ピアノ教室・セシリア
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小さい時のレッスン回数と進度の相関性
ウチの教室も、今年で4年目。 正確には、4年と1ヶ月か? 昔からしてたように思われますが… 私はずっと大手教室で〇〇年レッスンし、 実家で受験生を教えておりました。 最後の肉親である母を、近距離ですが介護の末に見送り、 「自分のしたい事をしよう」と約半年後に退職、 現在に至っております。 始めてから、1年後くらいに入った4歳児さんも、 今では小学1年生。 それからも、幼児さんは入って来られています。 原則として、毎週レッスンですが、 自宅で初めてレッスンした生徒ちゃんのお母さまが、 仕事の... 続きを読む
2018年7月27日
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発表会の服を考える時 ③
男の子はまぁ、白いカッターシャツにズボン、 蝶ネクタイの子とか、普通のネクタイの子とか、 それで十分だと思います。 女の子ですよね、色々考えなアカンのは。 格調高い場所ほど髪の毛はアップにし、 ドレスも、肌がたくさん出てる方が正式だと、 美容関係の人が言ってました。 以前楽器店の記念パーティが格式あるホテルであったから、 美容院予約に行って、それで「これこれなんです」と言うたら、 教えてくれました。 髪の毛も、下ろすよりアップにするのが格式高いし、 下品でない程度に肌が出ている方が正式... 続きを読む
2018年7月12日
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発表会の服を考える時 ②
『源氏物語』の《野分》の章に、こんなシーンがあります。 源氏の息子夕霧が、台風の日に父の六条院を訪れ、 お見舞いするのですが、 春の御殿には源氏は、絶対息子を近づけなかったんです。 というのは、箱入り嫁の『紫の上』を見たら、 絶対夕霧は恋をすると、父親のカンで思ってたんですね。 それが台風のどさくさで、夕霧君は見てしまいます。 そのシーンが、おおざっぱやけど、 「御簾を巻き上げ、几帳もたたまれ、風が強い中、 女房たちが忙しく動いている。 そこにひときわ異彩を放つ美があった。 一目で他と... 続きを読む
2018年7月10日
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発表会の服を考える時 ①
発表会の服って悩みますよね。 特に初めて。特に女の子。 それについて、何も考えてなかった私が、 考えるきっかけになった事を書きたいと思います。 今はあまりそんな質問はなくなってきましたが、 私が教えていたヤマハの音楽教室界隈はわりと下町で、 若い頃配属された時、こんな質問をよくされました。 『発表会、どんな服着たらいいですか?』 発表会と言えば『綺麗なカッコ』と思ってたから、 考えた事もありませんでした。 あらたまって言われると 「…ん~、何でもいいっちゃあ、何でもいいか…」 とか思って... 続きを読む
2018年7月4日
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新学期や新学年を迎えて、変化っていろいろあります。
春は出会いと別れ…とか言いますよね。 中学に進学してクラブに入って、 初めは体力つくまで身体がしんどいですやん。 超進学校に入って、初めは「うん、大丈夫やろ~」 と思ってたみたいやけど、行ってみてやっぱり、 体力もやけど、しんどかったようで、慣れるまで様子見で、 夏からまた月2回ペースで始めようとしている子。 やっぱり進学校で宿題がめっちゃ多くて、 思っていたより両立が大変や…と思ってた子。 ピアノはバッタリ辞める気はないけれど、 「ちょっちタンマ」と言う感じで、お休みする子。 社会人にな... 続きを読む
2018年6月17日
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以前教えていた生徒ちゃんのお母様から、メールを頂きました ③
それが中学生になってたら、もしかしたらクラブなどで 出来なくなって辞めざるを得ないとなるだろうし、 続けたいと思えば、回数を減らしてでも、 何とか来ようとするだろうし。 小さい山…小さい丘くらいかな? もしかしたら、大きな小石くらいかもしれないけれど、 それを越えて行かねば、もっと大きな山は越えれません。 その力を養うのが、習い事であると思います。 その培った力を発揮してほしい所が、 親御さんならば「勉強をする」とかに、 出してほしいと思うのです。 「勉強しぃや!!」だけで勉強してくれるな... 続きを読む
2018年6月8日
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以前教えていた生徒ちゃんのお母様から、メールを頂きました ②
で、お子さんが「全然練習しない」 「ダラダラする」とお嘆きの親御さま。 確かにこの不況の時、やる気のない子にかける月謝、 もっと有効に使えるはずと思われるのも解ります。 も~全然、教室に足を運ばないですか? サボった上に、月謝を使いこみされましたか? (昔そういう子がいたので 続きを読む
2018年6月6日
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以前教えていた生徒ちゃんのお母様から、メールを頂きました ①
昨年、ヤマハで教えていた時の 生徒さんS子ちゃんのお母様から、 久しぶりにメールを頂きました。 今回は、ウチの生徒さんのお母様と その方が仲良くてランチされ、 私がインフルエンザで休んでいるとお聞きになって、 メールを下さいました。 『先生ご無沙汰しています。 今日M子ちゃんのお母様とランチしてて、 先生のインフルエンザのことをお聞きしました。 スネイプ先生役の俳優さんが亡くなったニュースを見て、 先生はショックを受けられてないかな…と思ってました。 俳優さんのファンではないのでしょうが... 続きを読む
2018年6月3日
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そろそろ新学期に慣れた頃、ピアノを始めませんか?
