カール・フィリップ・エマニュアル・バッハ：誕生日を祝って

310年前の今日、カール・フィリップ・エマニュアル・バッハが誕生しました。「あれ？バッハって、ヨハン・セバスチャンじゃなかったっけ？」と思う人がいるかも知れません。このカール・フィリップ・エマニュアルは、ヨハン・セバスチャンの次男です。そして、父ヨハン・セバスチャンが「音楽の父」という異名を取ったように、彼もまた「クラシック音楽の父」と呼ばれてきたのです。

彼は、バロック音楽から古典派への架け橋になった人で、また、現代のピアノ演奏法の基礎ともいえるメソッドを体系化した人でもあります。モーツァルトは彼について、「彼は父で、我々は子どもだ」と言ったほど彼から多くを学びました。

明日は、カールが作り上げた新しい時代の音楽様式について見ていきたいと思います。よい一日をお過ごしください。

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