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あんだんて

  • 心療眼科とピアノのセンセ

    小学校時代の親友のお母様は眼科医でした。 実家では家族でお世話になりましたが、残念ながら昨年亡くなりました。 70代はバリバリの現役。 80代は流石に切った張ったはされないけれど、昔ながらの患者さんが沢山通われていて、、 悩みを聞く事も多くて、、 ご自身を「心療眼科」と仰って、88歳まで診察をされていました。 素敵なスーパーウーマンでした。 3年生のレッスンでドーナツを例にして説明していた時の事。 (前回とは別の生徒ちゃん) ... 続きを読む

    2019年4月28日

  • 加線のミーちゃん^_^

    3年生女子。 加線の音符をやけにすらすら読むと思って褒めると、 ト音記号の加線のミーちゃんはね、「ミ」という字と同じで3本の線の上にいる子って覚えたの。 それと、ラーちゃんのラの字って上は横棒1本だから、それと同じ加線1本の線の上にいる子はラ」 なるほど! こんな風に自分なりに工夫して、覚えよう! としている事に感心しました。 何でも関連付けて覚えるのが基本かもね。 後日、譜読みが苦手な中1の生徒ちゃんに早速伝えました。 彼女は今まで練習する習慣が無か... 続きを読む

    2019年4月22日

  • グループソルフェージュ

    先日グループソルフェージュを3つのグループに分けて行いました。 1番小さい組は年長さん3人と2年生が1人の4人のグループ。 メニューは、 いくつかの音符の名前と長さを歌で歌う。 ジェスチャー付きだから覚えやすい。 各自2本づつペットボトルを持ち、私の弾くメヌエットに合わせて3拍子を打つ。 体で3拍子を感じられたかな。 1列に並んでカード取り。 答えられたらカードをもらって又列の後ろに並ぶ。 5秒以内に答えられなかったら、カードはもらえずに列の後ろに並ぶ。 何枚取れたかな? ... 続きを読む

    2019年4月16日

  • 習得か遅くたっていいじゃない。

    昔のこと。 付点2分音符は3拍。 という事を長い間覚えられない生徒ちゃんがいました。 レッスンの度に、 「にぱく? いちぱく?」 と言います。 4歳から始めて、すでに小学生になっていました。 ある日、 「3拍!」 と答えたので、やっと覚えてくれて今日は記念日だわ。 と思い、嬉しくて確認をしたくなりました。 私の楽譜の中の付点2分音符を見せて、彼女の楽譜の中の付点2分音符と比較させて、 「これとこれは違う? 同じ?」 と聞いてみると、、、 生徒「ちがう!」 ... 続きを読む

    2019年4月10日

  • 楽譜とメルカリ

    以前、6年生女子が来るなり私の楽譜を見て、 「何これ?カッコいい!」 と言うので、 「この楽譜が? ボロボロじゃない」 と言うと、 「ボロボロだからカッコいいんですよ〜。外国版でボロボロの楽譜なんて最高!」 との事。 彼女が来るまで練習していたので、譜面台に楽譜が載ったままになっていたのでした。 「じゃあ私が死んだら楽譜は全部〇〇ちゃんにあげるね」。 と言ってみたらとっても嬉しそうに、 「やった〜!」 ですと。 先日その事を思い出して、本当に私が死ん... 続きを読む

    2019年3月31日

  • ずーっと忘れない

    「お願いしましゅ!」 と言いながらドアを開けて入って来る年長の女の子ちゃん。 小さな弟君がいるのでママは送迎のみで一人でレッスンを受けていました。 「あのしゃ〜、ここまでは分かるんだけどしゃ〜、これはどうやるの?」 「しゃえちゃんもピアノやってるんだって」 サ行が苦手(*^^*) お家で練習している時に、弾けない所があると悔しくて悔しくて、、、 そんな時は保育園でイメージトレーニングをしていたらしいです。 6歳にしてピアノに向かうだけが練習ではないと分か... 続きを読む

    2019年3月25日

  • 「やめたくない」気持ち

    教室通信を出していた頃、あるお母様が文章をお寄せ下さいました。そのまま載せさせて頂きます。ご本人の承諾を得ています。 以下引用 子供の芽をつぶしてしまいがちな言葉に「そんなに練習しないならやめてしまいなさい!」という怒りの言葉があります。 実は私はこの言葉で簡単にピアノをやめてしまいました。 上の子にもそんな危機を何度も作ってしまいましたが、「やめたくない」という強い言葉で危機をすり抜けて来ました。 「やめたくない」という事、 それは「頑張ります」とか、「やってみせます」と言... 続きを読む

