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ウィステリア・ピアノクラス ♪Wisteria Piano Class♪

  • Barber surgeon 床屋で手術を?!

    こんにちは。昨日は、ヘンデルの幼少時代についてお話ししました。さて、今日は、息子が音楽家になることにずっと反対していた「彼のお父さん」についてのお話です。 ヘンデルのお父さんは、ドイツの宮廷で「barber surgeon」(下記参照)として働いていました。彼は、音楽家という職業を、あまり重要なものとは考えていなかったため、息子には、もっと社会的地位の高い職業に就いて欲しいと考えていました。そこで、「法律」の勉強をするよう勧めていたのです。 ところで、barber surgeonという職業は何だか分かりますか?私は... 続きを読む

    2017年5月22日

  • 法律家になるはずだった音楽家

    ジョージ・フレデリック・ヘンデルGeorge Frideric Handel(1685-1759)はバロック時代を代表する作曲家であり、オルガン奏者としても名を馳せた人です。彼はドイツで生まれ、後にイギリスに移住しました。 彼は音楽家として輝かしい成功をおさめた人ですが、子どもの頃、彼のお父さんは、息子が法律の専門家になることを望んでいたため、音楽のレッスンを受けることに反対していました。それで、彼は家族が寝静まった頃、こっそりと屋根裏部屋に行って、「クラビコードclavichord」と呼ばれる小さな鍵盤楽器で練習したと言われてい... 続きを読む

    2017年5月21日

  • 譜めくりの名人 A real page turner

     発表会があと1週間後に迫ってきました。今回、独奏をする生徒さん達は全員、暗譜で演奏することになっていますが、連弾に関しては、楽譜を立てることにしました。それに関して、毎回、頭を悩ませていることがあります。 それは、「譜めくり」です。タイミングよく正確にめくれる人は案外少ないもので、時には2ページ一緒にめくってしまったり、いつまで経ってもめくってくれない等、ハプニングに見舞われることが多々あります。 さて、次のご紹介する可笑しい「演奏会案内」は、某ピアノリサイタルに際して、「本当に用いら... 続きを読む

    2017年5月20日

  • Curve your fingers? 指を曲げるの?

    こんにちは。ブログをお読み下さり有難うございます。 ピアノを習っている多くの生徒さんは、先生から「指を丸く」と指導されているのではないでしょうか?このことは当たり前のように思われがちですが、今日は、「どうして、指を丸くしなければならないのか?」といったことについて、少しお話したいと思います。 1、指を丸くすることによって、指の下に位置する鍵盤を、より正確にコントロールしやすくなります。 2、伸びきった指は強度に欠けるため、丸い形の方がしっかりと、伸びのある音を出すのに適します。 3、... 続きを読む

    2017年5月19日

  • 音のない音楽

    あるレッスンでの出来事です。「次に弾いてみたい曲は何かある?」との私からの問いかけに、「ある!」と元気よく答えた生徒。曲名を聞いてちょっとビックリ。それは、ジョン・ケージの「4分33秒」だったからです!この曲の譜面には、全ての楽章中に「TACET」(タセット)という長い休止符を表す記号が書かれており、つまり演奏者が実際に楽器の音を鳴らすことはありません。 芸術上の賛否はともかくとして、無音の状態を再評価することによって、伝統的な音楽の中に存在する休止符の部分に対する解釈が広がるかも知れませ... 続きを読む

    2017年5月18日

  • 聴くことと弾くこと

    音楽を聴くと心が落ち着いたり楽しくなったりしますね。でも、時には、耳のトレーニングのために音楽を聴くのも良いです。 漠然と聞くのではなく、音楽の内容に最新の注意を払って聴き取るのです。「誰によって作曲されたか」「いつの時代の音楽か」「使用されている楽器は何か」「旋律はどこにあるか」「何拍子か」「どのような曲想か」など、自分に問いながら聞いてみると、音楽性を高めるために非常に効果的な聞き方になります! それから、この聞き方は、作曲や即興演奏、ひいては暗譜の能力を高めるのに役立ちます。是非や... 続きを読む

    2017年5月17日

  • 木材

    今日はお母様がレッスンの間中、客席にお座り下さり、再来週に催される発表会のリハーサルが出来たことを、大変嬉しく思います。有難うございました。 生徒さんは記憶力に長けており、もう早くから暗譜をしており、本番に関しては大した不安はないのですが、「ペダル」に関して改善すべき点が幾つか見られました。 今年の発表会場のピアノは、少し古い機種のグランドである為か、タッチが重く感じられるという生徒さんがいます。古いピアノにはそういった問題がある反面、使用されている木材の良さが生み出す音の深みがあります... 続きを読む

