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久田ピアノ・ソルフェージュ教室

  • 生徒さん募集について

    ご希望の方は、ご年齢と、既習の方は既習歴ををお書き添えの上、お問い合わせいただきますと幸いです。 有料(2000円)になりますが、一度レッスンを体験していただき、その上で今後のご判断をしていただけます。レッスン終了後にご希望やご質問などについてもお伺いする時間を取ります。 初心者のお子様には、ソルフェージュやピアノの導入として、楽しみながら取り組める内容を準備しますのでご心配無くいらして下さい。 既習の方は、今弾ける曲をお持ち下さい。まだ練習途中の物で大丈夫ですよ。ご一緒に様々な弾き方を試しな... 続きを読む

    2023年2月26日

  • 一週間で練習していただく課題の分量について

    毎回のレッスンで、ご趣味の生徒さんにお出しする課題の量についてお伝えします。 ご家庭での練習時間は、初心者の頃には15分くらい。少し進んで来られたら30分くらい。 を目安に考えています。 様々な習い事をされていたり、保育園や学童等に通われ、帰宅が遅い場合等は、これくらいの時間を作られることもとても大変でしょう。ご家庭での工夫やご協力をお願いしたいと思います。 一週間の中で、毎日練習時間を取って習慣にしていただく事は理想ですが、毎日が無理だとしても、できれば5日程度は練習に取り組める環境が... 続きを読む

    2023年2月26日

  • ソルフェージュ〜「威風堂々」

    本年も宜しくお願い致します。 サッカーワールドカップで盛り上がった昨年末は、サッカーも音楽も大好きな生徒さんと共に、サッカーに縁の有るクラシックという事で、エルガー作曲の「威風堂々」をソルフェージュの題材に取り上げました。 有名な曲ならではの魅力的なメロディにも助けられ、とても楽しい時間となりましたのでご紹介します。 さいたま市民の私にとってスタジアムで歌われるクラシックとして先ず頭に浮かぶのは、オペラ「アイーダ」から「凱旋行進曲」なのですが、これは既にレッスンで取り上げ済みという事で、... 続きを読む

    2023年1月6日

  • バーナム「全調の練習」

    バーナムピアノテクニック集の中に「全調の練習」という少し変わったタイトルの曲集があります。全ての調子の練習曲が納められていて、その1つ1つはとてもシンプルで譜読みも易しく、ページ毎の調子の配列からは、楽典的にも音楽の面白さを味わえる作りになっています。 この本の面白さを知り、使いたいと思いながら、このテクニック集を使わせていただく中で「ミニブック」や「導入書」から始めますと、その後は「1」「2」と進んで行く事が多く、さて、その次を選ぶ頃には、バーナム以外の選択肢が広がる事も有り、ついつい、... 続きを読む

    2022年7月8日

  • 基礎から学ぶとは?②〈音符を読む・音符の向こうにある物を読む〉

    レッスンの場で、小さなお子様が初めて覚える音符は、四分音符で有る事が多いと思います。 形は一本棒の下に黒い楕円が付いているあの形です。 そして、その音符の持つ長さや、五線のどこに置かれるかで、ド・レ・ミ等の音の高さを表せる事を少しずつ学んで行かれる事と思います。 この様に、音符の長さや高さを1つずつ正確に読む事は大切な基礎ですが、それに加えて、いくつかの音符が繋がっていく時には、同時に〈音楽の様子〉を読み取って行く事もとても大切な基礎だと考えます。 例えば、ドレドレミレド…と音が繋がる... 続きを読む

    2022年7月3日

  • 惚れ惚れする演奏 

    生徒さんの弾くピアノに惚れ惚れする事が有ります。 音大を目指している訳でも無く、難しい曲を弾いている訳でも無い、習い始めて1〜2年の生徒さんです。 年齢に相応しい感受性でメロディを弾いています。初めの一音からメロディに相応しい音が出せて、フレーズの最後まで良く耳を澄ませて思い通りの音が出せるように指をコントロールしています。 言葉で言い表せばこういう事なのですが、毎回のレッスンで「こんな風に、こう手腕を使って、ここを良く聴いて」等と少しずつお伝えしている内に、いつの間にか「良いな〜、上手... 続きを読む

    2022年6月27日

  • 発表会に期待する事は

    7月半ばには、当教室としては初めての発表会が近づいて参りました。 発足よりの2年半はコロナ禍と重なり、会場を予約するのをためらっておりました。たまたま空いていた、ホールの短い時間枠を借りての発表会です。 時間に余裕は有りませんので、記念撮影等も省略し、何よりも、「先ずは一曲、大きなホールで弾いて見ましょう!」というコンセプトでの会になります。 リハーサルも1人3分ずつしかできませんが、お辞儀の場所を確認して、ピアノの椅子に座った後は、ホールに響くフルコンサートピアノの音に先ず耳を傾けられるよ... 続きを読む

    2022年6月10日

  • 弾き方の癖とは ハノンについて

    教室案内の中で「せっかくの練習で悪い癖をつけてしまわないように…」と書いておりますが、これについて少し詳しくお伝えしたいと思います。 誰にもその人らしい手指の動かし方は有りますので、正しい弾き方がたった1つでは無いとの考えを前提に、しかしこれだけは、できるだけしない方が良いと思われる弾き方が有ります。 例えば、一音毎に手首を下げ、その勢いを使って打鍵するような弾き方。親指や小指の指先が使えず、指全体を鍵盤に押し付けてしまう弾き方。使っていない指に力が入り上を向いてしまう弾き方等です。 ど... 続きを読む

