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クリスマスの旋律:「花のワルツ」で夢の終わりを迎える

今日は、チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」の一場面、「花のワルツ」についてお話しましょう。この曲は、「くるみ割り人形」シリーズの最後の曲で、全員がにぎやかにワルツになります。いつまでも終わって欲しくない幸福感に包まれます。

中間部のメロディは弦がピツィカートの上に木管楽器で出てきます。チェレスタとハープの後、トランペットにメロディが出てきて、再度、最初の部分に戻ります。

その後,第2幕最初の情景の主題が戻ってきて、物語のクライマックス(アポテオーズ)になります。王冠をかぶったクララはお菓子の国の人々から祝福されます。みつばちに扮した8人の子供が登場し、チェレスタの神秘的な響きが色彩を添える中バレエ全曲は幕となります。

しかし、別の解釈では、このクライマックスの部分は「一転してクララの部屋に戻る。おとぎの国での楽しい宴は夢だったのである。クララはくるみ割り人形をヒシと抱きしめる(幕)」ということになります。私が見たことのあるビデオでは,後者の方でした。やはり「すべて夢だった」というちょっと甘酸っぱいようなストーリーの方が一般的でしょう。

これからも、音楽と共に素晴らしい時間を過ごせるよう、サポートしていきます。

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