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基礎から学ぶとは?②〈音符を読む・音符の向こうにある物を読む〉

レッスンの場で、小さなお子様が初めて覚える音符は、四分音符で有る事が多いと思います。

形は一本棒の下に黒い楕円が付いているあの形です。

そして、その音符の持つ長さや、五線のどこに置かれるかで、ド・レ・ミ等の音の高さを表せる事を少しずつ学んで行かれる事と思います。

この様に、音符の長さや高さを1つずつ正確に読む事は大切な基礎ですが、それに加えて、いくつかの音符が繋がっていく時には、同時に〈音楽の様子〉を読み取って行く事もとても大切な基礎だと考えます。

例えば、ドレドレミレド…と音が繋がる時には、全部同じ音量で演奏するのか?、否そうでないのか?…生徒さんのご年齢に合わせて、一緒に考え、その為の弾き方を楽しく試せる様に誘います。

例えば、ド→ミと繋がるのか、ド→ミ♭と繋がるのかで、求められるドの音色の質感も変わって来ます。ちょっと難しい表現になってしまいましたが、小さな生徒さんにお伝えする時には〈晴れやかな音色のド〉と〈曇った日の様な音色のド〉を弾き分けて遊ぶ、といった感じです。

この様に、音符の向こうに隠れている事柄を読み取る事も、全て含めて〈音符の読み方の基礎〉と考えたいと思います。


少し話が逸れますが、子供たちが音符の繋がり方を意識しながら読んで行くときに、その繋がり方が見え易い楽譜を使う事も大事にしたいと思います。

ここでは詳しく述べませんが、印刷された音符の大きさも、(小さ過ぎる場合や、逆に必要以上に大き過ぎる場合にも)音の横の繋がりの把握には大きな影響があると感じます。

様々なニーズに応える楽譜の多さに目を見張り、感謝しつつ、生徒さんのお顔を思い浮かべ、最適な楽譜選びをしたいと思います。


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