    2022年2月21日

  • 動画を送り合ってのレッスン

    この2月はコロナ感染症拡大の為、対面レッスンをお休みとし、動画レッスンの試みを本格的に始動しました。 これは、双方向タイプのオンラインレッスンでは、お互いのやり取りに画像や音声の乱れも多く、演奏の微細な事柄を伝え合うにはストレスも多いと考え、ならば生徒さんの演奏動画と、私からのレッスン動画を送り合う形でのレッスンをしてみようという試みです。苦肉の策では有りましたが、実際に始めてみた所、案外良い方法であったかと感じています。 動画レッスンでは、先ずご自宅でお子様の演奏をスマホで撮影していた... 続きを読む

    2022年2月16日

  • 楽譜を読む習慣

    演奏する為に「楽譜を読むか」「読まないか」これを一口に語るのはとても難しく思われます。 何故なら例えば歌う時、幼児が初めて歌を口ずさむ時から、そして大人になって好きな歌を口ずさむ時にも、その多くは耳から聴いて覚えて歌う事が多いのではないでしょうか。それで充分に音楽を味わえますし、楽しむ事ができます。これは音楽の大切な一面だと思います。 しかし、クラシック音楽を奏でるならば、譜面を読む習慣が無いと、進みたい先ヘどうしても進めなくなる事態が必ず起こって来ます。 例えば、レッスンの中で、楽譜... 続きを読む

    2021年8月6日

  • 絶対音感について思う事

    絶対音感と言う言葉には、思わず身構えてしまうような響きがありますが、読譜と共に音楽を学ばれる中で、ある程度自然に身に付く事も有りますし、一方、音への意識付けに少し工夫する事で、初期の段階からその入口に楽しく触れていただく事が可能です。 読譜と共に、と書きましたが、近頃はCD等様々な音源が用意されていますので、聴いて覚えて弾く習慣を付けてしまいますと、いつまで経ってもド・レ・ミの音名と実際の音高が結び付きません。これについては又、別の文章にしたいと思います。 さて、絶対音感とは、例えばラの音... 続きを読む

    2021年7月29日

  • 情操教育とは?

    音楽教育=(イコール)情操教育と言われることは、とても多いと思いますが、この非常に曖昧な事柄を考える時に、恩師の忘れられない言葉が有りますので以下にご紹介します。 「音楽の筋道に添って、内容を感じ取り、それに自分の気持ちを寄り添わせて行く。それは、自分の気持ちをコントロールする事です。“気持ちをコントロールする”それは人が生きていく中で、とても大切な事です。その力を育てる事こそ情操教育ではないかと思います。」 学生の頃の記憶なのですが、概ねこのような内容であったと思います。 この様に気持ち... 続きを読む

    2021年7月8日

  • 早期教育について思う事

    早期教育という言葉を良く耳にしますが、お子様がピアノを始めるのは、早ければ早い程良いという事なのでしょうか? 5歳よりも4歳、更に4歳よりも3歳が良いと考えるべきなのでしょうか? 生徒さんをお預かりする際に、「レッスン開始はできるだけ早い方が良いと思っていました」とお話されるお母様もいらっしゃいますので、私の思う所を少しお伝えします。 結論から申し上げますと、私の経験の中では、“なるべく早く”と焦る必要は無いと感じております。勿論、ご家庭のお考え、お子様のご様子、取り巻く環境などから、とて... 続きを読む

    2021年6月17日

  • 上手く弾けない時には

    ご家庭での練習で、弾き方がわからなかったり、上手く弾けなくて、困り果ててしまう事も時にはあるかも知れません。 小さなお子様の練習をサポートして下さるお母様にも、スムーズに行かない時には、ついつい気持ちが焦って、怒ってしまいそうになる事もあるかもしれない、と想像いたします。 ピアノを教える立場の者としては、「ここの弾き方がわからなかった」「ここは弾けなかった」という事で、レッスンの場にいらして下さっても、それをサポートするのが仕事ですから、一緒に理解の筋道を辿り、弾き方をお伝えしながらレッ... 続きを読む

    2021年3月5日

  • 基礎から学ぶとは?

    何事にも基礎が肝心!とは良く聞く言葉ですよね。 では、ピアノの基礎を学ぶとはどういう事でしょうか? 楽譜のドレミが読めて、鍵盤のドレミを間違いなく押せる事でしょうか? さあ、これが基礎です!と風呂敷を広げるように並べる事は難しいのですが、小さな生徒さんが初めて1つの音を鳴らした時から、それは始まっているように思います。 生徒さんが先ず1つ音を出してみた時に、どの様な手の形で鍵盤に触れるのか、身体全体をどの様にしているのか、その時にどの様な音が出るのか、それらを注意深く観察します。 頃合い... 続きを読む

    2020年9月11日

  • ソルフェージュとは?

    ソルフェージュって何ですか?…この質問にどのように答えるのが正解でしょうか。 私が学生時代に学んだ尊敬する先生は、次のようにおっしゃっています。 ソルフェージュとは、「常に、何かの為の何か、で有るべきでしょう」又ソルフェージュの最終的な目標の1つは「楽譜を見ただけで、その音楽を生き生きと、身体の中で鳴らす事ができる事に有るでしょう」 少し難しいかもしれないので、実際の事柄に例えてみます。 初心者にとって、ピアノを弾く時に指を動かす事はとても難しいですよね。そこで、ピアノと離れた状態で、... 続きを読む

    2020年5月31日