    2017年5月16日

  • Vibrato ヴィブラート

    Vibratoというのは波打つような楽音を意味しますね。オペラ歌手や弦楽器奏者、管楽器奏者が用いる演奏法のひとつです。弦楽器においては指を小刻みに前後に動かし、異なるピッチを奏出することにおいてそれを実現し、管楽器においては息をコントロールすることによって、短い断裂音を作ることによって、それを可能にします。歌手も同じ方法(息のコントロール)を用いています。ヴィブラートは音楽を表現豊かにする非常に興味深い奏法だと思います。 ところが、楽器の構造上、ピアニストはこの奏法を用いることが出来ません。ハンマ... 続きを読む

    2017年5月15日

  • 体験レッスン

    先日は、片道2時間半かかるご遠方より、レッスンにいらして下さり、有難うございました。「体験レッスンは必要ありません。」と、初めから入会を決めていらした旨を頂き、ご信頼下さっていることを大変嬉しく思い、また感謝しております。 このところ、成人の方から、同じようなレッスン依頼を、とても多く頂いております。音楽を心から愛好して下さる生徒さんとの、ピアノを通じての触れ合いは何ものにも代えがたいものです。 「一緒に音楽を学ばせて頂く」という気持ちで、ピアノを通じて、出来るだけのお手伝いをさせて頂き... 続きを読む

    2017年5月14日

  • スタインウェイ

    最近は、大人の生徒さんより、レッスンのお問い合わせを沢山頂いております。お忙しい中通ってきて下さり有難うございます。外国製のピアノと日本製のピアノについて質問を受けることがありますが、実は、私の方が生徒さんより教わることがあります。 特に、スタインウェイ&サンズについては、1853年にアメリカで設立されたこと、1880年にドイツに本拠地が移って以来、それぞれで材料・形状・アクション・鍵盤・足の固定方法などが若干異なることなど、色々とお話する時間を持たせて頂きました。 日本では恐らく殆どの... 続きを読む

    2017年5月13日

  • 新しいピアノと古いピアノ Part2

    ピアノという楽器の設計は、100年以上も前に完成されていたと言われています。しかし、作曲や演奏に「時代ごとのスタイル」「流行」といったものが存在するのと同じく、楽器製造についても、時代固有と言える「様式のようなもの」があると感じています。 私の教室に通ってきて下さっている大人の生徒さんが、都内のスタジオで「ベヒシュタイン」のグランドピアノを弾いてこられたそうです。お気に召したようで、そのスタジオに会員登録までなさったと伺いました。 どのピアノメーカーにもいくらか言えることではありますが、「ベ... 続きを読む

    2017年5月12日

  • 新しいピアノと古いピアノ Part 1

    先日、中古ピアノ専門センターに「試弾」に行ってきました。店内には、数多くの「グランドピアノ」と「アップライトピアノ」、および幾らかの「電子ピアノ」が並んでいました。 中には、「スタインウェイ社のブランド名」が刻印されてある機種もあったため、お店の方に尋ねたところ、それは、スタインウェイ社のデザインを用いて、国内の某メーカーによって製造されているピアノということでした。 ピアノは同じ型番でも個性があり、一台一台にそれぞれの持ち味があることを、改めて痛感しました。また、「必ずしも新しい物が良... 続きを読む

    2017年5月11日

  • スタッカート

    バッハの平均律を学習するにあたって、最も多くの先生から推奨されているエディションは「ヘンレ」ですね。でも、こういった原典版だけでは、解釈しきれない部分が多くあるため、数多く出されている実用版を使用することになります。しかし、実用版が作られた時代とバロック時代の楽器が異なること、および記譜上の習慣の問題を考えると、いずれのエディションの扱いにもかなりの慎重さが要求されます。 昨日のレッスンで直面したことの一つは「スタッカート」という語の解釈です。スタッカートという言葉は、もともとラテン語の「... 続きを読む

    2017年5月10日

  • 曲名:「フワフワした人形が歩行するさま」??!!

