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ハノンの教材活用

前回ハノン氏の練習教材について少し触れました。
実は使い方を工夫すると眠くなる飽きる教材ではない使い方ができると思います。

恐らく調性ごとにスケールとカデンツ、アルペジオを練習するような段階でハノンの教材を使い始めると思います。ここから進んで昔風にいうもう少し指の独立を練習する際にパターンになっている1番からの練習曲をやると思います。

この時に初めの小節、最高音で折り返す小節、終わりの小節の3ヶ所の音の並びを覚えてしまいましょう。
(え?覚えるのが大変? 音の並び方に注目してみてください。隣の音との関係です。
例えば「ドミレファミソファレ…」3度上がって2度下がりながら全体としては上がっていき、4回目のファでは3度下がる…というようにパターンを理解することにもつながります)


あとは初めのパターンを維持しながら、始まる音がド、レ、ミ、ファ…と順番に上がっていく(もしくは折り返す小節から先は始まる音から順番に下がっていく)のみになるのでひたすら音だけ並べるのではなく、拍子を頭の中で意識するか、口で「1、2、3、4」と数えながら正確に弾いていけるように指や体の動きを工夫していきます。

頭では練習パターンのどこを弾いていて、つぎはどんな音の並びになるか意識しながら、体(フィジカル)は自分の指の動きが力入らずに楽な状態で正確に弾くという感覚を見つけたり維持できる教材ですので活用すると良いと思います。


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