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アートサロン音楽院

  • 真剣勝負の勧め

     こちらでホームページを開設させて頂いてより早くも一年が経過し、今日から2年目に突入します。暫く更新も滞っておりましたが、又頑張って参りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。  さて今回のタイトルは「真剣勝負の勧め」です。  6月に入り、いよいよ今年もピティナピアノコンペティションをはじめとするコンクールの予選がスタートします。やる前から結果の決まっている、出来レースのイベントとは違う気持ちの良い緊張感が私はとても好きですし、又それが教師にとっても生徒にとっても、大切な成長の為の... 続きを読む

    2013年6月1日

  • 貸ホール、誰でもご利用頂けます。

     昨日、当音楽院の貸ホールの使用を検討したいとのお問い合わせを、近隣の上尾市のピアノの先生から頂きました。小規模な発表会をお考えとのことで、早速見学、そして詳しい説明をさせて頂くためにお会いすることになりました。
     以前にも別の近隣のピアノの先生に、教室の発表会場としてご使用頂いたこともありますし、プロの声楽家による有料の演奏会や、ピアノや管楽器等の録音会場として使用した実績も既にありますので、安心してご利用頂けるのではないかと思います。

     ご利用になられた皆さんが口を揃... 続きを読む

    2012年10月30日

  • お問い合わせ多数、感謝です!

     この1週間で3件ものお問い合わせを頂き、面接も全て行うことができました。こちらのホームページからだけではなく、以前配布しておいたチラシ等の反応などもありますが、ページを公開して以来、このような反応は初めてなので、驚くのと同時にとても感謝しております。本当にありがとうございます。

     今の時点ではみなさんまだ検討中で、はっきりとしたお返事は頂いておりませんが、ホームページのトピックスを中心に、今までも私の音楽教育に対する考え方等は述べて参りましたし、今後も折に触れて様々なテーマに... 続きを読む

    2012年10月21日

  • 導入期のグループレッスンの功罪について

     大手の楽器メーカーの教室を筆頭に、導入期においては、今やグループレッスンが普通の事として定着してきた感があります。当音楽院も又、幼児の音感教育をグループレッスンで行うプログラムを有してており、今回は導入期のグループレッスンに的を絞って、期待してもらって良い事といけない事の両方を、率直に述べておきたいと思います。(ちなみに私も、大手楽器店の幼児科グループレッスンの出身者です。)

     まず期待して良いことですが、やはり仲間がいるということは楽しいもので、歌を歌うのにも、一人だと恥ず... 続きを読む

    2012年10月16日

  • 適正な師弟関係とは何か(番外編)

     先日、お盆休みを利用して、この春T音楽大学のピアノ科に進学した生徒の自宅に、久しぶりにお邪魔しました。
     その生徒は4歳の誕生日を迎えた直後から、私の教室でピアノ始め、以後今年の3月までの15年近い歳月を、一貫して私の指導のみで来ているといういきさつ上、非常に責任を感じている生徒の一人です。

     普通科の高校に進学して以降は、音大受験の為に、ピアノのみならず、ソルフェージュ(聴音、視唱)等や音楽理論(楽典、和声)等の指導も全て私が担当してきたので、良しも悪しきも音楽的な影響は... 続きを読む

    2012年8月23日

  • 適正な師弟関係とは何か①

      今回から何回かに分けて、「適正な師弟関係とは何か」について考察してみたいと思います。秋の生徒募集の時期に先んじて、私自身の見解を明らかにしておくことは、お読みになっている皆さんにとっても、貴重な判断材料になるに違いありません。

     適正な師弟関係が築かれている時は、生徒はすくすくと順調にとてもよく成長し、非常に幸福感が高まってまいります。逆に適正な師弟関係を築くことができない場合、努力は空回りし、伸び悩み、だんだん不幸感覚が募ってきて、愚痴や不平不満が増えてまいります。これ... 続きを読む

