ピアノ教室、はじめました

母・りおこと、娘・まるこでピアノ教室をはじめることにしました。
もともと母は個人で細々とピアノ教室をやっていたのですが、そこにまるこが参入。

まるこは物心ついた頃から母にピアノの手ほどきを受けていました。
そのころの母は、鬼コーチ。（ただし他人の子には鬼じゃなかった）
厳しくて退屈な練習に耐えて、今があります。
まるこはもうクラシックを弾かなくなったけれど、即興演奏や作曲、アレンジをしています。
それがもう楽しくて仕方がないのです。
あれだけ嫌いだったピアノがこうなるとは。


でも世間には、楽しいところにいく前に辞めてしまう生徒さん、山ほどいると思うのです。
大人になればなるほど練習時間も取りにくくなって。
そんな人たちに伴走出来るようなお教室が作れたらいいなと思って「ピアノ中毒研究所」を発足しました。（名前は今決めました。母は先に寝た）
ピアノは、何度途切れても、何度だって再開ができます。
厳しくて退屈な練習はどうにかならんものか。
教える側も研究が必要です。

母りおこはもう50年以上もピアノをやっているベテラン。
楽典にも強く、しっかり基礎があり誠実な演奏をします。
娘まるこのピアノ歴は25年ほど。
自由で感情的な演奏をします。

私たちは真逆です。

私たちのお教室からピティナコンクール優勝者はきっと出ません。
誰に聴いてもらわなくてもいい。ただ音を味わうということを知って、自分が豊かになれること。
これが、一番大事だと思っています。