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見える化すれば…

ピアノと剣道両方を頑張っている小学4年生の彼。
幼稚園から始めたピアノは、音感はもちろん、
移調する力、音楽的な知識、譜読みの力、音楽を自然に理解する感性など、
毎年ぐんぐん伸びて、音楽が本当に大好きな男子に育っています。

去年から新しく始めた剣道も、めきめき上達しているらしく、
強い子が集まる教室に誘われたそうで、
「週に4日剣道!週末も試合がある。ピアノの練習時間はナイ!」のだそう。

今は伸び盛りの剣道に夢中で、
時間がある限りお家でも素振りをしたいのに!
お母さんからピアノも毎日練習しなさいって言われることに反抗的なお年頃。

先月のステップ後の反省会で、
「これからピアノでやりたいことは?」の質問には、
「いつかピアノをやめてやる!」
(お母様はショックを受けたかも…)

「いつかって、いつ?」私が聞くと、
「高校1年ぐらい。」
「だいぶ先だね~(笑)」

来年3月の発表会に向けて彼が選んできた候補曲は、
「それでも難しい曲にチャレンジしたい!」という気持ちが伝わってきます。

「発表会の曲は、この第1希望と第2希望の曲でOK。難しいけど頑張れる?」
「うん。」

「さて、練習時間を普段あまり取れないとなると、
指の本とツェルニー2冊は大変だろうから、この2冊を交代でしようか。」
私からのかなり譲歩した提案に
「え~~?」

「基礎を全くやりたくないってこと?」
「だって…デキナイと思うし…」

(「基礎をないがしろにするような子に育てた覚えはありません!!」
と言いたいのをグッと抑えて…
彼はとても真面目で、
基礎の本は本当に神経を使ってタッチに取り組んでいたのも分かっています。
だから「1日5分でいいから基礎に取り組もう」という私からの提案も、
中途半端になるから、何か腑に落ちない所があって混乱しているのでしょう…)

今は剣道で頭がいっぱい。
でもピアノだって本当は大好き。
先週新たに宿題にしたソナチネを、張り切って全部両手で弾いてきた。
CDもよく聞き込んでいたそう。
剣道とピアノのバランスをどうすればいいのか、迷っているのよね。

「1週間の練習表を渡すから、ここに
〇曜日は何時から何分間ピアノを練習するか、書いておいで。」

そして次の週。
自分でスケジュールをきちんと考えられた彼。
「毎日ちょっとだけ基礎に取り組む」話は、すんなり受け入れました。
今取り組んでいる大好きなソナチネも、
「○○君は音楽の表現は素晴らしい!先生のお話を全部理解して弾けているよ!
あとは、16分音符の速いパッセージの音質が頼りない事だけが問題なんだよね…」

そう言われれば、その場ですぐに何度も何度もいい音になるまで試している彼。
本当は練習熱心な子です。
(だから、剣道もすごい勢いで上達するんだね!)

練習時間表を書いたことで、
1週間の間にどのくらいピアノを練習できるか「見える化」できたからなのか、
ピアノの基礎はちょっとずつ、発表会曲はできるだけ頑張る!と、
しっかり心がキマッタようです!








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