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アサフ音楽院

  • 今こそ、おうちでビッツ

    コロナウイルスが世界中に蔓延し、緊急事態宣言が実施される中、私が願うことは「子どもたちをどうにかして守りたい」の一心です。大切な生命を守ること。希望を持って明るく毎日を過ごしてほしい、と願います。 今日は家で学習できる「おうちでビッツ」についてご紹介します。 脳科学理論に基づいて考案した音符ビッツは、視覚と聴覚による統合学習法です。 〜〜おうちでビッツ学習法〜〜 ・CD「おうちでビッツ」を聴きながら ・ビッツのカードをめくり ・歌を歌ったり速読をします これにより、「目と耳」からの... 続きを読む

    2020年4月8日

  • 視覚から感性を育てる「音符ビッツ」(1998年)5

    私のクラスでは全員に音符ビッツを持たせていますが、モーツァルトのソナタ・K五四五を弾くころになると、楽譜に対する集中力が備わってきていますので、初見でも、ほとんど間違いなく弾ける程の能力が出来てきます。 指使い、フレーズ、楽曲の解釈などにもよく理解を示し、レッスンがとてもスムーズに運ばれます。 感性が磨かれると自ずと美が生まれます。譜面の都合上、充分に私の思いをお伝えする事は出来ませんが、この音符ビッツを試していただいて、子どもたちの家庭でのおけいこの一助となれば幸いです。<終わり> 続きを読む

    2020年4月6日

  • 視覚から感性を育てる「音符ビッツ」(1998年)4

    グループレッスンでは、フラッシュの他に、指導者ごっこ、まねっこビッツ、1分間トレーニング……など、楽しく楽しく遊びながら音符に親しむことが出来ます。子どもたちは時間を忘れて熱中します。 「キラキラ星」のレッスンを始める傍ら音符ビッツに親しんでいると、音符に対する興味がわき、やがてとても楽に音符がよめるようになります。くり返しによって容量の大きな記憶回路が出来てしまうと、次々入ってくる情報をどんどんキャッチ出来るようになるからです。<続く> 続きを読む

    2020年4月5日

  • 視覚から感性を育てる「音符ビッツ」(1998年)3

    音符ビッツはその特徴として、 ・シンプルである ・3つの音がラインになっている ・音符の玉が大きいので見やすい ・音程によって色分けしてあるので扱いやすい ・カード式になっているので、トランプのように楽しく遊べる などがあげられます。 目で視る、耳で聴く、口で読む、または歌う、指でなぞる、 それらをリズムにのってくり返す……。 この全身を使っての学習は、脳の諸野を総動員して、あらゆる機能を高めます。 テンポ良く速読させるのがコツです。 年齢に応じて毎日くり返す事が大切です。 レッスン... 続きを読む

    2020年4月4日

  • 視覚から感性を育てる「音符ビッツ」(1998年)2

    さて、私は長年脳の機能について非常に関心をもってきましたが、6年前、グレン・ドーマン博士の「赤ちゃんからの知能をどう倍増されるかのコース」というレクチャーに参加した折、聴覚回路と視覚回路がそれぞれ別である事を知りました。 「耳から音楽を聴く事を通して、これ程の能力が育つのならば、同じように視る事を通して、視覚による感性も育つのではないか」との点に着眼し、制作しましたのが、この音符ビッツです。実践の結果、音符ビッツを使うようになってからの生徒と、それ以前の使わなかった生徒との間に、著しい違いが... 続きを読む

    2020年4月3日

  • 視覚から感性を育てる「音符ビッツ」(1998年)1

    今日から新たなエッセイシリーズとなります。どうぞお楽しみください。 ----------------------------------------------------- スズキ・メソードのすばらしさに魅せられて30年、夢中でピアノ教育に打ち込んでまいりました。 音大卒業後、家族でベルリンに留学しましたが、そこで見聞きしたコンサートの数々、レッスンでの音楽への接し方など、私にとりましては音楽への開眼でした。 帰国後、鈴木鎮一先生との出会いがあり、まだ3歳に満たなかった娘を連れ、研究をかねて松本までレッスンに通ったことは、貴重な体験として今... 続きを読む