    2019年3月19日

  • 声を出さずに泣いた5歳君

    音符もどんどん読めるようになっている年中君、弾けるのが楽しい!と言う気持ちが伝わって来ます。 おうちでも一人で練習しているそうなので、ママは見守るだけです。 おうちでの事。 ピアノの部屋に練習に入ったのに音がしないな、と思ってママが覗いてみると、、、 楽譜を見ながら一生懸命にリズム打ちをしていたそうです。 「弾かないの?」 聞くと、 「これやってから!」 と答えたそうです。 私がいつも、まず歌詞で歌って、ドレミで歌って、リズム打ちをしてから初めて弾くので、そのやり方を... 続きを読む

    2019年3月13日

  • 舘野泉さんとフィンランド語の辞書

    昔から舘野泉さんのファンです。 どこが好きって品のあるお顔です。 目鼻立ちだけの事ではございません。笑 ステージに立たれた時の心からの笑顔も、お人柄を表しているようで大好きです。 又、エッセイもとても面白いのです。 フィンランドにお住まいですが、日本に帰国された時は自由が丘のご実家に滞在なさるようです。 私が以前住んでいた家と割と近かったので何度かお見かけしましたが、とてもお声などかけられず、、、 その度に残念な思いをしていました。 でもある雨の日、バーバ... 続きを読む

    2019年3月7日

  • ピアノを擬人化したらビックリな効果が!

    以前音程が取れるようになった1年生について書きましたが、 こちらの5歳君も音程が取れませんでした。 歌うとドもレもミも同じ高さ。笑 自分でも音が合っていない事が分かるせいか、歌になるとテンション低めです。 先日、いつもとほんのちょっとだけアプローチを変えてみました。 「おうちのピアノにお名前付いてる?お名前付けてあげて先生に教えてね。 今日はね、このフレーズを先生のピアノの『えいじ君』に歌ってもらうから良く聴いてね。 次に先生が一人で歌う。 その次にJ君が一人で歌う。 ... 続きを読む

    2019年3月2日

  • 「クラシックは好きじゃない!」と言った生徒ちゃん

    現在大学3年生の女子生徒の話です。 彼女は昔ソナチネを弾いていた頃、 「クラシックは好きじゃない!」 と言い出しました。 そこで私は思い切って王道のテキストは全部お休みにして、ひたすらポピュラーをやってみる事にしました。 でもいつか絶対にクラシックを弾きたくなるはず! と信じて、楽典をやりながら、アレンジの綺麗なポピュラーの曲を選ぶ事に専念しました。 ポピュラー三昧の日々が3年程経ったある日、発表会が終わった直後のレッスンの日の事でした。 「クラシックの... 続きを読む

    2019年2月24日

  • 生徒ちゃんからの用事の無い電話

    友人から来る 「どうしてる〜?」 と言う用事の無い電話が好きです。 昔、小学校3年生の女子生徒からこの「用事の無い電話」をもらった事がありました。 晩ごはんの後片付けをしていると、 生徒「先生〜 今ね、パパとママが出かけてるの」 私「一人でお留守番してるの? うちに来る?」 生徒「大丈夫! テレビつけてるから、誰かいるみたいな感じがして寂しくない」 そして他愛のない話をしました。 このお嬢ちゃんのご両親は時々ご夫婦揃ってパーティーに出なければいけないので、... 続きを読む

    2019年2月18日

  • きょうはベタベタ寒いね

    昨日は寒かったですね。 私はバロック音楽を聴きに山手111番館まで行って来ました。 美しいバロックの響きに心はポッと温かくなりました。 ところで むかし Eちゃん「ママ〜、今日はベタベタ寒いね」 Eちゃんママ「うん、ベタベタ寒いね〜」 この会話を聞いてステキだなぁと思いました。 ママが、 「ベタベタ寒いなんて言う表現はおかしいのよ」 なんて仰らなかったから。 幼い時から豊かな表現をする事が多くて、見ていて本当に楽しいお嬢ちゃんでした。 その後彼女は高校生の時に... 続きを読む

