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メフィスト・ポルカ:悪魔からのインスピレーション

こんにちは、皆さん。今日は、昨日に引き続き、フランツ・リストの作品についてお話しします。

今回の主役は「メフィスト・ポルカ」です。しかし、その前に、「メフィスト」が何なのか、簡単に触れておきましょう。メフィストは、一般的に悪魔として解釈される存在で、16世紀ドイツのファウスト伝説やそれに材を取った文学作品に登場します。

リストはよほどメフィストが好きだったのか、5曲のメフィスト・ワルツを書いている間に、メフィスト・ポルカまで書いていたのです。彼は晩年、修道生活をしていましたので、その中で、神の善から見た悪を非常に象徴的に表現しているように思います。

「メフィスト・ポルカ」は、ポルカ(チェコスロバキアの民族舞曲)というより、バガテル(性格的小品)に近い作風を持っています。リストの作品にしては珍しく、小さい手でも十分に弾けますが、最後の和音の連打のあとに鳴る「ファ」の一音は、その「不調和感」で聴き手を引きつけます。

この曲は、あまりレッスンで取り上げられないかもしれませんが、それはその魅力を減じるものではありません。むしろ、それはこの曲が持つユニークな魅力をさらに引き立てています。リストが「メフィスト」を通じて何を表現しようとしていたのか、それは私たちが音楽を通じて探求する旅の一部です。

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