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ショパンのエチュード「革命」:人生の節目となった旅立ちの時

皆さん、こんにちは。ショパンのエチュードの中でも、「革命」は有名ですね。今日は、その「革命」が生まれた背景についてお話しします。

“ピアノの詩人”と呼ばれるショパンの20歳の頃は、人生最大の節目と言えそうです。すでに作曲家・ピアニストとして成功していたショパンは、自らの能力を試すべくウィーンでの活動を決心しました。そして、ワルシャワでの告別演奏会において《ピアノ協奏曲第1番》を初演しました。

しかし、思い切って祖国ポーランドを出国したショパンのもとに届いたのは、ワルシャワ蜂起の知らせでした。そして翌年のワルシャワ陥落を知ったショパンが、祖国への思いを込めたエチュード《革命》を書いたのもこの頃です。

その後、ショパンはパリを中心に活動し、パリに没しました。彼は2度と祖国ポーランドに戻ることはありませんでした。しかし、遺言によって心臓のみが祖国に持ち帰られ、今もワルシャワの「聖十字架教会」に収められています。

ショパンの音楽は、彼の人生の経験と深く結びついています。その音楽を通じて、彼の人生の節目となった旅立ちの時を感じることができます。

以上、ショパンのエチュード「革命」についてのお話でした。次回もお楽しみに!レッスンにご興味がある方は、「ウィステリア・ピアノクラス」で検索して、ホームページからお気軽にお問い合わせください。


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