ウチの校区の小学校が新築になり、 この春から児童たちが通っています。 新しい建物、嬉しいやろな~。 もう初夏ですね。 ピアノを始めてみませんか? 昔は、春に習い事…のような感じでしたが、 今はあまり、いついつから、という区切りはないようです。 ピアノ教室 セシリア ♪ 個人レッスンのコース ♪ 入会金 5,000円 初めてピアノを習われる方の、 あるいは以前習ってたという方のコースです。 主に幼稚園生くらいからに設定したテキストですが、 小学生からでも、または中学生からでも、 年齢に... 続きを読む
2018年5月22日
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出来るだけ生徒さんにとってBESTを選択して行く事が、大切かな ④
『出来るだけ生徒さんにとってBESTを 選択して行く事が、大切かな ③』の続きです。 そうやって色んな話、学校の話、 時には「お母さんがこう言うてた」とか (ご家庭の会話には注意です。結構喋りはりますで(笑))、 腹を割って話せるようになれば、大丈夫。 信頼関係があるからこそ、叱る事も出来ます。 もし、何のコミュニケーションもとらず、 アカン事だけ「アカン」と叱って、 子どもは言う事聞くと思いますか? 私が子供なら、聞かんなぁ(笑)。 コワイおばちゃんと思うか、 何!?この人、と思うかかな。 ... 続きを読む
2018年5月17日
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出来るだけ生徒さんにとってBESTを選択して行く事が、大切かな ③
『出来るだけ生徒さんにとってBESTを 選択して行く事が、大切かな ②』の続きです。 「たくさん宿題が出て、 日常バタバタしてるとそれを毎日させるのも大変で、 あ、もう夜だわ練習できてないわ、 でも寝ささないと…となったり」 なるほど。そらそ~や。 生徒さんのお母さまからよく聞く話です。 ほな、こんなのはどうでしょう。 「弾く習慣をつけるのには、例えば、 晩御飯の前に必ず1回弾くとかされるといいですョ。 ピアノはどこに置いてはりますか?」 「リビングです」 「そしたら、お母さまがご飯の支度... 続きを読む
2018年5月9日
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出来るだけ生徒さんにとってBESTを選択して行く事が、大切かな ②
昔ほど習い事を始めるのに春からとか、 秋からと言うことに、 こだわらない方が多くなりましたが、 いろいろ変動のあるのは、やはり春でしょうか。 体験レッスンのお申し込みがあり、させて頂きました。 可愛らしい女の子で、他のお教室に行かれているそうです。 まだ始めて少ししかたっていないし 先生は良い方だと思うけれども、 何かお母さまの中で、しっくりこない事があるそうです。 お母さまは私のブログを読んで下さっていて、 「そんな状況なのですが、 体験レッスン受けさせて頂けませんか?」 とメールが... 続きを読む
2018年5月8日
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出来るだけ生徒さんにとってBESTを選択して行く事が、大切かな ①
昨年夏にお引越しすると言ってた、小2のAちゃん。 ウチに通うのに、車で往復100分。 もうすぐ、引っ越しして1年になるかな…。 よう頑張って来てはると思います。お母さまが…。 前はウチから、自転車で5分くらいのところに住んでました。 それが10分くらいになったとしても、 「おいで~」と言えるし、言わなくても続けれますけど、 車で50分くらい。 それが、急に引っ越しになって、 お母さまが相談に来られました。 私は、遠いから無理に留まってとは言えません。 大人の方で、片道1時間、1時間半 遠い方は岐阜か... 続きを読む
2018年4月27日
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楽器を弾けるようになると言う事は、身体に無形の財産を入れる事 ②
ウチに2月から来ている、大学3回生の女の子。 この子が話すには、 「絶対、お母さん、辞めさせてくれんかった」 でも、だからこそ、今の彼女があります。 何を弾いてるかと言えば、ツェルニー40番、 この前までは前の先生所の発表会の為に『テンペスト』。 『テンペスト』と言えば、プロのリサイタルでも弾かれる、 ベトベンの超有名な曲。 子ども時代、練習がイヤだったかもしれないけれど、 そこまでなれたのは、絶対やめさせはらへんかったから。 今では、ちょっと練習すれば、何か形になるくらいの力は 彼女にあ... 続きを読む
2018年4月23日
