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新しい宗教オラトリオ

皆さん、こんにちは!前回までに、「メサイヤ」が誕生した経緯とダブリンにおける二度に渡る上演についてお話ししました。当時、ロンドンでは、宗教的作品を興行として使用することはよろしくないというキリスト教会の批判が強かったことは、これまでの内容に含めているとおりです。

それで、ロンドンで初演した際のタイトルは「メサイヤ」ではなく、「新しい宗教オラトリオ(A New Sacred Oratorio)」と変更されています。このロンドンでの初演は成功と言えるほどの結果ではありませんでしたが、臨席していた国王ジョージ2世が“ハレルヤ”のところで感嘆のあまり立ち上がったというエピソードが残されています。それ以降“ハレルヤ”のところでは聴衆が立ち上がる習慣ができたといわれています。

この習慣は現在でも一部では行われることがあり、私自身もこの曲の上演を聞きに行った際に何度かその場面を経験しました。しかし、この慣習には賛否両論があり、特に本場イギリスにおいては、批判的な見解を述べる人も多数いるのです。

ヘンデルに関する次のブログ記事では、「メサイヤで聴衆は立ち上がるべきか否か」について考察してみましょう。

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