日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

椅子から落ちる2

ピアノは椅子に座って弾くのが一般的ですが、座る前提に囚われたままですと本来の体の使い方が活かせないこともあります。たまに椅子から離れて、立って弾くこともすると、腕や肩、背中と体は骨と筋肉でつながっていることを実感できますのでレッスンでは時々サプライズ的に、立っても弾いてみようかと利用しています。

椅子の座り方がどっかりと腰掛ける、上半身がぐったりとリラックスしている状態でいると機敏な動きや瞬間的な反応の連続になる曲を弾くには動作が追いつかなくなってしまうことがよくあります。

これを勢いや筋肉を硬直させたままで気持ちだけで乗り切るような、10代でまだよく体の使い方がわかりかけの状態で無理をさせすぎると、体のことを考えるとあまり良い状態ではないと思います。
弾きすぎて手や腕が痛い、体が痛いというのは体が限界まで使われてしまっているので休むか使い方を変えるかして欲しいというサインを出していると思って良いと思います。


弾いている時に指先にどれくらいの力が必要なのか?具体的に考えてみると、鍵盤が下がるために必要な力はだいたい7から9グラム。1円硬貨は1グラムですのでたった7枚分です。と実感できますので1円硬貨を7枚用意して指先に乗せて実感してみてください。

ほとんどはたった一つの鍵盤を押すだけの作業にエネルギーを使いすぎているように実感できると思います。小学生でも手のひらでぐいっと押したら7グラムは簡単に超える力が出せますね。

使いすぎのエネルギーはどこにいくのか?と言いますとピアノに使われているアクション内のそれぞれパーツの接合部や組み合わせている部分、そして自分の体の各関節や筋肉に跳ね返ってきます。練習したあとに何か体や指が痛いという感覚がある場合には、力のかけすぎ、使いすぎを考えてみましょう。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