【紫明先生のエッセイシリーズ】夢のような日々(1992年)7
鈴木先生のレッスンでは、先生のご研究の様子を手に取るように教えて下さいました。
「私はこうしてクライスラー先生から学びました」とおっしゃって、
ちょっと初めの方をレコードをかけて、先生がヴァイオリンをお弾きになる。
またもどして、もう一回同じ個所を聴いてお弾きになる。
弓をかるく、ひじを上げたり下ろしたりしながら、
同じ音が出るまで、動作をしてみせて下さるのです。
そんな先生にお触れしながら、
才能教育の実態をこの目で見、学ばせていただく機会を得ました事は、
今思えば夢のようです。
ホールでのグループレッスンはいつも公開されていて、よく聴かせていただきました。<続く>
「私はこうしてクライスラー先生から学びました」とおっしゃって、
ちょっと初めの方をレコードをかけて、先生がヴァイオリンをお弾きになる。
またもどして、もう一回同じ個所を聴いてお弾きになる。
弓をかるく、ひじを上げたり下ろしたりしながら、
同じ音が出るまで、動作をしてみせて下さるのです。
そんな先生にお触れしながら、
才能教育の実態をこの目で見、学ばせていただく機会を得ました事は、
今思えば夢のようです。
ホールでのグループレッスンはいつも公開されていて、よく聴かせていただきました。<続く>