Piano Lessons with Miyuki & Jeremy Williams
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麻布高校野球部の練習の仕方♪
先日、朝の情報番組で、 たまたま麻布高校の野球部の練習法、 というか勝ち方についての特集があり、とても興味深く観ました。 麻布高校と言えば、日本一の進学校。 生徒の半分が東大に進むという高校ですね。 並みいる強豪校が、連日連夜練習しているところ、 週にたった3時間の練習で、東東京大会でベスト16に残るための、 ある意味方法論ですが、とても面白いものでした。 &... 続きを読む
2012年12月22日
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先生、ごめんなさい♪
半世紀以上生きていると、今から思うと、 顔から火が出そうなくらい恥ずかしいことを、 平気で口にしていた若かりし日々を猛省することがあります。 18歳でロンドンに行き、最初に師事したアルフレッド・キッチン先生は、 ライプツィヒ音楽院在学中、急病のバックハウスに代わって、 ブラームスの第2番のコンチェルトを弾いて好評を博すという とてもラッキーなデビューをしたピアニストでした。 &... 続きを読む2012年12月18日
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第九が終わってまた続く♪
昨日、千葉市民によるベートーヴェンの第九の演奏会が終わりました。 千葉県文化ホール大ホールの舞台には、100名近いオーケストラのメンバーと、 230名あまりの合唱団員、そしてソリストが上がり、 板の上は本当に隅から隅までびっちり、という感じでした。 最後の練習参加は11月末だったのですが、そこから10日余りで、 本当に素晴らしい演奏になったと思います。 8月から着実に積み上げていたお稽古が、それぞれの血となり肉となり、 素晴らしい歌声になったように思います。 アマチ... 続きを読む
2012年12月11日
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お褒めの言葉♪
とても嬉しいことがありました^^
本番を12月8日に迎える千葉音楽協会の第九演奏会♪
昨日は、私の合唱練習担当の最終日でした。
数年前に、高関健先生の指揮マスタークラスで、
ブラームスのハイドンヴァリエーションを弾いて以来、
久しぶりに棒を見ながらの練習でした。
常に目線の先に棒がある指揮伴と違い、戸惑いもありましたが、
なんとか終えることができ、いい勉強になりました。
さて、昨日は思いがけず合唱団の方から声... 続きを読む2012年11月29日
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進度と実力♪
いつも思っていることですが、進度と実力は別物です。
日本では、ビギナーレベルの後は、どの練習曲を練習しているかで、
実力を測られることが多いように思います。
実際、私はそうでした。
でも、本当のところは例えチェルニー30番を練習していても、
ただ譜読みが速くて先には進んでいるけれど、
それに見合う実力の付いていない子。
譜読みが遅くてチェルニー30番にも入っていないけれど、
実力がある子、と本当に一人一人が全然違います。
特に、... 続きを読む2012年11月26日
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音符の無い楽譜♪
昨年から受講していた、千葉市プロデューサー講座の仕上げの公演で、
シャンソンの伴奏をすることになったのがこの2月。
昨年末にいただいた楽譜には、なんと!
音符がありませんでした(><)
ト音記号と拍子記号、そして小節は区切られているものの
前奏らしき音がいくつかのほかは、コード記号があるだけでした。
クラシックのピアノの演奏は、楽譜にあることを弾く、
というのがまず大前提ですが、
ジャズやシャンソンの場合はコード譜が基... 続きを読む2012年11月19日
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無断欠席♪
いつも学校帰りにレッスンに来るSちゃん、
時間はまちまちなので、だいたいの時間のお約束です。
でも、先日はなかなか現れませんでした。
連絡ができずにいるということは、何かあったのではないか?と
だんだん心配になってきます。
実は、もうかれこれ20年近く前のことですが、
生徒のお父さまが、急逝されたことがあったのです。
その時も、いつも時間に余裕をもってレッスンに来るMちゃんがなかなか現れず、
どうしたのかしら?と思って... 続きを読む2012年11月16日
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テンポとスピード♪ その2)
ずいぶん間が開いてしまいましたが、テンポとスピード その2)です♪
その1)は、速く弾いたからと言って速く聴こえないということが問題
というところで終わりました。
どんな曲でも、その曲に合った適正なテンポで弾くことは、大切なことです。
問題は、その適正なテンポというのはいったいどの程度の速さなのか?
