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ブルクミュラーの探索:Op.100-11 La bergeronnette

皆さん、こんにちは。今日はブルクミュラーの「La bergeronnette」について語りたいと思います。この曲は、セキレイという鳥の特徴を表現しています。

日本のセキレイは体長約21cmで、ムクドリより少し小さいです。一方、ブルクミュラーが観察していたヨーロッパのタイリクハクセキレイはさらに細身です。ギリシャ神話では、愛の女神アフロディテからの贈り物として登場し、「愛」の象徴とされています。

セキレイはつがいで生活し、常に仲良く一緒に行動します。そのため、中国では「相思鳥」と呼ばれています。ギリシャ神話では「愛の女神アフロディテからの贈り物」として登場し、我が国の日本書紀にもセキレイがイザナギとイザナミに夫婦和合を教え、国が誕生したと記されています。

セキレイは歩きながら尾を上下に振り、飛ぶ時は波状に飛ぶことが特徴です。ブルクミュラーの曲では、二羽のセキレイがペアで尾を振る動作や鳴き声でコミュニケーションをとる様子が描かれています。中間部ではイ短調に転調し、音楽に一時的な陰影が差しますが、すぐに最初の明るいハ長調に戻ります。この曲は、左右の手のパートがほとんど高音部記号で書かれていますが、最後はまるで舞い降りるかのように、左手が最後の二音を低音部記号で奏でます。

タタタンという16分音符と8分音符から成るリズムは、最初の音に少しアクセントをつけて弾くのがコツです。二番目の音がぞんざいになりやすいので、注意が必要です。

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