さかもとピアノ教室(神戸市中央区脇浜海岸通)
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2024年度 大人のサロンコンサート 終了しました!
穏やかな晴天に恵まれた、12月某日。 クラシックサロン アマデウスにて、 #6 大人のサロンコンサートが開催されました。 今年は、 アナウンス担当の方も入ってくださり、 久しぶりにいつものメンバーが 出揃いました。 出演者の方々、アナウンス担当の方、 皆さん、綺麗に衣装を整えてくださり、 華やかで素敵でした。 ピアノ曲の選曲も、 今流行りのJ-POP、映画音楽、 本格的なクラシック…と バラエティーに富み、 聞き応えのある、 充実したプログラムとなりました。 お客様もたくさん来て頂き、... 続きを読む
2024年12月5日
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ピアノ・レター 2024.12 大晦日にどうしても第九を歌うの?
大晦日といえば、ベートーヴェンの「第九」が風物詩となっています。 巨匠ベートーヴェンの数ある有名曲の一つで、 正式なタイトルは 「交響曲第9番ニ短調作品125」と言い、 略して「第九」です。 その中の第4楽章が、 合唱付きで「歓喜の歌」(喜びの歌)と言われていて、 その合唱の部分が皆さんがよく聞く 「第九」となります。 第1楽章からすべてを演奏すると 70分前後にもなるそうです。 この「第九」が 年末に演奏されるのは何故なんでしょう? この第九が日本で最初に演奏されたのは、1918... 続きを読む
2024年11月24日
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ピアノ・レター 2024.11 ピアノ ・表現に大事な3つのこと
先日の発表会は、 生徒さんたちの頑張りと成長、 保護者の方々のご協力と献身、 お手伝いくださった先生方と、 たくさんの方々の力が結集した 素晴らしい会となりました。 この場をお借りして、 改めて御礼申し上げます。 私が、 普段からピアノ の基礎的な表現について、 うるさく言っている事があります。 それは、 "大きく!" ( f ・フォルテ!) "小さく" ( p・ピアノ) "なめらかに(歌う)" (legate・レガート) 注:"legate"は本来"なめらかに"という意味ですが、"歌うようになめらかに"と... 続きを読む
2024年10月29日
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2024年度 プチピアノコンサート終了しました。
うだるような暑さもなりを潜めた 爽やかで秋晴れに恵まれた日曜、 プチピアノコンサートが開催されました。 今年は、 例年より少し早い時期だったせいか、 夏休み後から、時間に追われました。 幸い、どの小学校も運動会が 春に終わっていたので、 残暑での運動会練習の疲れがなく、 その点は良かったです。 みなさん、 最後の追い込み練習は素晴らしく、 お子さんの潜在能力に感心しました。 一部は、ソロ演奏。 この1年の成長を見せるべく、 みなさん、 一生懸命演奏しました。 発表会か初め... 続きを読む
2024年10月15日
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ピアノ・レター 2024.9 芸術の季節は、なぜ「秋」なの⁇
まだまだ厳しい残暑が続いていますが、 季節は秋になろうとしています。 「秋」といえば、音楽に美術といった 芸術に触れる、 「芸術の秋」の季節ですね。 なぜ、芸術は「秋」なのでしょう? 実は天候が関わっているのです。 例えばピアノやバイオリンは、 響板が膨張・収縮すると弦の張りに 影響を及ぼし、 音程が狂ってしまいます。 そのため、湿度が低く板が収縮しやすい冬や、逆に湿度が高く板が膨張しやすい夏は 大幅な調律が必要となるのです。 フルートやトランペットなど 会場に持ち運ぶ楽器につ... 続きを読む
2024年8月27日
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女子に人気の発表会曲 〜ガラスのくつ〜
ギロック作曲 「ガラスのくつ」 タイトルから連想する通り、 童話「シンデレラ」をモチーフにした、 ロマンチックで素敵な小品です。 曲構成もA-B-Aで、 幼稚園児〜小学低学年の生徒さんの 発表会のソロ曲として適当な長さ。 (生徒さんによっては、 もう1曲追加してもいいかもしれません。) 可愛いタイトルは、 女子のハートにささるのか、 タイトルをひと目見ると、 それだけで気に入ってしまいます。 肝心の曲の方はというと… 音の少なめの両手奏と、 右左の交互奏のミックスで、 技術的には両... 続きを読む
2024年8月21日
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男子に人気の発表会曲 〜ジャングル・フィーバー〜
キャサリン・ロリン作曲 ビーニー動物園より 「ジャングル・フィーバー」 ライオン、ジャガー、虎にヒョウ、 ジャングルの四天王といえる、 強そうなネコ科のメンバーの ロックバンドが演奏してるかのような、 ロック調のパンチがきいた、 かっこいい曲です。 難易度は、導入〜初級 年齢的には、幼稚園〜小学低学年くらいが 良いかと思います。 小学生のお子さんなら、 両手奏に入っていなくても、 挑戦できそうです。 左手のメインの和音は2種類。 右手は、ラの音から5ポジションで弾けますが、フラット... 続きを読む
2024年8月21日
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発表会の人気曲 〜ビーニー動物園のミレニアム〜