ということになります。
近・現代の作曲家の作品の場合は、
テンポをはっきりと指示していることも多いので、
... 続きを読む2012年11月12日
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失敗(><) ”エー”違い!
ピアノ学習中の方、先生方、
「エーの音」と言われたら、何の音でしょうか?
日本では、だいたい最初は「ド・レ・ミ・ファ・ソ」
とイタリア語で習いますよね。
でも、一昔前は(って大昔?)は、「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト」
また、音楽教育の中ではまだ「ハ長調」「ヘ長調」という言い方も、
大いに健在だと思います。
でも、音楽を専門的に学習しようと思うと、
ドイツ語が出てきて、
「ツェー・デー・エー・エフ・ゲー」と... 続きを読む2012年11月5日
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テンポとスピード♪その1)
今回は、何度かに分けて、テンポとスピードについて、
書いてみようと思います。
“Tempo”とは、イタリア語で速さのことですから、
“スピード”も英語で速さの事で、同じじゃないか?
と思われることでしょう。
でも、実は”Tempo”は、楽曲の速度っていう意味がある楽語です。
(楽語=楽譜上で使われることば)
どんな曲でも、どの程度の速さで弾くべきか?という
作曲者の指示がだいたい曲の... 続きを読む2012年10月31日
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楽譜を作る♪
ピアノを弾くのに必要なもの。
それは、当然楽譜です。
もちろん、一番最初に覚える「猫ふんじゃった」とか、「チョップスティック」などは
耳で聞いてコピーしますけど、ふつうは楽譜が必要です。
で、その楽譜ですが・・・
普通は、楽譜そのままを使います。
でも、例えば伴奏になると楽譜作りから始めることが多いのです。
現在、私は4つの違う伴奏を抱えています。
1、ベートーヴェンの第九
2、ボランティ... 続きを読む2012年10月28日
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ロビーコンサート御礼♪
昨日、ボランティアコンサート その3) 東京歯科大学千葉病院でのロビーコンサートが 無事終了しました。 おかげさまで、100名以上のお客様がいらしてくださいました! 病院のロビーは吹き抜けになっていて、 天井がとても高いので、教会のようにとても響きます。 演奏するには、とても良い環境だと思います。 今回、同窓生の方からピアノの寄贈を受け、 初めてのロビーコンサートでしたが、 ご縁があって、初めてのコンサートの出演させて頂き、 とても光栄に思っています。... 続きを読む
2012年9月30日
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ボランティアコンサート その3) と ”復活神楽2012” のお知らせ
札幌に滞在中です♪ 空港から市内に入るころになると、山々の連なりが見えてきてほっとします。 千葉市美浜区もとても住みやすく、公園や遊歩道なども多く、 市街地での緑はかなり多いと思うのですが、 山のすぐ近くで育った私にとっては、あの圧倒的な絶対緑がやはり恋しいです。 46年ぶりの熱い残暑とのことで、夜も寝苦しいくらい暑かったですが、 ここにきて、ようやくぐっと涼しくなってきました。 それでも、ずいぶん蒸し蒸ししていて、おまけに雨(><) カラッと爽やかな日を1日でも過ごし... 続きを読む
2012年9月11日
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ピアノレッスンの効用を神経科学で検証する♪
今日は、音楽レッスンの効用を科学的な視点から、 真面目にお話したいと思います。 でもその前に、少し話はそれますが、 昨日、美智子皇后さまのピアノをニュース番組で拝聴させて頂きましたが、 毎日ご公務でお忙しい皇后さまが、いったいいつ練習されているのだろうか? と、頭をひねられた方も多いと思いますし、私もその一人です。 とは言え、私の経験から言いますと、ある意味忙しい人ほど、 ピアノの練習にものすごく集中するきらいがあります。 私の勝手な想像で、大変僭越では... 続きを読む
