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移動ド vs 固定ド

今日は、生徒さんのお母様より、「移動ドの必要性」についての質問を受けました。

固定ド唱法に慣れてしまった人にとっては、移動ドは難しく感じることもあるようです。

しかし。日本の教育指導要領が、移動ドで教えるよう指示されていることで分かるように、これ自体は難しいものではありません。

最初に譜面の表していることから離れて、感覚とドレミと操作を関連づける作業に集中することが出来れば、聞こえてきた旋律を即座に感じ取り、任意の鍵盤上で即座に演奏することが出来るものです。

まず、幹音のみより成る旋律を実施し、次に、派生音を含むものにも慣れて、練習を摘むと良より良い効果が得られます。 そうすれば、どんなキーでも「7音」に縛られず、12音全てを使ったメロディーも聴き取ったり再現したりできるようになります。

この方法が、機能和声的から成る音楽に限っている限り、複雑な転調があっても対処できます。

しかし、旋法的な音楽においては、移動ドの扱いは別の知識と気遣いが必要です。 また、無調である場合や、調性が曖昧であることを前提とした音楽の場合は、少し掘り下げた専門教育が必要になってきます。

無調や教会旋法については、師事されているピアノの先生にお尋ねになるのが良いですね。

「長調」と「短調」は、音楽を形作る上で、ほんの一部に過ぎないものと気づいたときに、あなたの音楽感は広がると思いますよ!


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