やっぱり伸び期！

小学2年生の彼は、
レッスンに来るとすぐに「練習してていい？」と、
私が準備をしている間にさっさと楽譜を開いて弾き始めます。

今年に入ってこんなに熱心になった彼。
つい去年まで、練習はきちんとしてくる子だけど、
「ピアノは嫌いじゃなさそうだけど、クラシックとかは興味持てるカナ？」
という印象でした。

みんな嫌いな（笑）ツェルニーもよく練習してくるし、
メトロノームの数字を１メモリずつ速くしていく練習にもハマって
１週間でテンポをグンと上げてくる！
先月のステップでも、最高評価の「S」がほとんど出なかった会場で、
レッスンで習った事にきちんと取り組んだ良い演奏で「S」をもらいました！

そして、今週提出してもらった発表会選曲アンケート。
私が２０曲ほどリストアップした中から彼に選んでもらった５曲は、
バロックや古典がほとんど！
人気のブルグミュラーやギロックには目もくれず！

これまでの彼の選曲の傾向では、耳馴染みのある曲が多かったし、
私も「彼はクラシックには興味を示しにくいカモ…」と
勝手に決めつけていました！
いつの間にか、古典的な曲も「弾いてみたい！」って思うように育ってきたんだネ！

幼稚園の頃は、リズム感は抜群だったけど
ドレミの場所がなかなか覚えられず、本の進度はゆっくりでした。
でも、お母様が音符カードのトレーニングを毎日頑張ってくださったので、
小学生になると、音符もスイスイ読んで本も進むようになっていきました。

レッスンではとても大人しかったので（お家では真逆なのに）
「ピアノが上手になりたい！」という気持ちはあまり見えなかったのだけど…
一人でレッスンに通うようになって、だんだん本性も出てきたと同時に、
「もっと難しい曲が弾きたい！」と言うようになりました。
伸び期が来たカナ！？と楽しみになってきたところです！

彼は、発表会のポップスステージでも「どうしても弾きたい！」と、
幼稚園の頃から毎年、おしゃれな歌謡曲を好んで弾きたがりました。
優里の「ドライフラワー」、DISHの「猫」など…。
（私の知らない曲ばかり）

リズム感バツグンの彼は、こんな複雑なメロディーのリズムも耳から覚えて、
とても正確に弾けるのです！
でも、まだ両手はムリ。
発表会では上級生に伴奏してもらっていました。

そして、今年。
「今年は一人で弾きたい！」と持って来た楽譜は、
SEKAI NO OWARI の「ターコイズ」
（また私の知らない曲…でも聞いてみたらいい曲だわ！）
ソロでステージに乗るなら、入門レベルや初級のステージ映えしないアレンジでは
私が不満なので…
結構難しいアレンジを選んだけど、できるカナ？
彼は、とてもワクワクしてる！
私も、練習熱心な彼ならいけそう！と思う！

やっぱり伸び期が来たと思う！