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楽器を弾けるようになると言う事は、身体に無形の財産を入れる事 ①
春。 新学期が始まりました。 習い事をしようかな、あるいは、 習い事を整理しよかなと思われる時期でもあります。 人が生活するうえで、様々な環境があります。 年代によっても違うでしょう。 子どもたちが大きな環境の変化に会う時、 断捨離されてしまうのが、ピアノや音楽に関する習い事。 中学受験準備、あるいは中学に進学、 高校に進学…勉強しないといけませんもんね。 すごいお金持ちなら、別に出費に糸目はつけないでしょうが、 このご時世「練習せ~へんのやったら、やめてまいっっ!!」 となります。 でも... 続きを読む
2018年4月22日
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4,5歳児のピアノを習わせる時の不安、ありますよね(^-^; ②
つづきです。 私は1度弾きだしたら、最後まで弾かせます。 間違っても何しても。 途中で何かに気が行ったとしたら、 「それがルールやねん」と教えて、最後まで弾かせます。 その後、ジャカジャカしたかったらさせます。 「カエルの歌」弾きたかったら弾いたらいい。 大人が当たり前と思っているルール、 案外、子供は解かりません。 でも、そらそうです。 幼稚園に行って1年とか2年ですもん。 小さなルールをこれから1つ1つ覚えていくわけで、 小学校に入ってようやく授業というのがあり、 40分、45分くらい... 続きを読む
2018年4月19日
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4,5歳児のピアノを習わせる時の不安、ありますよね(^-^; ①
桜も散って、いよいよ学校、幼稚園など、 軌道にのせていく時ですね。 ちょうど疲れが出始める時です。 気を付けて下さいね。 ウチにも、お問い合わせが入ってきております。 昔は、大体春と秋が多かったらしいですが、 今はネット社会だからか、あまり関係がないようで、 ウチでは毎月よく似た感じです。 ピアノ教室.COM等で検索される件数は、 春前からド~ンと増えているので、 いろいろと探されている方も多いのでしょうね。 「新学期入って、少し慣れたら 体験レッスンをお願いしたいです」と、 ご近所の方が... 続きを読む
2018年4月17日
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習いたい時が始め時。小3、高学年から始めても十分上達しますョ。
新学期も始まりましたね。 幼稚園の子、小学校の子、中学の子。いろいろです。 入学入園を機に、「ピアノを始めさせてみようか」 と思われている親御さんもたくさんいらっしゃいます。 そして、色々お教室を探していらっしゃる方もあると思います。 でも、こういうパターンありませんか? 「ウチの子、小3やけど…習いたいとずっと言うてるけど… 世間では、ピアノは幼児とか小1くらいから習うやん? もう、遅いんやろか。 検索しても、《新1年生さんが入会しました》とか多いやん? どやねんやろ? 小3とか小4とか、高学... 続きを読む
2018年4月15日
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お稽古ごとの練習 ⑦ ~生徒さんが来る理由を探れば、答は出て来ます
何やらかんやら、いろいろ書いてきましたが、 ホンマ、人それぞれ。 ご家庭の背景もあるし、その生徒さん自身の性格もあります。 その数だけ、色んなパターンがどんどん生まれていきます。 練習のさせ方も色々です。 つきっきりでいた方が良いのか、 ある程度考えさせた方が良いのか、 突き放した方が良いのか。 延べ人数にして何千人、実質の人数にして何百人。 こんだけレッスンしてきて、同じパターンでいけるっっ と思った事は、一度もありません。 大体の分類は出来ます。 でも、同じパターンはありません。 ... 続きを読む
2018年4月2日
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お稽古ごとの練習 ⑥ ~Sちゃん。自分の中でドラマを作ってはりました(笑)
「まだ、言葉を尽くして話してあげたら、 解る年頃の子ならいいけど、言葉では解らん子もいてるよな~」 と、思い出した生徒ちゃん。 今続けていたら、いくつになってるんやろ? 解からないけど、小4~5くらいでしょうか。 私がヤマハで教えていた時は、年中さんか年長さんです。 おねいちゃん達と歳が離れていたので、 きっと、みんなその子に合わせてあげたりしてて、 おウチでは女王さま状態だったのかもです。 小さい子がそうしてても可愛いもんですけど、 レッスンとなると、どちらが主導権を握るかというと、 ... 続きを読む
2018年3月30日