヤーにになっていることが多いですね。 これらの楽器では、鍵盤上の指の操作で音色や音量を変えることができないため、鍵盤の各段に音色を予めセットしておき、演奏時するときに異なった段の鍵盤を選択することによって、強弱や表現を行います。 ですが、鍵盤の弾き方で音を変えることのできるピアノの... 続きを読む

    2020年5月15日

  • ピアノの先生へ

    下記のニュースを興味深く読みました。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000050-kyodonews-bus_all ピアノの先生は通常、レッスン料を「事業収入」として、税務申告しています。 しかし、事情によって「雑収入」「給与収入」として申告せざるを得ない方が、多数いらっしゃいます。 新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、コンサートを全てキャンセルされてしまった演奏家の方などから、悲鳴のような声を聞いていました。 かくいう私も、勤務先のインターナショナルスクールと、その件について話し... 続きを読む

    2020年5月14日

  • ブルース

    今日は、ブルースについて少しお話ししてみたいと思います。 「ブルース」は、アフリカ系のアメリカ人によって歌われた音楽の一つです。そのアフリカ人というのは、言う間でもなく、アメリカ南部の農場で強制的に働かされた「奴隷」のことです。ですから、それらの「歌」というのは、恐らく「黒人霊歌」ではなかったかと言われています。 それらの歌は、最初は、ただ謳われていました。しかし、次第に、ギター、カズー、単純なパーカッションといった楽器で演奏されるようになりました。 このような経緯がありますから、ブル... 続きを読む

    2020年5月9日

  • キーはどこに?! Where have my keys gone?!

    新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ピアノだけでなく、多くの習い事のお教室がお休みになってしまいました。 教室内を少し模様替えしようかな?と思って、室内の物を移動しているうちに、ピアノの椅子がうまく配置出来なくなってしまいました。 それで、無理な姿勢になってしまい、低音部と高音部の演奏が困難だったので、配置換えは諦めて、元に戻してしまいました! 生徒さんには、常々、正しい姿勢で演奏するように言っているのですが、子どもたちは「はやく弾きたい!」という思いが先走って、椅子の位置がズレてい... 続きを読む

    2020年5月8日

  • エオリアンハープの作曲者は?

    「エオリアンハープ」と聞けば、ピアノ学習者のほぼ全員が、ショパンの「エチュードOp.25-1」を思い浮かべられることと思います。 私は最近「ヘンリー・カウエル」の「エオリアンハープ」を聴きました。 カウエルは、「内部奏法」と言われる「弦に直接触れる」などの表現法を考案・採用した音楽家で、プリペアドピアノで有名な「ジョン・ケージ」の師でもあります。 彼の創作した曲は大変興味深く、とても美しいのですが、楽器がダメージを受けるため、ホールによっては上演を許可していません。 当教室では、トーンクラス... 続きを読む

    2020年4月27日

  • 都内教室休講延長のお知らせ

    Covid-19の感染拡大は、まだ収束する気配がありませんね。 私が勤務する都内のインターナショナルスクールは、3月初めから休校になりました。 いったん再開の兆しがあったのですが、都知事の要請を受けて、休校期間が延長されました。 当教室におきましても、都内にある「クリスチャンアカデミー」と「チャーチ」を会場としたピアノクラスを、3月中旬からお休みにしております。 当初、5月7日の再開を予定しておりましたが、感染拡大の収束が見えないため、都内にある上記の二つの教室につきましては、8月下旬まで休... 続きを読む

    2020年4月26日

  • 音楽の泉

    西洋音楽史家でNHKラジオ「音楽の泉」の司会でも親しまれた皆川達夫先生が19日、老衰のため死去したという知らせが入ってきました。 音楽学者として高名ですが、実は、器楽にも造詣が深い方でした。 実は私は子どもの頃、この先生からピアノのレッスンを受けたことがあります。古典派のピアノソナタについて、ご指導いただきました。 穏やかな口調で、しかも理論的にお話しになっていた光景が、今でも鮮明に記憶に蘇ってきます。 謹んでご冥福をお祈りします。 続きを読む

