日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

成長したなぁ!

昨日、文化祭の合唱の伴奏を無事終えた中学生3人。
「無事に終わりました!」と、それぞれ報告してくれました!

中学2年生の彼からは、
「僕のクラスは最優秀賞をもらいました。」
簡素な彼のLINEでは、彼の喜びの温度がよく分からないけれど、
直前のレッスンでも「ちょっと練習させてください。」と、
30分以上熱心にグランドピアノでの感触を確かめながら練習していて、
これまでにない意気込みを感じました。

譜読みの力も弾く力も十分な彼だけど、
どこか音楽や自分の音に向き合う姿勢が薄かった…。
そのせいで去年オーディションに落ちたことで、
今回のオーディション、そして本番に向かう姿勢では、
本当に成長を感じました!
クラスの雰囲気も良かったみたいだし、
しっかり音楽を形作った彼の伴奏に乗った生徒さんたちの合唱は、
圧倒的だったのではないかな、と思います!

彼の言葉で印象に残っているのは、
私が「もうレッスンで見なくても大丈夫かな?」と聞いた時、

「いや、まだまだです。」

こんな言葉が出てきたのは、初めてです!
(今までは「まぁ、たぶん…」みたいな主体性のない言葉。)

もう一人の中学2年生の彼女は、
9月にあった別の本番で思わぬ失敗をしてしまい、
「楽譜が目の前にあるのに、音が分からなくなっちゃうなんて…」と、
次の本番でも「またやっちゃうんじゃないか…」と、
本番に対してイヤなイメージがつきまとっていました。
伴奏の楽譜も彼女にとっては難しいもので、
9月の本番の後から短期間で仕上げたこともあって、まだ自信が持てず、
「弾いていて少しでも危ないカモ!と思った音は全部チェックしておこう。」と
対策を立て、
迎えた本番。

「ミスなく弾けました!先生のおかげです!」
LINEからも、ホッとした彼女の様子が伺えます!

小学生までは、人の後にくっついて行動するようなところがあった彼女。
中学生になった時、「伴奏オーディションに立候補する!」と言い出した時は、
驚いたものです。
そして2年目の今年。
リーダーとして先頭に立つタイプではないものの、
みんなで音楽をどうしていくか、話し合う中心にいつも彼女がいる状態。
彼女は芯がしっかりした物言いをするので、自然とそうなるのです。
そして、部活の部長にも周りから推薦され、
「私がやるしかないみたいで…」と控えめながら部長を引き受けたそう。

いつも自信がなさそうな彼女でしたが、
9月の本番の時、上手く演奏できなくて「悔しい」と初めてハッキリ口にしました。
そして、今回の伴奏はミスなく弾けてホッとしているけれど、
「全力を出し切れなかった…。もっと上手に弾きたかった。悔しい!」
と、またこの言葉がでてきました。
「自信がナイ…」から、
「絶対に成功させたい!私はもっとできるハズ!」に変化している彼女。
中学生になって本当に成長したなぁ!

中学3年生の彼女は、
伴奏歴3年目だけれど、
去年はクラスの雰囲気が悪く、辛い思いをしました。
今年はクラスの雰囲気がとても良いらしく、
リーダーの素質がある彼女の能力を伸び伸びと発揮できるようで、
友達や先生との意見の違いに悩みながらも、

「毎日が楽しいデス!」

彼女がこんなことを言えるようになったことが、
私もとても嬉しい!

送ってくれた本番の動画では、
演奏前のクラス紹介も彼女が代表でスピーチしていて、
「(略)…どう生きていくのが正解なのか、正解のない問いに、今日この合唱で答えます!」
この合唱曲の歌詞の意味をよく捉えた内容のスピーチで、
堂々と、凛としたスピーチで、本当に立派な中学3年生になったなぁ!
小さい頃から彼女を見てきました。
能力も、しっかりした考えもあるのに、
心が弱いために思うような行動できなかった彼女。
やっと自分らしさを活かす意味が分かってきたように思います。

彼女も音楽をしっかり形作って合唱を引っ張っていて、
圧倒的な最優秀賞だったことでしょう!





↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

最新情報:ただいま、生徒募集は行っておりません



<< 前のページに戻る ↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント