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正しいアゴーギク

ショパンのノクターンを弾くのが夢だったというC子ちゃんと、同じくショパンのバラードを弾くのが夢だったというS子ちゃん、どちらも「夢が叶った!」と大喜びです。
ショパンの作品を演奏する上で大切なことの一つに「アゴーギク(ドイツ語:Agogik)」というものがあります。
これは、作曲か書いた曲想を正しく理解した上で、演奏者自身による解釈でリズムやテンポに伸び縮みを加える手法を指すものです。
・・・誤って「アゴーギグ(Agogig)」と言う人を時々見かけますが、アゴーギク(Agogik)が正しい名称です。
アゴーギクは作曲家の指定したテンポの域を超えることなく、音楽的に「ゆらぎ」を与えるものです。
作曲者ではなく演奏者という立場にありながら、自分の感性をもって作品に創造的な立場で関与できることが、ショパンを演奏することによって満足感を得られることの大きな理由の一つでしょう。
ノクターンやバラードも素敵ですが、ワルツやマズルカ、ポロネーズといった舞曲の持つ厳格な拍節感とアゴーギクの共存を体験することも一興ですよ。


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