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八千代市ぽこあぽこピアノ教室

  • 『ド』は『イ』じゃないの?

    ハ長調の音階が出てきて、音名の話をした時のことです。 『ドレミファソラシ』はイタリア音名であること、日本音名では『ハニホヘトイロ』になると話したらある生徒さんが、``どうして『イ』からじゃないの?‘‘と質問してきました。そこに疑問を持ったのはすごいことです。 諸説あるようですが、今から2600年ほど前の古代ギリシャで使われていた弦楽器の一番低い音の弦を『A』と名付け(これが今のラの音)基準の音としたことから、日本音名でも基準の音の『ラ』がイロハニホヘトの『イ』となったようです。 (ピアノの一番低... 続きを読む

    2022年6月26日

  • 親が忙しくて練習をなかなか見てあげられない場合は…

    ご両親が共働きだったり、その他の理由でお家でのピアノの練習をなかなか見てあげられないという声をよく耳にします。私自身も働く母親でしたからその気持ちはよくわかります。 確かにピアノは毎日練習すれば上達は早いですが、仕事が終わって帰ってきてご飯を食べさせてお風呂に入れて学校の宿題をやらせるだけで精一杯で…というのが現実ではないでしょうか。 そこで、そのご家庭に合った実行可能な練習時間の確保をおすすめします。この画像はご両親共働きの生徒さんに、「練習した日にシールを貼ってね」と渡しているもので... 続きを読む

    2022年6月25日

  • お母様のピアノ経験について

    ``親にピアノ経験が無いのですが大丈夫ですか?‘‘というご質問を頂く事があります。 当教室にはピアノ経験がないお母様も、あるお母様もいらっしゃいますがそれぞれに良い点があります。 ピアノ経験がないお母様は、生徒さんの進歩を新鮮な気持ちで見守ることができます。ほんの少しの進歩でも親が喜んでくれることは子供にとって大きな励みになります。(私がそうでした。) ピアノ経験があるお母様は、お家での練習の力強い味方になって下さいます。 どちらの場合も大切なのは、生徒さんの練習に関心を持って長い目で見守って... 続きを読む

    2022年6月24日

  • 異名同音

    レッスンをしていて生徒さんが、#ファや♭シならすぐ反応できるのに、♭ソや#ラだと時間がかかるということがあります。 異名同音(言い方は違うが同じ音)なのですが、これは覚えた順番(テキストに出てきた順番)に関係しているようです。 ネットにアップされているオリジナルのアレンジ楽譜の中には覚えやすい音で書いているものもあって、クラッシックの見方からすると違和感がありますが、実用重視なのでしょう。 なかなか覚えられない場合は生徒さんにも、覚えやすい音に読み替えていいよ、と話しています。(コンクール入... 続きを読む

    2022年6月23日

  • レッスンで泣いてしまう…どうすればいい?

    小さい子供のレッスンで、泣いてしまうのはよくあることです。 理由は様々ですが、親としては``楽しくレッスンを受けて欲しいのになぜ…‘‘と凹んでしまうこともあると思います。(私も同じ経験があります。)叱咤激励するべきか、そのままにしておいた方がいいのか悩みますよね。 その時は、講師に任せて下さい。講師は経験から様々なノウハウを持っています。 お母様にお願いしたいのは、長い目で見守っていただくことです。 また、可能であれば時々レッスンの付き添いをお父様や祖父母様に代わっていただくこともいいと思います... 続きを読む

    2022年6月21日

  • ピアノレッスンで向上する『HQ』とは?

    あるピアノ系ユーチューバーの方が配信している動画の中で、ママテナというサイトの記事『HQ』の紹介がありました。 これは、テレビでもお馴染みの脳科学者、澤口俊之先生の記事です。 『IQ』(一般的知能)に対して、『HQ』は、人間的知能とされ、簡単に言えば ``人間らしい人生を送るための脳力‘‘ で ①未来志向的行動力(夢や目的に向かって適切に行動する力) ②社会関係力(理性、思いやり、協調性を身に付けて生きる力) この力がピアノレッスンにおいて、ダントツに向上するというものです。 私自身は、ただ音... 続きを読む

