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ソルフェージュ〜「威風堂々」

本年も宜しくお願い致します。

サッカーワールドカップで盛り上がった昨年末は、サッカーも音楽も大好きな生徒さんと共に、サッカーに縁の有るクラシックという事で、エルガー作曲の「威風堂々」をソルフェージュの題材に取り上げました。
有名な曲ならではの魅力的なメロディにも助けられ、とても楽しい時間となりましたのでご紹介します。

さいたま市民の私にとってスタジアムで歌われるクラシックとして先ず頭に浮かぶのは、オペラ「アイーダ」から「凱旋行進曲」なのですが、これは既にレッスンで取り上げ済みという事で、今回は威風堂々に。

さて、レッスンでは、冬休みに家で楽しめるピアノ譜の形に仕上げる事に決め、先ずは、五線ノートに大譜表(ト音記号とヘ音記号が両方書き込まれた楽譜)を準備します。譜表の左端の大きなカッコを滑らかに書くのが難しくて何度か書き直してみます。

準備ができたら、ト音記号の方に有名なメロディーを聴音(ピアノの音を聴きながら書き取り)します。聴き取り易いようにハ長調で。少しずつ助けてあげながら、これも上手にできました。

サッカースタジアムでは、この8小節を何度も繰り返し歌いますから、繰り返し記号も書いてみます。思い出しながら初めて書くので、これもちょっと変わった記号になりました。点の位置を少し直してこれも完成。

最後にへ音記号の方には、易しくアレンジした伴奏を、私が書き足してピアノ譜が完成しました。

ここまでで10分くらいかかりました。まだ少し時間が有ります。

私が左手部分を弾いて、生徒さんは右手部分を弾きます。2回繰り返して、3回目の終わりに近づくと、どちらともなくゆっくりにして、“これで終わり”の合図ができました。これもアンサンブルの楽しさです。

今度は生徒さんが自分で、両手で弾いてみます。一回で立派に弾けました。初見奏の力が付いていて晴れ晴れとした表情です。

最後に、スマートフォンでオーケストラの演奏を探して、一緒に観ました。

「オーケストラの演奏、どうだった?」の質問に、「指揮者が凄かった!」と一言。音色に付いての感想が来るのかな?と思っていましたが、思いがけず、この様な素直な感想を聞けたのも嬉しい事でした。

♪話が横道にそれます…
随分前に観たサッカーの対談番組で、「もっとソルフェージュを大事にしなきゃダメだよ!」と言うコメントを耳にした事が有ります。
「ソルフェージュは音楽だけでは無く、サッカーの練習の現場でも使う言葉なのだ!」という驚きと、それを「大事だ!」と言ってくれる親近感と嬉しさで一杯になりました。海外で活躍の経験の有る方の発言だったと記憶しているのですが、用事をしながらチラチラと観ていた番組なので思い出せなくて残念です。


当教室ではピアノレッスンに加えて、各生徒さんに合わせた内容のソルフェージュレッスンを大切にしています。
こうした時間を持つ事で、演奏の手助けになる事を目指しながらも、時には生徒さんの生活にリンクする内容を盛り込み、音楽の楽しみ方を一緒に広げて行きます。


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