バレエとピアノは相性の良い習い事です

浅草 入谷 台東区のピアノ教室《高島ピアノ塾》主宰・高島登美枝です。
本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

連休最終日の今日は、上野公園の水上音楽堂へ、オペラ《ヘンゼルとグレーテル》を観に行ってきました。
以前本ブログでも告知いたしましたが、このオペラの児童合唱に、当教室の生徒様が出演いたしました。

彼女はこの春から小学校4年生。
当教室でピアノを習い始めたのは昨年の夏からで、それまでピアノは全くの未経験でしたが、もうバッハのメヌエット（ト長調 BWV. Anh.114）を弾けるようになったというなかなかの逸材です。
彼女は、耳が非常に良い上にリズム感も鋭いのですが、耳に頼らず、楽譜を見ながら演奏できます。しかも、45分のレッスン中、集中力が一切途切れません。

彼女のこの高い能力は、幼稚園から習っているバレエによって培われた部分が大きいと、私は感じています。
彼女はバレエも上手で、コンクール入賞者を続出させている名門バレエ教室に学び、選抜されてプレコンにも出場しています。
　
この彼女の長所をピアノに活かすべく、私のレッスンでは、バレエの身体操作と関連付けて演奏テクニックの説明をしたり、バレエ曲を使って楽典や和声の解説を行っています。



上の写真は、今日のオペラの舞台（終演・カーテンコール後に撮影）です。
この公演の演奏と舞台装置は、藝大生（学部生・大学院生・若い卒業生）によるものでした。収容人員1000人の水上音楽堂が満席となった今日の舞台は、彼女に新たな世界の扉を開いたことでしょう。
この経験を糧に、彼女が更に大きく成長していけるよう、私も一生懸命指導していきます。


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