    2012年8月21日

  • 袖触れ合うも他生の縁

     「袖触れ合うも他生の縁」という言葉を皆さんは耳にされたことがあるでしょうか。「人と人との出会いには偶然はなく、例え行き違うときに袖が触れ合うだけでも、前世で何らかのご縁があった方なのですよ。だから人との出会いは大切に。一期一会の気持ちを忘れないように。」という意味でしょうか。
     袖が触れ合うだけでも縁があるというのであるならば、新しい生徒との出会い、新しい先生との出会いとなりますと、本当に時空を超えて数百年ぶりの「お久しぶりです。」なのかもしれないと思うと、何とも言えない愛おしさが心... 続きを読む

    2012年8月12日

  • 適正な競争心とは何か③

     前回、前々回と、近年日本の教育界や私達の関係する音楽教育界へ、ゆとり教育が与えてきた悪影響等について検証してまいりましたが、そもそもゆとり教育自体、適正さを欠いた競争による弊害に対するアンチテーゼとして出てきたものだと思いますので、ただ批判するだけではなく、適正な競争心とはなにかという問いに、キチンと答えていかなくてはならないと感じています。

     結論を先に申しますと、抽象的に聞こえて多少申し訳ない気も致しますが、心や人間性の向上を伴う競争は善であるが、技術や能力の向上だけでは... 続きを読む

    2012年8月7日

  • 適正な競争心とは何か②

     前回、ゆとり教育路線が与えた一般教育界や社会への悪影響、間違った平等観などについて意見を述べさせていただきましたが、今回はいよいよ私達の関係する音楽教育界への影響が、どのような形で現れてきたかを検証してみたいと思います。

     ゆとり教育の本格的な始動と、時期を同じくしてスタートした生涯学習目的のイベントに、「ピティ○ピアノステッ○」というのがあります。ゆとり教育と同じく、当時文部科学省大臣官房審議官(生涯学習政策担当)などの立場にあった寺脇研氏の旗振りによって始まったイベントです... 続きを読む

    2012年7月22日

  • 適正な競争心とは何か①

     コンクールたけなわの季節です。この季節に「適正な競争心とは何か」と題し、何回かに分けて考察してみたいと思います。

     一時期、我が国はゆとり教育なるものがもてはやされ、過度の競争を否定し、学習内容を大幅に削減し、みんなが100点を取れるような一見平等な社会を目指しました。1990年代末から、文部科学省大臣官房審議官(生涯学習政策担当)などの立場にあった寺脇研氏の旗振りによって推進された、現在では様々な批判を受け、見直されつつある政策です。
     その結果、教育現場ではどのような珍... 続きを読む

    2012年7月21日

  • コンクールの1日

     昨日、2名の生徒のコンクール予選に同行してまいりました。ピティナピアノコンペティションさいたま南地区予選B級とD級です。B級の方は先日初参加の予選で緊張のあまりミスを連発したYちゃん、D級の方は先日の予選を第2位の好成績で合格しているM君です。

     まず朝8時にYちゃんが教室に来て、9時までホールでリハーサルです。9時に教室を出発し、ご家族と一緒に電車で会場の埼玉会館まで直行し、足台をセットし本番が終了したのが12時過ぎ。発表を待たずに、自分だけ牛丼屋さんで昼食を急いで掻き込んだ後、1... 続きを読む

    2012年7月17日

  • 適正な練習とは何か③

     今回は、適正な練習の仕方について私の考え方を述べてみたいと思います。ただし個別具体的なことに踏み込みますとそれだけで1冊の本になってしまうようなテーマですので、今回は総論的な話にとどめておきたいと思います。

     私は練習が適正なものとなるためのポイントとして、目的地である楽曲の理想像、完成像をしっかり描き掴むことと、今現在、最初にまず取り掛かるべき練習の方法・内容が理解できていること、この2点が大変重要だと思っています。
     理想は描けても、何から始めれば良いのか、又そこへ... 続きを読む

