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ピアノと部屋の不思議な共演:音の変化の謎を解き明かす

こんにちは、皆さん!今日は、私のピアノ教室で最近発見した興味深い現象についてお話ししたいと思います。私のグランドピアノには、教えるための利便性を考えて譜面台の後ろに透明のボードを置いています。それによって、生徒たちが誤って鉛筆などを落とした時の落下防止になっています。

しかし、春は録音イベントを行う機会が多いため、ボードを取り外したところ、音が鮮明に演奏者側に跳ね返ってきました。暗譜をするために譜面台も外して同時に大屋根を全開すると豪華な響きが得られます。私の教室は、普段はレッスンブースの壁とグランドピアノの奥に吸音材を設置してますが、目的に応じて量を増減すると、落ち着いた響きや華やかな音など、調整することができます。

この現象は、音響学の基本的な原理を示しています。音は物質(空気、壁、床など)を介して伝播し、その物質の性質(硬さ、密度、形状など)によって音の伝播速度と反射の度合いが変わります。つまり、部屋の形状や内装、中に置かれている物の配置や素材によって、音の響き方が変わるのです。

透明のボードがあると、音はボードに当たって反射し、演奏者に直接戻ってきます。しかし、ボードを取り外すと、音は自由に部屋中に広がり、壁や天井から反射して演奏者に戻ってきます。これにより、音が鮮明に聞こえるのです。

また、譜面台を外し、大屋根を全開にすると、音は上方向に広がり、天井から反射して豪華な響きを生み出します。これは、コンサートホールの天井が高い理由でもあります。

吸音材を使うと、音は吸収されて響きが少なくなります。しかし、吸音材を減らすと、音は部屋中に広がり、豊かな響きが得られます。

以上が、私のピアノ教室での音の変化の謎を解き明かす試みでした。皆さんも、自分の周囲の音に耳を傾けてみてください。音は、私たちの生活に深い影響を与えます。それでは、次回もお楽しみに!

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