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サイの角

「象牙」は古くからピアノの白鍵に貼られてきた素材です。その肌触りや質感において、別格の鍵盤素材であることには異論を唱える人がいません。

しかし、ワシントン条約により象牙の貿易が禁止されてからは、コンサートグランドピアノであっても、アクリル樹脂系の素材を用いることを余儀なくされました。

海外から日本に、鍵盤に象牙が貼られている古いピアノを輸入する場合、象牙を除去しないと輸入が許可されないとのことで、税関を通過できずに、せっかく輸入したピアノから「象牙で出来ている鍵盤部分」をわざわざ剥がす作業をした方もいらっしゃいます。

ところで、小学生の生徒の一人が、「サイ」について、似たようなことが起きていると話してくれました。

「サイの角」には薬効効果が認められているそうで、そのため法を侵してサイの角を手に入れようとする人たちがいるとのことです。

そのために、彼らはサイを殺して角を根元から切り取るのだそうです。それではサイは絶飯してしまいます。ですから、麻酔銃を使って彼らを眠らせ、根元部分を残して角を切り取ることによって、不法者から狙われることを避けているという話でした。

サイの角は、根元が残っていれば、約3年で再生するのだそうです。しかし、その子が言うには、角を失ったオスのサイは、結婚することが困難なのだそうです。ですから、「角が生え揃う3年間は結婚が出来ない」「容姿に悩む」「リーダーであったサイはその地位を失う」といった運命を負わされる彼らは、やはり不運であるに違いない・・・という結論に達しました。


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