日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

あんだんて

  • お月謝の意味

    もう10年以上前の事です。 4年生の女子生徒がお月謝をホラよっ! とばかりに投げて渡そうとしました。 受け取りそこなったお月謝袋はフローリングの上をスルスルッと滑って行きました。 私「拾いなさい!この中に何が入っているの⁈」 本人はちょっとふざけただけだったのでしょう。厳しい口調に変わった私にビックリしていました。 生徒「お金」 私「お金じゃないのよ!」 生徒「??」 私「お月謝が入ってるの。 あなたのパパとママが一生懸命に働いて、今月もうちの娘をよろしくお願... 続きを読む

    2018年9月2日

  • 2年生のグループソルフェージュ

    生徒ちゃん達は忙しいです。 ほとんど毎日お稽古のある子もいるので、グループソルフェージュは年に何度か日曜日に行っています。 でも日曜日に我が家へ来るのが難しい2年生の女の子ちゃんが2人います。 彼女達は同じ曜日の続き時間ですので、レッスンの前後で時間を60分捻出して行いました。 学校がお休みの時にしかできませんが先日のメニューです。 ☆まずプリントで大切な事の確認。 ☆沢山のリズムパターンで正しくリズム打ち。 (2人がピッタリ合うかな) ☆強弱の確... 続きを読む

    2018年8月30日

  • 基礎練 キソレン

    ハノンの冒頭には、 「絶えず十分に練習する時間を持たないピアニストや教師も指の敏捷さを取り戻すために二、三時間もこの練習曲を弾けばよいでしょう。この全曲目は一時間で演奏できます」。 と書いてあります。 1時間で全曲弾くとなると、とんでもなく速いテンポです。 それは無理。 それは気にせずに私はタイムを計りながら自分流に楽しく弾いています。 普段はついつい曲だけを弾いて終わってしまいますが、それだけだとやはり指が重い。。 そんな時何日かハノンを弾くと、面白いように指... 続きを読む

    2018年8月28日

  • 先輩と後輩

    高3の理系Mちゃん、お昼と夜の2食分のおにぎりを持って塾に通っています。 その合間を縫ってレッスンに現れます。 彼女の次に来るのが大学3年生の先輩Kちゃん、バリバリの理系です。 いつも2人は入れ替え時にすれ違うだけだけれど、先日は先輩Kちゃんが何やらアドバイスしてくれていました。 K「私は8月でもコンサートに行ったりしてたよ。あんまり頑張り過ぎると11月くらいに鬱っぽくなる人もいるのよ」。 M「だからピアノに来ているんです」。 家も離れていて、学校も学年も違う生... 続きを読む

    2018年8月24日

  • 着回し

    曲の中でリピートしたり、同じフレーズを繰り返すことはしばしば出てきます。 そんな時はニュアンスを変えて弾くように言っています。 タッチを変えたり、音の大きさを変えたり、込める気持ちを変えたり。 そこで、 「今日着てるお洋服、同じものを明日も学校に来て行く? 取り替えるでしょ。音楽も同じで前に出て来た物と同じ弾き方をしないのよ」 と説明すると、 「でも先生、先週と同じ赤いスカートはいてるね」 と言われてしまいました。 感動しました! 私が前の週に何を着ていた... 続きを読む

    2018年8月22日

  • 子供のちょっとした優しさと好奇心が生み出した奇跡

    息子の友人の話です。 M君は小学生の頃ヴァイオリンを習っていました。 そのお教室は先生のご自宅の2階にありました。 生徒さん達は1階にあるリビングで待っていて、自分の番になると2階のレッスン室に上がって行く、というシステムになっていたそうです。 リビングの奥にはつい立ての様な物があり、M君がふと見るとそこにはご高齢の先生のお母様が寝ていらしたそうです。 M君はそれに気付くと、 「こんにちは!」 と声を掛けました。 その日以来、彼は毎回つい立ての向こうに顔を出し... 続きを読む

    2018年8月21日

  • 忘れられない生徒

    私が初めてピアノを教えたのは大学2年生の時で、出張レッスンでした。 生徒ちゃんは5歳の女の子で、その時すでにバイエルの下巻が終わろうとしていました。 お母様はピアノの経験は無いとの事でしたがとても熱心な方でした。 レッスンはカセットテープとメモを用意して同席されて、私がマルをあげないと5歳ちゃんに、 「もう一度弾かせて頂きなさいっ!」 と仰る。 それでもマルをあげないと5歳ちゃんはママの方を向いて、 「ママ、怒らないで、、」 と言う。 なんだかとても先へ先へと急が... 続きを読む

    2018年8月20日

  • ヤギさんかいな。

    4歳のH君がピアノランドの「大きくなったら」の曲に入った時に、 「H君は大きくなったら何になりたいの?」 と聞いてみると、 . 「新幹線の運転士さん」。 と即答してくれました。 (そう言えばTシャツも靴下も新幹線のイラスト入りの物が多かったな)。 その彼が先日、本のハヤブサのページを0歳10ヶ月の弟君に食べられたそうです。 弟君が食べた? 紙を?? しかもよりによってお兄ちゃんの大好きなハヤブサのページを! 「なんでわざわざハヤブサのページなんだっ!!... 続きを読む

    2018年8月18日

  • 雨の日が明るくなる?

    我が家は坂の上にあります。 4歳のR君のママは1歳になったばかりの妹ちゃんを抱っこして、坊やと一緒にこの坂道を登っていらっしゃいます。 雨の日は特に大変だなと思っていました。 梅雨どきの事、 彼のレッスン日は雨の事がほとんどでした。 私が降らせている訳ではないけれど申し訳ない気持ちになって、 「レッスン日に雨の事が多いですねぇ」 と言うと、とびっきりの笑顔で、 「そうですね。でもレッスンがあるので、雨の日が明るくなります」。 と仰いました。 こんな事を... 続きを読む

    2018年8月17日

  • ホームスティとピアノ

    夏休みに、海外に行く生徒ちゃん達がいます。 今年はカナダとアメリカとフランス。 ホームステイをする場合は必ず楽譜をコピーして持って行く様に言っています。 本当は暗譜出来ていれば1番良いのです。 いつでも、どこでも、どんな所でも弾けるので。 でもそれだとハードルが高くなるので、せめて楽譜を見て弾ける曲をいくつか用意すると良いと思います。 往々にして日本人は、人前で弾くとなるとキチッと弾けないといけない、と構えてしまいます。 それにひきかえ、昔うちにホームステイしてい... 続きを読む

    2018年8月16日

  • 生徒たちにはいつも言っているものの。

    曲がひとつ仕上がる度に、 「これはあなたの大切なレパートリーだから、いつでも弾けるようにしておいてね」。 と言っています。 ふと、自分は今それを何曲用意出来るんだ? と思いました。 そこで、楽譜を沢山引っ張り出して弾いてみると、、、 いつも弾いていない曲は、そう簡単には弾けませんね。 でも大丈夫です。 一度きちんと勉強した曲は、初めて弾く時の何分の一、何十分の一かの時間と労力で又弾けるようになります。 リストの「ため息」の楽譜を譜面... 続きを読む

    2018年8月15日


↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