    2020年4月2日

  • 紫明先生のWikipediaページができました

    ついに……! 紫明先生のWikipediaページができました!! 珠玉のエピソード満載。 たとえば、スズキ・メソードの鈴木鎮一先生とのエピソード。 ******************************** バッハのパルティータを練習中の生徒がどうしても譜面と指が一致しない、という悩みを紫明が鈴木鎮一氏に打ち明け、読譜についてどう考えるか尋ねた際、その問いには答えず、 「スズキ・メソードは木に例えれば幹です。葉を茂らせるのは、先生方の役目です。読譜については、川崎先生お願いしますよ。」 と答え、そ... 続きを読む

    2020年4月1日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)12了

    〜どの子も育つ 育て方ひとつ〜 次女かぐやは、「載冠式」のコンチェルトをさせていただいて後、あるコンサートでハープを聴いてから、ハープのとりこになり、東京芸術大学附属音楽高等学校ハープ科に入学しました。現在同大学大学院修士課程に学び、ハーピストとしての道を歩んでいます。昨年は国際芸術連名新人賞を受賞いたしました。 スズキ・メソードを土壌として成長され、世界にはばたく演奏家が次々と輩出されている今日、私たち指導者の使命は大きいと思います。私は今ピアノ指導のかたわら、「母と子の音楽サロン」を... 続きを読む

    2020年3月31日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)11

    〜イタイヤ協奏曲〜 かぐやが小学2、3年の頃でしたか、「イタリヤ協奏曲」をコンサートで弾くことになっていましたのに、前日鉄棒から落ちて、左手をねんざしてしまったことがございました。 コンサートの当日鈴木先生は、舞台のそでのところで、 「ああ、これこそイタイヤ協奏曲だね。右手だけで弾きなさい」 と、けろっとしておっしゃるのです。 アナウンサーの方に、「次は、イタイヤ協奏曲です」と言って下さい、と言われました。 かぐやは、たまげてしまって、猛スピードで雲がくれ。 コンサートが終わるま... 続きを読む

    2020年3月30日

  • 公式YouTubeチャンネルstart! 【教えて紫明先生】

    このたび音符ビッツ公式YouTubeのチャンネルを開設しました。 アサフ音楽院院長である開発者・川崎紫明が音符ビッツの効果についてインタビューで語る動画です。 ご覧いただけましたら嬉しいです。  続きを読む

    2020年3月29日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)10

    〜白熱した追求心〜 鈴木(鎮一)先生は、レセプションの席上でも、廊下やロビーででも、生命力について語ってやみません。 「世の中のあらゆる真実は、きわめて簡単なものだ」というトルストイの言葉を折にふれて引用され、話されました。 そこには物事の「本質」に迫る鋭い執念にも似た、白熱した追求心が火花を散らしている、と言っても過言ではない ――と季刊誌でも語っておられますが、 「なぜこうなるのか」「どうしてこうなるのか」 ――次々とわき出る先生のアイディアをお聞きしながら、帰りの列車はどこをど... 続きを読む

    2020年3月28日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)9

    クレメンティのソナチネが7カ月も出来上がらなくて、 「こんな小さな子に、この曲は無理なのではないでしょうか」 と先生に質問したことがりました。 「お母様のその気持ちがこの結果なのですよ」とお叱りを受け、 私の腹がすわると一ぺんに出来てしまった事が不思議でした。 大阪から松本への旅は大変でしたが、小学校に上がるまでの大切な時期、 驚くべきスピードで感性が磨かれていったのを今にして思います。 ある時、全然楽譜を見ないで、 「ああ、もう終わっちゃった」 などと、けろっとしてい... 続きを読む

    2020年3月27日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)8

    〜ピアノのレッスン〜 片岡ハルコ先生は、 「最初はキラキラ星から、テンポ、リズムなど感度の良い指導が必要です。 部分的に悪い所は徹底的に教えこむことが大切です」 と三歳の幼児も一人前に扱って、真剣なやりとりをして下さいました。 お昼前頃からレッスン室の前の廊下には、熱心なお母様方と生徒さんが列をつくって待っておられました。 2人ずつ部屋に入ってご指導を受けるのですが、何かワクワクした雰囲気で、先生のお言葉が、とても子どもの心を魅きつけていたように思います。 はじめは「かぐやちゃ... 続きを読む

