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ちょこん座りの改善

最近、椅子の浅い座り方についてブログでも書いていますが、お子さんの成長に応じて身長との関係があるので慎重に進めています。

椅子を使う生活が日常的にある場合でも背中や腰が後ろに曲がっている状態が気になる時があると思います。そんなときはピアノを弾くとき出なくても、腰をピッとするよと声をかけるとそれをきっかけに自分で体の状態を気にしようとするので有効な手の一つだと思います。

よく最近の若い子は姿勢が良くないとか、スマホなど電子端末の普及とともにスマホ首や肩こりなどメディアでも取り上げられる機会が増えていると思いますが、2000年より昔を知っている身からしますと使う道具が進歩しているように見えても扱っている生身の人間は自分の体の使い方はそんなには進歩していないかもしれないなと思う時があります。

ピアノを弾いている人の横から捉えた映像や演奏動画を見ていただくと2000年よりも昔の映像でも腰や背中が曲がって上半身の動きが激しいw 映像は沢山あります。一方で巨匠と言われるピアニストたちの往年の演奏する姿はどうでしょうか?リヒテルやホロヴィッツ、ブレンデルなど身長は高いのに高齢になっても腰を支えにした演奏をしています。

高齢でも長年の演奏活動が可能になっているのは演奏の高い質を可能にしている効率の良い自身のコントロールもあると思います。特にコンサートホールにある長さ3メートル弱にもなる楽器を操るには、パワーでねじ伏せるよりも効率よく使ってどういう場面にあってもエネルギーをロスしない打鍵を常に追及できる体のコントロールを考えて演奏していたから、高齢になっても演奏活動が可能だったと思います。

その共通する要素は家にいても体のことを気にしていることで、いつも家にいる時も気にしていると場所が変わっても自分の体の感覚を基本にしてその場所に少し適応していくことも可能になります。

椅子に座る時に、1日に何十回と大人は無意識に座面の真ん中にお尻がくるように自然と座面に置いていると思います。これは何十年も座る動作を繰り返す中で見つけている方、時々腰や体を痛めながら必要に迫られて座り方も適宜工夫していると思います。
小学生でも4年生ころから身長も140センチ超えの子供も増えていきます。同時に自分の体の使い方もだんだん意識していくと、指先から作る音色にも大きく影響していきます。

座面の座る位置を家でもチェックしてみて下さい。





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