スペインのパヴァーヌ

スヴェーリング作曲の「スペインのパヴァーヌ」

ポリフォニックな曲を楽しみましょう。


ベースに8分音符が現れ、そのリズムが全曲にわたって発展していき、緊張感をつくっていくとても美しい曲です。

又、それと対比した弛緩など音楽的感動や表現のポイントを忘れずに。

ポリフォニーの学習方法は様々なことが考えられますが、
右手メロディー以外の声部だけ盤石な音楽を築き上げる、という強い想いを持つことが大切です。

神経を右手メロディー以外にも集中させて聴き、うたい、イメージとタッチとの一致を図る様にしましょう。

左右の手の受け渡しは、ともかく集中し、自分の音に耳を傾けましょう。

先ず、両手に分かれているパッセージを片手で演奏し、音楽的美しさをはっきりと意識してから両手に分け、
その差が少なくなるように聴いていきましょう。

声に出して歌ってみることもお薦めします。

ともあれ「聞こえること」と「聴こうとすること」が、いかに異なったことであるかをしかっりと認識してくださいね。

「右手もアーティキュレーションを変えて。 rit.はあまり大げさにならないで。」など、記号にとらわれた表面的な演奏にならないように注意しましょう。

最終小節は確固たる音楽的イメージから出てくる表現でなければ意味を成しません。


ポリフォニックな曲を楽しんで下さい。



「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール

↓お問い合わせはこちら↓

問い合わせフォームへ
↑体験申し込みもこちらからどうぞ!↑

トップに戻る