楽譜と自由のジレンマ
楽譜と自由のジレンマ。これは結論の出ない、私たちの永遠のテーマです。
誠実な演奏をする母・りおこと、自由な演奏をする娘・まるこはよく議論を交わします。
私たちは楽譜のある曲を弾くとき、いつ記号から解放されるのか。
「ド」や「レ」や「ミ」は人間語であって、音楽語ではない。
だから「ド」を「ド」として弾いているうちは、音楽を奏でられないと思うのです。
英語を話すとき、「りんご」→「Apple」と脳内で変換しているうちは英語が話せないのと同じように。
いつ、音楽語が喋れるようになるのやら。
一生お稽古です。
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