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「花は咲く」再び

生徒さんが毎年とっても楽しみにしている
発表会での生徒全員でのアンサンブル。

今年の曲は、ディズニーにしようかな~となんとなく候補曲を考えて、
冬休み中に楽譜を準備しなきゃ!と思っていたところに
元日の大地震。

なんだかのんきな曲を演奏する気分になれなくて…
急きょ「花は咲く」にしました。

東日本大震災の復興支援ソングである「花は咲く」は、
東日本大震災の3年後の発表会で、アンサンブルで演奏しました。
その時に一緒に演奏した生徒さんが3人、まだ教室にいます。
あの時は小学校低学年だったその生徒さんたちも、中高生になりました。

そして、今回初めて「花は咲く」を演奏することになる生徒さんたちは…

この曲を「知らない」という子がほとんど!

そんなに月日が経ってしまったのか…。

この曲の作曲者である菅野よう子さんは、
次のように語っていました。
「100年経って、なんのために、あるいはどんなきっかけで出来た曲か忘れられて、
詠み人知らずで残る曲になるといいなあと願っています。」

東日本大震災の時の日本全体の悲しみ、混乱や不安、
そして、そこから生まれてきた復興支援への社会の団結などを、
私はこの歌を聞くと思い出します。

子供たちは、東日本大震災のことは学校で習って知識として知っているようです。
そして私も、阪神淡路大震災の時はまだ広島に住んでいる学生で、
テレビで被災地の映像は見たものの、「経験」はしていないので、
やはり知識として知っているに過ぎない者です。

「花は咲く」を聞いても子供たちには意味が分からないかもしれません。
でも、この歌が存在する意味や、歌詞の内容を知ることで、
震災の教訓を語り継ぐ機会となると思います。

この曲を今回演奏した子供たちが、
この曲を聞くたびに、能登半島地震に想いを馳せるようになってくれればと
願っています。


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