    2022年6月20日

  • エリーゼのために⑤

    エリーゼのために最後の難所は、99小説からの3連符の分散和音の移動と半音階です。 右手の、ラドミから1オクターブ上のラドミへの移動は手首の角度を変えずに真横に移動して、2拍めのラが強くならないことが大切です。 また、102小節からの半音階下行は、半音階の基本的な指使い(白鍵は1、黒鍵は3、続く白鍵は2ー1)を頭に入れておけば大丈夫です。 演奏する生徒さんの年齢によってイメージの作り方、表現方法は変わると思いますが、その生徒さんらしい素敵な『エリーゼのために』になるといいですね。 続きを読む

    2022年6月18日

  • エリーゼのために④

    81小節からの左手の低音の連打。 ペダルの指示もあり爆音になりやすい難所です。 なるべく鍵盤のそばから、ハーフタッチで、好きな人にそっと気持ちを打ち明けるときの心のときめきのように弾けるといいですね。 指使いは爆音にならないように工夫して色々試してみるといいと思います。(321321 または 323232 または333333 etc.) 続きを読む

    2022年6月17日

  • エリーゼのために③

    52小節から始まる右手の32分音符はこの曲の最大の難所です。 ここから急に遅くなってしまう演奏も多く見受けられます。 52小節右手は丸いドアノブをガチャガチャ回すように、5の指を軸にして手首の横の回転を使って弾きます。 オクターブが届かない場合は3つ目のソと5つ目のラを左手でとる方法もあります。 53小節右手は音名をテンポで口に出して言ってみるといいと思います。 少し遅くなってしまったら、57~59小説のdim.(だんだん弱く)やpoco rit.(少し遅く)をうまく使って自然にテーマのメロディーに戻... 続きを読む

    2022年6月16日

  • エリーゼのために②

    前回に続き『エリーゼのために』の難所、その2です。 44小節目、ヘ長調に転調していくところの、3つの和音。 ここで急に遅くなってしまう演奏をよく耳にします。 メゾスタッカートなので切りすぎず優しく押し込むように、1つ1つの音にペダルを入れて少しブレーキをかけます。 45小節に入ったら左手の16分音符が冒頭の右手の16分音符と速さがそろうように。 また、右手1拍目についている前打音は左手の最初のファと合わせて弾くと流れがスムーズです。 48小節の右手3拍目は5連符のように、♭シは左手3拍目のド... 続きを読む

    2022年6月15日

  • エリーゼのために①

    ``この曲が弾きたい‘‘と生徒さんが『エリーゼのために』の楽譜をもってきました。 昔も今も、ピアノを習っていたら1度は弾いてみたい人気曲ですね。 あまりにも有名な冒頭のテーマは、油断すると ミ#レ の数を間違ってしまうから要注意です。その他にもいくつか難所があります。 まずはその1つ目。34、35小節目の ミ が高さを変えて9個続くところ。 多くのテキストには始めのオクターブ違いのミを左手の5(の指)~5 と書いてあります。オクターブの5の指は跳躍は子供には難しいと思います。 9個のミの指使いのお... 続きを読む

    2022年6月14日

  • 声を出すことの大切さ

    昨日は、伴奏をさせていただいているコーラスグループの久しぶりの会合でした。借りている会場の規則でまだ歌うことはできませんでしたが、皆様にお会いして近況を伺い、とても楽しい時間でした。 私も2曲弾かせていただきました。 コロナで声を出す機会が減り、どんどん声が出なくなっている、できる限りコーラスを続けて声を出していきたい、という気持ちで一致しました。 続きを読む

    2022年6月12日

  • ペダルで曲のイメージが変わる

    ブルグミュラー25の練習曲の24番『つばめ』。 目まぐるしい手の交差があり、見ても弾いてもかっこいい人気曲です。 ペダルを使わず早いテンポで弾くと、親ツバメが頻繁に飛んで行っては、口をあけて待っているひなに餌を与える様子が、 ペダルを使って豊かな響きで弾くと、大空を雄々と気持ちよさそうに飛んでいる様子が思い浮かびます。 生徒さんの楽譜にはペダル記号の書いてあるものもないものもありますが、両方弾いてみせてどちらがいいか選んでもらいます。譜読みの前に曲のイメージを広げることで、理想の演奏に近... 続きを読む