    2020年3月26日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)7

    鈴木先生のレッスンでは、先生のご研究の様子を手に取るように教えて下さいました。 「私はこうしてクライスラー先生から学びました」とおっしゃって、 ちょっと初めの方をレコードをかけて、先生がヴァイオリンをお弾きになる。 またもどして、もう一回同じ個所を聴いてお弾きになる。 弓をかるく、ひじを上げたり下ろしたりしながら、 同じ音が出るまで、動作をしてみせて下さるのです。 そんな先生にお触れしながら、 才能教育の実態をこの目で見、学ばせていただく機会を得ました事は、 今思えば夢... 続きを読む

    2020年3月24日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)6

    その後間もなく、私の勉強もかねて、片岡ハルコ先生のクラスに入会させていただき、 大阪から松本まで毎月一回通う事となりました。 朝五時に起き、お昼前に松本に着きます。 駅前通りの美味しいおでん屋さんでお昼をすませ、才能教育会館に向かいます。 長旅の疲れで、レッスンの頃には、ねむってしまっていたりして、 いつもコンディションが良いというわけではありませんでした。 そんな折は、他の生徒さん(世界レベルで活躍されている東誠三さんなど) のレッスンを見学させていただいたりしました。... 続きを読む

    2020年3月23日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)5

    〜師を求めて松本へ〜 二女かぐやが生まれ、2歳10カ月の頃、家族四人で松本市にある才能教育会館に、鈴木先生をお訪ねしました。 鈴木先生は、腰をかがめて握手して下さり、「かぐやちゃんは、いくつになったの」とおっしゃいました。 「もうすぐ三歳です。」「年をとりましたねえ。」私たちは、まだ3歳に満たないかぐやを連れて意気揚々と伺ったものですから、先生のお言葉にはびっくりしてしまいました。<続く> 続きを読む

    2020年3月22日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)4

    スズキ・メソードとの出会い 帰国後、私のピアノ教育の上にも、音を通して心が伝えられるような指導をしたい、と日々研究模索して数年が経ちました。 そして、ある日、スズキ・メソードに出会ったのでした。 京都で片岡ハルコ先生が生徒さんをつれて公開レッスンをなさった時の事です。 3歳の生徒さんが「キラキラ星」を弾かれたのですが、その折目正しいご挨拶、心こもったタッチ、しかもとても楽しそうでした。 その可愛い姿に涙があふれました。こんな教育が日本でなされているのかと驚きでした。<続く> 続きを読む

    2020年3月21日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)3

    ベルリン・フィルのコンサートなど毎週家族で通いました。 街角の貧しい玉子売りのおばあさんが、前の席で美しいボンネットの帽子をかぶって座っておられるなど…… とても身近かで、勿論チケットもとても安いものでした。 演奏する方も聴衆も、心から音楽を愛している様子がホール一杯に感じられ、暖かい雰囲気に包まれるようでした。 ある時、フィッシャー・ディースカウのリサイタルで、シューベルトの「冬の旅」を聞いている時でした。 隣の席の男の方が、感動してむせび泣いておられるのです。 びっくりしまし... 続きを読む

    2020年3月20日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)2

    1966年2月、主人の留学先であったベルリンへ、3歳になる長女香子を連れて参りました。私もベルリン国立音楽大学に入学クラウゼ先生からピアノを学ぶ事となりました。今でこそ若い方たちは、どんどん留学されますが、その頃はふたたび日本の地が踏めるかどうか分からないというような大変な決心をして、日本を発ったことでした。最も大切だったグランドピアノを売って、片道の旅費が出来たのでした。 ドイツの地で見聞きしたものは、その当時の日本の音楽教育とは別世界でした。私の音大時代は、音楽というよりも音楽生活で、毎日六... 続きを読む

    2020年3月19日

  • 【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)1

    鈴木先生との出会いは、私がそれまで長年求めていた音楽教育の理想との出会いでもありました。 そして日々追求し続けるすばらしい人生を私の上にも開いて下さったのでした。 当時の格調高い雰囲気の漂う才能教育会館での学びの日々は、今も新鮮にとみがえってまいります。 ----------------- 本日からはスズキ・メソード会長鈴鎮一先生との思い出を綴ります。 アサフ音楽院のピアノ教室ではスズキ・メソードによるレッスンを行なっております。 院長・川崎紫明は、生前鈴木鎮一先生に、「川崎紫明先生、読譜はお願いいた... 続きを読む

    2020年3月18日


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