2012年8月28日
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チームの力♪
なでしこに続き、男子サッカーのベスト4入り、 水泳のメドレーリレーの男女のメダルにバドミントンの女子ダブルス。 オリンピックの選手たちに魅せられる毎日です。 個人の活躍ももちろんありますが、チームになった時の力と言うのも、 また、素晴らしいものがあると思います。 ピアノも同様に、まずはソロですが、 実は、アンサンブルの楽しみも大いにあります。 連弾で2人、6手連弾で3人、二台で2人、二台8手で4人、 そして5台のピアノ5人のチームを指導、 6手連弾以... 続きを読む
2012年8月5日
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ロンドンオリンピック開幕♪やっぱビートルズ♪
ロンドンオリンピックが開幕しました! 今朝は、5時起きで開会式をライブで観ました。 あの、大きなスタジアムが芝生で覆われているのにはびっくり! 最初のこどもたちのコーラス、良かったですね。 ああいう透明感のある声、心が洗われるような声、最高です。 エルガーのエニグマ・ヴァリエーションの「ニムロッド」に載せて ケネス・ブラナーがシェイクスピア「テンペスト」からの1節を語るところでは、 何故かウルウル・・・ 「ニムロッド」大好きなんですよね~ エルガーも好き... 続きを読む
2012年7月28日
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受け皿になれたら・・・♪
小学校高学年くらいからの生徒の場合、 学校で何かあったり、悩み事があると、 演奏が荒れて来たり、ピアノを弾いていても上の空だったり、 元気がなかったりして、とてもわかり易いですね。 ピアノの先生は、もちろんピアノを教えるのが第一の仕事ですが、 親でもない学校の先生でもないという、中立の立場にあり、 信頼関係があれば、何を言っても大丈夫という 安心感を持てる大人に成り得ると思います。 そして、きちんと信頼関係を築いていれば、 子どもも安心して、そういう荒... 続きを読む
2012年7月18日
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Midnight in Teheran ♪
イギリスでの大学時代は、 いろいろな国からの留学生との出会いがあった時代でもありました。 その中でも特に印象深かった彼が、それはそれは美しく弾いていたこの1曲。 友人たちのなかで、秘かに"Midnaight in Teheran" と名付けていました。 彼は、イランからの留学生でした。 多くの中東の裕福な家庭の子どもたちは、香港などの子もそうでしたが、 12歳~15歳くらいから海外の寄宿学校に行って勉強するのが 普通の事でした。 彼の父親は、イランのある部族の長... 続きを読む
2012年7月10日
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ボランティアコンサート♪その2)
千葉に来てから1年が経ちました。(途中1か月半くらいいませんでしたけど・・・^^;) 昨年6月に来たときには、すでに気温が30℃くらいありましたし、 雨もあまり降りませんでしたね。 今年で一応2度目の梅雨を経験していることになりますが、 私が逃げてきたイギリスの冬っていうのは、 この状態をう~んと寒くして(10℃以下0℃以上)、午後3時くらいから暗くして、 雨ばかりで湿っぽく、鬱々としていて最悪でした。 冬なのに芝生は青く、なのに毎日雨であっという間に日が暮れるロンドンの冬。 日本... 続きを読む
2012年7月4日
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先生は怒ってたんですから!!!
子どもって本当にひとりひとり全く違いますよね。 これまで、いろんなお子さんを観てきて、ひとりひとりが本当に個性豊かで、 「教即学」 レッスンを通して、本当にいろいろと学ぶことが多いとつくづく思います。
昔の先生って、怒る先生多かったように思います。 イギリスの先生には怒られた記憶はありませんが、 子どものころの先生には、丸めたカレンダーでお尻や背中を叩かれたことがあります。 手をピシャっと叩かれることなんて、日常茶飯事でした。 私の母もご多分に漏れず、大変... 続きを読む2012年6月28日