グラドゥス・アド・アインシュタイン博士

「脳力開発」という言葉を、最近よく耳にしますよね。

そのためか、「アインシュタイン・ファクター」という書籍の売れ行きが、すこぶる良好らしいです。

その本の中に、「絶対音感の訓練や暗譜等の訓練によって「IQが永続的に１０ポイント上がる」と書かれてあることを、皆さんはご存知でしたでしょうか？

つまり、将来、音楽家になろうとなるまいと、音楽教育は長期に渡ってその人の脳に影響を与えるということになるのです。

「うちの子は専門家にするわけではありませんから。」といった理由で、ソルフェージュを軽視なさるご家庭もあるようですが、「初見演奏」や「音感訓練」といった所謂「ソルフェージュ教育」は、特に、音楽の外側にある能力を開発するものと言えます。

初見演奏については、常に「片手ずつの練習から始める」というメソッドに真っ向から対立しますから、非常に高い集中力を要します。私の恩師で初見演奏を得意とする先生は、「演奏している箇所の６～１２小節先が視野に入っている」と仰っていました。

その能力が身に着くと、練習の効率が上がるため、短時間で、あるいは初見（練習する事なしに）で、楽曲を演奏することが出来るようになります。

また、「耳コピーをすることによって、自分で好きな曲を譜面に興すことが出来る」など、ソルフェージュが得意になると、嬉しいことがいっぱいあるのです！

ですから、ウィステリア・ピアノクラスでは、専門家になる方にも趣味の方にも、又、大人の方にも就学前の子どもさんにも、出来るだけ楽譜に親しんで頂けるよう、ソルフェージュ的なレッスンを採り入れるようにしています。

譜読みトレーニングボード「マグノーティックス」の無料カタログをご用意しております。ご興味のある方には、メール添付ファイルまたはご郵送させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。