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録音再生のはじまり

皆さん、こんにちは!

ロマン派音楽と近代音楽の分類基準のひとつとして、「録音技術があったかなかったか」というこが挙げられますね。

ところで、「ピアノロール」という装置の名前を聞いたことはありますか?

これは、「オルガン式オルゴール」や「自動再生装置付きピアノ」に取り付けて使用されるもので、演奏情報が穿孔された巻き紙のことです。空気圧をかけ、穿孔部を通してハンマー等を動作させる仕組みになっており、19世紀末から20世紀初頭にかけて普及しました。

さて、ジョージ・ガーシュウィンは、このピアノロールを使用した音楽家の一人です。彼は、音楽家として成功を収めた後は、このロールプレイを仕事の一部に含める必要がありませんでした。しかし、ラプソディー・イン・ブルーに関しては、彼は敢えてこの装置に録音を残しているのです。

これは長い曲ですから、一ロールでは足りなかったようで、二分割されて録音されたようです。また、ガーシュインはピアノを2度演奏して、1枚のロールに穴を重ねて開け、独奏、伴奏を録音するといった、謂わば「二重録音」をも行いました。指揮者マイケル・ティルソン・トーマスが、その巻紙から伴奏部分の穴を見つけ出して塞ぎ、独奏パートだけが鳴るようにした上で、伴奏を新たに楽団で演奏したという話を聞いたことがあります。

この装置は、SPレコードが普及する前の時代にあって、音楽家の録音を残すといったことに大きく貢献しました。若き日のガーシュウィンの演奏を再現出来ると考えるだけで、ちょっと興奮してしまいますよね!

              Gershuwin's Piano Rolls

Hello everyone! Today's topic is 'Player Piano and Georg Gershuwin'!

G. Gershuwin created piano rolls early in his career. These are a scrolls of music that a player piano plays. A player piano plays music by reading marks or indentations on the scrolls, which were usually made of paper.

Once he became a successful musician, he didn't need to continue them as part of his job. However, he made a few, includiing a performance of Rhapsody in Blue. The piace is so long that it didn't all fit on just one roll. So, his performance was split into two rolls so as contain the entire work.

The piano rolls he created provide us with a good idea of what an exiting performance he was as a young man!


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