    2019年2月12日

  • 劇的な変化

    ピアノを歌わせる事が出来るようになる為には、実際に声に出して歌う事が大切です。 音程の取れない生徒ちゃん達も大丈夫! いずれ正しいピッチで歌えるようになります。 1年生の女の子ちゃんもピアノは上手ですが、歌は音程がなかなか取れませんでした。 所で、いつも彼女の後に来るのは5歳のH君で、ママは音大の声楽科卒の方です。 ふと思いついてH君のママに童謡を歌って頂きました。 ギャラが出なくてスミマセンと言いながら (笑) ステキでした〜! (因みにこのママは昨年秋に... 続きを読む

    2019年2月6日

  • チコちゃんみたいな5歳です。

    NHKの「チコちゃんに叱られる」 おもしろいです。 なんで? と聞く5歳のチコちゃんに答えられない大人がタジタジになっていて、最後に専門家が回答します。 ウチにも質問が止まらない5歳のR君がいます。5歳になったばかり。 (前回とは別の坊やです) 「1拍子ってあるの?」 「4拍より長い音符はあるの?」 「5ってどうやるの?」 (指揮の話をしていた時の事、5拍子ってどう振るの?の意味) 幼児ちゃんの「なんで? どうして?」 は、その答えが知りたい!という事よりも、 ちゃ... 続きを読む

    2019年2月1日

  • 5歳君が伝えたかった気持ち。

    クリスマス会では、それぞれがお友達の演奏にコメントを書いてその場で本人に渡します。 でも未就学の生徒ちゃん達は、まだ書かなくて良い事にしています。 お正月明けのレッスンで、年中さんJ君が年長さん女子にわざわざクリスマス会の時のコメントを書いて持って来てくれました。 渡して欲しいと。 彼女のピアノに感動したのかな? お手紙には彼が自分で結んだであろう赤いリボンがかかっていました。 結ぶの難しいのにね。 お手紙にリボン。。 気持ちがこもっているなぁと感じて私まで嬉し... 続きを読む

    2019年1月26日

  • お願いだからもう休んで!

    センター試験ですね。 先月まで毎週ピアノに通って来ていた大学受験生がいます。 リケジョです。 彼女がどんなに勉強を頑張って来たか側で見て来ました。 一向にピアノをお休みする事を申し出ないので、さすがに私から、 「お願いだから受験が終わるまで休んでちょうだい」 と言ったのでした。 もちろん今は練習する時間は無いので、それを前提としたレッスンでした。 高3の12月なんて、ピアノに行く時間があればその分勉強に回すか、少しでも寝るか、、、 私が彼女ならたぶんそう... 続きを読む

    2019年1月20日

  • ピアノと推薦状

    ちょうど1年前の今頃、大学受験の生徒から連絡がありました。 奨学金を受けるための推薦状を書いて欲しいとの事でした。 私「どうしてもっと早く言わないの!?」 生徒「頼んでいた方に急に断られたんです」 私「担任の先生にお願いしたら?」 生徒「学校の先生は私の事をそこまで分かっていません。。」 よし、任せろ! 出願と同時に推薦状を提出しなければいけないので、もう何日もありませんでしたが書きたい事はすぐに浮かびました。 彼女がどんなにステキな性格で、どん... 続きを読む

    2019年1月14日

  • 「来週は練習して来るね!」と言って早7年。

    「来週は絶対練習して来るね!」 と帰り際に元気に言って、次の週に申し訳なさそうな、薄い笑顔でやって来る生徒がいます。 ママは、 「そんなに練習しないなら辞めなさい」 と度々仰るらしいです。 でも本人は辞めたくないと言います。 「来週は絶対練習して来るね」。 の言葉も、その時は本当にそう思のだと思います。 でも家に帰るとモチベーションが下がる。 本人と相談の上時間を決めて、モーニングコールならぬ、 「今から練習しようね」 コールをしていた時期もありました。 ... 続きを読む

    2019年1月8日

  • 謹賀新年

    明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 レッスンは7日からです。 お正月休みは、いつも一人づつのレッスンカルテを整理しながら今後の事を考える時間です。 調の理解がまだまだの生徒ちゃんには、音階をパッと弾けるように強化していかねばと思っています。 随分昔の事、ある小学生の女子生徒のレッスンでこんな事がありました。 私「この曲は何調?」 生徒「二長調!」 私「正解。シャープが2つ付いているけれど、どことどこに付くの?」 生徒「... 続きを読む

    2019年1月3日


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