    2022年6月9日

  • 保育士試験

    保育士試験を控えた生徒さんがいます。 今年の課題曲は、『ことりのうた』『びわ』の2曲で1番のみを弾き歌いで演奏します。 楽譜の選択は自由で(移調も可能)受験者のレベルに合わせて選ぶことが出来ます。 『ことりのうた』は馴染み深い曲ですが、『びわ』は初めて知りました。優しく温かい歌詞に美しいメロディーがついた曲で、こんな曲を聴いたり歌ったりして子供たちが育ったら素晴らしいと思いました。 生徒さんはひと通り演奏出来たので、あとは本番で実力をしっかり出せるように練習方法を工夫していきたいと思いま... 続きを読む

    2022年6月7日

  • レッスン日記~前の曲につられてしまう?~

    ブルグミュラー25番練習曲の22番舟歌(変イ長調♭4つ)が合格して、23番再会(変ホ長調♭3つ)に進んだ生徒さん。前の曲につられて『レ』の音も♭で弾きそうになってしまう、と話してくれました。この生徒さんに限らずこれはよくあることですが、逆に言えば前の曲の調がしっかり身に付いているとも言えます。 私は、変イ長調は幸福感のある豊かな響き、変ホ長調はエネルギーのある軽やかな響きというイメージを持っています。 調号(#、♭)に慣れることで沢山の素敵な曲を弾くことができるようになります。 当教室では、オ... 続きを読む

    2022年6月6日

  • ペダルはいつから踏む?

    ペダルを踏むのは体重が20㎏を超えたら、を目安にしています。私が子供の頃はペダルは足がしっかり下について、曲も難しくなってからでしたが、初めてペダルを踏んだ時の音の響きにうっとりとした気持ちは忘れられません。 今は優秀なペダル付き足台や、補助ペダルが販売されています。何より、小さい頃から豊かな響きに包まれて演奏する喜びを味わうことは大切です。 その時、注意する事があります。ペダルを踏んだ時に体も一緒に前に倒れないようにすることです。足の力だけで踏めるように、足だけの練習をしてから始め... 続きを読む

    2022年6月5日

  • フラッシュカードの活用

    フラッシュカードの表面にひらがなで音名、裏面に大譜表の音符を書き、トランプゲームのスピードをやります。 音符なので、もし『み』が出たら、出せるのは『れ』『み』『ふぁ』となり、先に手持ちのカードがなくなった方が勝ちです。 最初は表面のひらがなの音名だけにして、慣れてきたら少しずつ裏面の音符を増やしていきます。 数分で出来るのでよくレッスンの最後にやっています。 続きを読む

    2022年6月3日

  • レッスン日記~好きな曲でテクニックを磨く~

    小6の生徒さん。発表会の曲は本人の希望でホール・ニュー・ワールドです。 沢山あるアレンジ楽譜の中から今回選んだのは、冒頭の有名なメロディーに6度下の音を重ねて弾きます。 メロディーの音を美しくつないで、6度下の音はそれに寄り添うようにバランスを考えて弾くテクニックが必要です。 それでも大好きな曲なので、心の中にあるイメージをふくらませて理想の音に近づいています。 好きな曲でテクニックを身に付ける、まさに一石二鳥です。 続きを読む

    2022年6月2日

  • レッスン日記♪~保育士さん~♪

    昨日は、保育系大学に通う生徒さんのレッスンでした。 高校生から始めて、今では保育園で使われるスタンダードな曲が弾けるようになりました。 昔からある曲も多く、そのような暖かく親しみやすい曲が世代を超えて子どもたちの心に残っていくことは素晴らしいことだと思います。幼い純粋な心に音楽の素晴らしさを伝えてくれる保育士さんを応援しています。 続きを読む

    2022年2月22日

  • オリジナル教本について④

    和音のドリルでは、和音の転回形を学び、練習します。 基本形は左右同じ指使いで弾けますが、第1転回形と第2転回形では左右の指使いが違います。 そこをしっかりマスターし、初級教本によく出てくる12個の和音を、右手→左手→両手の順に練習していきます。 和音の転回形が無意識でも正しい指使いで弾けることによって憧れの曲につなげていきたいです。 続きを読む

    2022年2月13日


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