ピアノを始めてまだ日が浅い小学低学年のキッズや、 幼稚園の元気なお子様から 人気の発表会曲、 キャサリン・ロリン作曲 ビーニー動物園より 「ビーニー動物園のミレニアム」 をご紹介します。 タイトルの通り、 動物園の千年祭をお祝いする 楽しく華やかなパレードを思わせる曲で、 発表会にぴったりの曲です。 お手本を一度聞くと、 皆その場で、耳コピで弾いてしまう、 というくらいリズム乗りのいい曲です。 左手は2種類の和音、 右手は5ポジションで弾けるので、 譜読みやテクニックは難し... 続きを読む
2024年8月11日
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レッスンの人気曲 〜樅の木op75-5〜
今回は、 シベリウス 作曲 樅の木op75-5 をご紹介します。 一度聞くと、 忘れられない印象を与える素敵すぎる曲で、 特に、大人の生徒さんから大人気です。 孤高さを漂わせた樅に木を思わせる、 切なく深いメロディ。 フィンランドの長く厳しい冬をじっと耐え、春を待つ樅の木の姿が、 わずか3ページの中に、 美しく、かつ叙情的な和音、 繊細なハーモニーで描写されています。 メロディはもちろん素敵ですが、 緊張感のある前奏、 中間部のカデンツァを和音で弾いて、 是非そのハーモニー... 続きを読む
2024年8月8日
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ピアノ・レター2024.7 7月6日は何の日⁇
7月7日・七夕さまの1日前の7月6日は、 何の日か知っていますか? なんと「ピアノの日」なのです。 なぜ、 7月6日がピアノの日になったのかというと、 1823年(文政6年)のこの日、 ドイツの医師シーボルト(1796~1866年)が日本に初めてピアノを持ち込んだとされるからなのです。 シーボルトが持ち込んだピアノは、 現代では「スクエアピアノ」と呼ばれ、 四角いテーブルのような形をした 小型のピアノで、 足を外して持ち運ぶことができました。 鍵盤数は68鍵と少なめですが、 本体には優雅な装飾が施され ... 続きを読む
2024年6月25日
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ピアノ・レター2024.6 コーヒーは歴史を変える⁇偉人達はコーヒーがお好き
皆さん、コーヒーはお好きですか? 香ばしく芳醇な香り、 何とも言えない独特の苦味のある口当たり。 美味しいコーヒーは、 日々のささやかな幸せを運んでくれますね。 そんなコーヒーの魅力に クラシックの大作曲家バッハ、 ベートーヴェンを始め、 歴史上の偉人達も魅入られていたのです。 一日数十杯も飲むほどの 熱烈なコーヒー愛好家であったバッハは、 コーヒーをテーマにした、 「コーヒー・カンタータ」という曲を 作曲しました。 当時のドイツは、 経済政策の一環として 主な輸入品であ... 続きを読む
2024年5月28日
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ピアノ・レター2024.5 「記録」より「記憶」
大相撲の春場所で 110年ぶりの新入幕優勝を果たした 尊富士の大躍進をご存知の方も 多いと思います。 若さ、スピード、力強さで、 並いる強豪力士を次々と破っていく 快進撃の最中、 優勝まであと一歩という所で、 右足を負傷、 千秋楽はけがを押して土俵へ。 最後まで取り切る精神力で賜杯を もぎとるという、 まさに、 記録づくめ異例づくめの優勝でした。 その尊富士が、優勝後のインタビューで、 右足を痛め次の試合は棄権しようとした時、 先輩の横綱力士から、 「記録より記憶に残る試合をしろ... 続きを読む
2024年4月24日
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ピアノ・レター 2024.4 心を救う音楽の力
先日、神奈川県のこども医療センターで、 毎週、新生児の赤ちゃんに ピアノを聴かせているという ニュースを見ました。 この病棟には、 予定より早く生まれた赤ちゃんや、 小さな体で病気と闘っている赤ちゃんが 入院しています。 ここでは毎週金曜日30分、 医師やスタッフなどがピアノを 演奏しています。 なぜ新生児病棟でこうした試みを始めたのでしょうか? 『医療では、人の心まで救えない気がするが、 音楽は人の心を救ったり、支えたりするのではないかと思い、皆でピアノを弾いている』 と... 続きを読む
2024年3月20日
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ピアノ・レター2024.3 「為さねば」、「成らぬ」何事も
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」 と言う格言を聞いたことがあると思います。 米沢藩主の上杉鷹山が家臣に与えた家訓で、 「できそうにないことも その気になってやり通せばできる」 と言う意味です。 私事ですが、 昨年末に開催した「大人のサロンコンサート」という発表会で、 リスト作曲の「ラ・カンパネラ」を 演奏させて頂いた時に、 まさに 「為さねば成らぬ」 を思い知ったのです。 「ラ・カンパネラ」とは イタリア語で「鐘」の事で、 鐘が鳴り続けているかの様に高音の打... 続きを読む
2024年2月18日
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ピアノ・レター 2024.2 ピアノに必要な「感性」とは⁇
「感性」とは、 物事を見たり聞いたりした事を、 直感的、感覚的に把握する能力や、 心の動きの事です。 芸術性やファッションセンスなども 感性の一例として挙げられます。 ピアノも感性が大切と良く言われますが、 ピアノや音楽に必要な感性とは、 どんな感性なのでしょうか? また、感性を磨くには どうしたらいいのでしょうか? 音楽に必要な感性は、 音楽的感性や音楽的表現性などと 言われます。 自分の感じたイメージを音楽で表現する事。 その為の技術も必要になります。 感性を... 続きを読む
2024年1月22日
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ピアノ・レター 2024.1 音感は童謡で育てよう!