    2020年4月23日

  • 試弾

    楽器店が休業していること等の事情があり、ピアノの入手が困難になっています。 電子ピアノについての試弾は困難になっていますが、アコースティックの試弾は限定的ではありますが、まだ可能なようです。 ウィルスの問題がはやく収束して、以前のような活気が音楽の世界に戻ってくる日を待ち望んでいます。 続きを読む

    2020年4月22日

  • 楽譜

    政府と都知事の要請のこともあり、インターナショナルスクールの休校が続いています。 再開の見通しが立たないとのことです。 4月下旬に行われることになっていた「オーケストラコンサート」でピアノを担当することになっている私の生徒から、今日連絡が入りました。 「早く楽譜が欲しい!」とのことです。 「本番」を経験したことのある人なら、「何の曲を弾くのか分からない」「楽譜が入手できない」といったことへの不安はよく理解できると思います。 弦楽器担当の先生に連絡して、オンラインで楽譜を送って頂きま... 続きを読む

    2020年3月28日

  • ピアノの新居

    防音室リニューアルのために、ユニットを解体しました。 今は広いリビングで、グランドピアノが伸び伸びと羽を伸ばしているようです。 新しいユニットは明日到着します。 旧モデルより数センチメートル大きいことが原因で、複数の業者さんの時間合わせが大変です。 防音室は、壁から5cm以上離さなければ、固体伝導が起きてしまいます。 それで、ダブルのカーテンレールを撤去、シングルレールに変更し、ユニットが干渉しないリビング部分にのみ後付けのダブルレールを付けることになります。 また、防音ユニット... 続きを読む

    2020年3月26日

  • カプセル

    集合住宅に住んでいらっしゃる方から、練習と騒音のご相談を受けました。 消音ユニットをつけると「レットオフ」といわれる設計が変更されるため、強弱の付け方や同音連打などの奏法で問題が発生することがあります。 電子ピアノをご選択される場合は、何を優先するのかということを、購入するご本人に決めて頂く必要があります。 着脱式の防音装置は、楽器を傷つけないため、試すには手軽で良いと思いますが、効果が期待できる水準のものには、それ相応のコストがかかります。 防音の問題はとても難しいですが、それぞれ... 続きを読む

    2020年3月26日

  • 不思議な現象

    アコースティックピアノをお持ちの方から、「演奏中、鳴らない音がある」というお話を聞きました。 しかし、壊れているわけではなく、改めてその鍵盤を沈めてみると、音は鳴るのだそうです。 それで、解決策を得るために、いくつかの考えられる原因を探ることになりました。 そして現在、そのピアノはほぼ解決の方向に向かっております!  続きを読む

    2020年3月23日

  • モーツァルトの肖像画

    アマデウス・モーツァルト少年が、お父さんのレオポルトやお姉さんのナンネル(マリー・」アンナ)と一緒に演奏しているところを描かれた絵画を、ピアノを学習しておられる方なら、どこかで一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか? 足をブラブラして弾いているところや、姿勢から「現代のピアノ」とは奏法が異なることは、容易に分かることですが、この絵を細かいところまで調べてみた方は少ないかも知れません。 まず、このピアノの鍵盤の色は「黒」が基調になっています。横からの描写なので、かなり近づけて見な... 続きを読む

    2020年3月22日

  • 管弦楽コンサート中止

    インターナショナルスクールでのレッスンが、来週から再開することになっていたのですが、新型コロナウィルス感染拡大の収束が見えないため、休校期間が延長されました。 生徒さんや親御さん方は、かなりガッカリされています。 と言いますのは、今月には学内規模ではありますが、音楽イベントが企画されており、再来月には恒例の管弦楽の音楽会が予定されていたからです。 私の生徒は、バッハのG線上のアリアの鍵盤楽器パートを、ピアノで演奏することになっていました。 このような状況ではありますが、だからこそ音楽が... 続きを読む

    2020年3月21日