    今月下旬にインターナショナルスクールで催される「生徒たちによる演奏会」のプログラムを作っている最中です。プログラムは一部の原語(ロシア語など)を除き、全て英語で書いていますが、昨日、曲名の中に、「ある差別的な意味合いを含む語」を発見しました。 日本の楽譜の中で使用されている邦訳は、英語によるタイトルをそのままカタカナに直したものが採用されていますが、英語圏の国々では、その語をもう長年「禁止用語」としているはずです。しかし、クラッシックの音楽は特に、その作曲家が活躍していた時代の出来事を、創... 続きを読む

    2017年5月9日

  • 水上のジョージ1世

    先日、「ジョージ1世とヘンデルが、諸侯、貴婦人らと共に、小舟に乗っている絵」を見る機会がありました。 このイギリス王は、音楽が公に演奏されることを好み、一般の人々も観賞することが出来るよう尽力した人物です。それで、ヘンデルは彼のために、いくつかの視覚的効果を持つ音楽を創作しました。 私が見た絵画は、「水上の音楽」が演奏されている光景です。21の部分から成っているこの音楽は、1セットとして同時に演奏されるものです。 この曲の初演は、1717年、ロンドンのテムズ川を王室の舟が下りながら行わ... 続きを読む

    2017年5月8日

  • 猫とピアノ

    ドメニコ・スカルラッティ(Domenico Scarlatti)の単独の小品であるフーガの中に、The Cat's Fugue(猫のフーガ)というニックネームを持つ曲があります。 今日たまたま、その楽譜を見る機会がありました。単音の付点四分音符が、G-B-Es-Fis-B-Cisと上向していく音列によって開始され、八分音符によるD-C-B-A-G-Fisが後続しています。その次の小節からは2声になり段々と声部も増えて、ニックネームのユーモアとはかけ離れた厳粛な雰囲気に仕上がっていました。 「スカルラッティは恐らく猫を飼っていて、その猫は鍵盤の上を歩く... 続きを読む

    2017年5月7日

  • コンサート

    昨日は、勤務するインターナショナルスクールでコンサートがありました。私の生徒たち(5年生~12年生)はステージで、パーカッションと、フルートと、ピアノを演奏しました。皆、とても一生懸命で素敵でした! 実は、会場に行く途中、人身事故で電車が止まってしまい大幅に遅れたため、引き返すことも考えたのですが、レッスンすることになっていた生徒から、「練習して待つ」という返信を貰ったので、とにかく学校に行きました。 コンサートは夜でしたが、行って良かったと思いました!客席から演奏を聴くのも、なかなか楽... 続きを読む

    2017年5月5日

  • 綺麗に終わって!

    春のコンサートの季節になりましたね! さて、発表会に参加される生徒さんの多くは、「どのように曲を終わらせるか」ということに、多くの注意を払っていることでしょう。 時として演奏者は、曲の開始部分に集中するあまり、曲の終結部をおろそかにしてしまいがちです。それに過度の緊張が加わると、曲の最後に向かって急ぐあまり、綺麗に終わらせることが出来ないのです。 洗練された終わり方は、曲全体の出来栄えに大きく影響します。駆け抜けるように鮮やかな速度をもって消えてしまうもの、あるいは爆発するかのような激... 続きを読む

    2017年5月4日

  • ピアノの父

    Muzio Clementi(クレメンティ)という名前を聞くと、ピアノを習っていらっしゃる殆どの方は、「ソナチネ」を思い浮かべることでしょう。 多くの作曲家が、「亡くなった後に有名になること」はよく知られていますが、その逆もあります。クレメンティは当にその例にあたります。 クレメンティは生前、同時代の作曲家であるハイドンやベートーヴェンと肩を並べるほどの知名度を持っていました。 彼は、音楽家であると同時に、実業家としての手腕でも知られており、出版業や楽器メーカーとしてのビジネスを手掛けていました。 ... 続きを読む

    2017年5月3日

  • 大きなピアノと小さなピアニスト Grand pianos and little pianists.

     小さい子供さんがピアノを弾くにあたって、正しい姿勢を保つために、いくつかのツールが必要になってきます。たとえば、高さ調節の出来る椅子、椅子の上に積み重ねるクッション、木で作られた足台などです。「足台は不可欠だとおっしゃる先生」と「必要ないとお考えの先生」とで意見が分かれるようです。  言うまでもなく、前者は「姿勢の重要さ」が根拠となっており、後者は「日常の中で演奏を楽しむ時は、どんな環境(椅子がない等)であっても弾くのが自然だ」と、立ったままで上手に弾いている人の実例などを挙げられること... 続きを読む

    2017年5月2日

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