「音感」というと、 絶対音感をイメージしますが、 「音」を「感じる」と書くように、 楽器を演奏したり、歌ったり、 楽譜を読んだりするのに欠かせない 基礎的な能力の事でもあります。 基礎的な音感は、 曲を歌ったり、手遊び歌をたくさんする事で、育っていきます。 ピアノを習っているのに、 歌なの?と思われるかもしれませんが、 歌うことで、 歌の中に含まれている音階やリズム、拍感なども自然に覚えていきますので、 ピアノの練習もスムーズになります。 (私の経験では「音勘」も育ちます。) ... 続きを読む
2023年12月20日
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2023年度 プチピアノコンサート終了しました。
少し風が冷たいながらも、 秋晴れに恵まれた日曜に、 プチピアノコンサートが開催されました。 発表会の1ヶ月前から、100回練習を目標に挙げ、みなさん頑張ってきました。 その頑張りが成果となって表れた 良い発表会だったと思います。 一部は、ソロ演奏。 この1年の成長を見せる曲を、みなさん、 一生懸命演奏しました。 二部は、お母さんや、お友達、先生との連弾、または、自分で選曲した自由曲が出揃い、みなさんの個性が輝きました! 三部は、小学校高学年以上の少しお姉さん達の演奏。 みなさん、ソナ... 続きを読む
2023年11月26日
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ピアノ・レター 2023.11 発表会までに100回弾こう!
発表会まで1ヶ月をきり、 ラストスパートの時期に入りました。 練習目標の一環として、 発表会までに100回練習というのを挙げています。 100回というと、 すごく大きな数字に思えますが、 1日5回弾いたとすると、 20日で達成できる回数です。 毎日の練習が積み重なるとスゴイですよね! 100回練習したというのは、自信になります。 もちろん、100回以上練習でも全然okです。 その場合は、100回以上練習したと、 更に大きな自信になることでしょう。 ただ100回練習にも、ちょっとした注意が必要... 続きを読む
2023年10月25日
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ピアノ・レター2023.10 ストリートピアノを上手に利用しよう
誰もが自由に弾けるストリートピアノが 街中に登場して、 すっかりピアノが身近なものになりました。 特に神戸はピアノの設置台数が多く、 地下鉄海岸線では、 全駅に設置されています。 さすが、 日本のジャズ発祥の地ともいわれる 神戸ならではですね! さて、そのストリートピアノですが、 アップライドピアノやグランドピアノ、 またまた、 アートが施されたピアノもあります。 あちこちで違うピアノを弾いたり、 自分のお気に入りのピアノを探すのも 楽しそうです。 駅の構内や屋外な... 続きを読む
2023年9月23日
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ピアノ・レター2023.9 曲が上手に弾けるポイントは…⁇〜左手は右手の10倍練習しよう〜
ピアノは、 右手、左手の指をかなり細かく使い 曲を奏でます。 しかも、左右同時に違う指を動かすのです。 スゴイ事ですよね! しかし、 右手は弾けるけど、 左手をつけると上手くいかない、 左手を間違うので、 なかなか弾けるようにならない等の 課題が出てきます。 そういう時どうしたらいいのでしょう? 右手と同じ位弾けるように、 左手をたくさん練習してみましょう。 もとより、 左手の方が動きにくくできています。 たくさん練習しないと 右手に追いつけません。 それに、左手... 続きを読む
2023年8月29日