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カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ:出版と音楽理論の確立

みなさん、こんにちは。昨日まで、才能を発揮する機会に恵まれなかったカール・フィリップ・エマニュエル・バッハについて書きましたが、今日はそんな中、出版という新しい事業によって彼が音楽理論の確立に貢献したことについてお話しします。

彼は、1753年に著書〈正しいクラヴィーア奏法への試論〉を発表します。運指法、装飾法、和声法、通奏低音奏法などの実際的な面から美学論にまで言及されているこの本は、後のベートーヴェンにも弟子の指導教材として用いられるほどバイブル的書物になりました。この本が出版されたことが、現在の私たちが基本として学んでいる「運指法」「和声法」などの理論を確立することになったのです。

次回は、宮仕えから町の音楽監督になってゆくカール・フィリップ・エマニュエル・バッハの道のりについてお話しします。レッスンにご興味がある方は、「ウィステリア・ピアノクラス」で検索して、ホームページからお気軽にお問い合わせください。


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