    2012年7月3日

  • ピアノが大切なものとなるには。

     本日6月30日、当音楽院から中学2年生のM君が、ピティナピアノコンペティション佐野地区予選D級にチャレンジし、見事優秀賞を受賞、地区予選第2位の表彰を受け、東日本栃木地区本選への進出が決定しました。おめでとうございます。
     M君は、中学校の部活動ではサッカー部員としても活躍しており、尚且つ期末テストの直前で勉強の方も大変な時期に、とてもよく頑張ったと思います。

     中学生になると、勉強や部活動との両立が難しく、ピアノを続けることが難しくなり、やめてしまったという話は巷で非常に... 続きを読む

    2012年6月30日

  • 数年後、レスナーが望まれること。

     昨日、教室の方のお問い合わせをいただき、即日面接をさせていただくことができました。
     小学校2年生の女の子ですが、元気で明るく活発な感じのとても良い子です。ドラムも習っているというちょっと珍しい経歴の持ち主です。

     お母様によりますと、ピアノを始めて4年目になるのだけれど、現在受けている指導でちゃんとした基礎が身に付いてきているのだろうかと心配されていらっしゃる様子でした。
     お母様はピアノがわからない方ということですが、それでも指がぺたぺたしてクチャっとするとこ... 続きを読む

    2012年6月27日

  • 適正な練習とは何か②

     今回は適正な練習量について考えてみたいと思います。
     前回、前提としての毎日の練習の習慣化が大切であるという話をいたしました。それではその量についてはどうなのでしょうか?多ければ多いほど良いのでしょうか?

     適正ということを考えるときに、やはり考えておかなくてはならないのが段階ということだと思います。同じ教師が指導するからといって、どの段階の生徒に対しても平等に同じ内容のレッスンをしても仕方ないのと同じで、練習の習慣をつけるために格闘している生徒と受験生が同じ練習量のは... 続きを読む

    2012年6月23日

  • 適正な練習とは何か①

     今日は「適正な練習とは何か」というテーマにおける、その前提となる練習の習慣化について、一般的な話も交えながら考えてみたいと思います。

     ピアノ教室の他のお稽古事と一番違うところは、上達するには自宅での毎日の練習が必要というところではないでしょうか。
     例えば他のお稽古事だと、スイミングなら教室に行ったときに頑張る他はなく、畳の上で練習しても仕方ありませんし、バレエもストレッチ位は可能かもしれませんが、余程広い家でもなければ自宅での練習は難しいのではないでしょうか。
    ... 続きを読む

    2012年6月22日

  • 適正であることの大切さ

     ここの所デフレの時代が続き、物の値段が何でも安くなっていく傾向にあります。
     一見嬉しいような気もしますが、その分お給料の方も下がってしまい、安くても買えない、だから益々不景気になって、もっと安くしないと売れない、すると利益がでないので、また給料が下がる、そして税収も不足するので、消費税の増税?そしてさらに景気の悪化? という妙な悪循環中に呑み込まれていってしまっているのが現在の日本の状況ですね。
     不適正さが国民を苦しめている一つの例です。

     音楽教育の現場で置... 続きを読む

    2012年6月21日

  • 一体感を大切にしたい。

      私が指導においてまず最初に心がけ、確立を目指しているのがこの一体感です。生徒の伸びていこうとする意欲、親御さんのお子様の成長を心から楽しみにし願う気持ち、教師の伸ばしてあげたいという情熱、このどれ一つが欠けても良い成果をもたらすことは難しくなります。三者の気持ちがひとつになり、成長をともに喜び合い、或いは上手くいかない時は共に悩み、協力し合うことが必要だと思います。

     「当音楽院は積極的にコンクール等に参加し」と紹介文にも書かせていただきましたが、私はその殆どの本番に予選... 続きを読む

    2012年6月13日


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