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腹が立つ!

高校生は、定期試験の前後などは3週間以上レッスンが空くこともあって、
(勉強を頑張りたい!という皆さん、立派ですヨ!)
3月の発表会はだいぶ先だけれど、
それまでに何回レッスンに来られるだろう…と数えていたら、
意外とそんなに回数ナイ!

「もう発表会の曲を決めておきたいデス!」

うちの発表会は、
クラシック曲ももちろんしっかり勉強して発表しますが、
ポップスステージでカッコよくキメル!が特色の一つで、
皆さんの憧れや目標になっているようです。
(ステージ映えする楽譜を、私がだいぶこだわって選ぶので、本当にカッコイイです!)

学年が上がるにつれて、
上級アレンジに挑戦したい!という生徒さんが増えていきます。

ヤマハの「ぷりんと楽譜」にも、上級アレンジがたくさん販売されていますが、
YouTubeでも、いろんな方がご自分でアレンジした演奏と楽譜販売が増えてきましたね。

派手なグリッサンドを多用して、音をたくさん詰め込んでいるから、
カッコよく聞こえるのでしょうね。
最近、ぷりんと楽譜より「こっちがイイ!」と、
生徒さんが楽譜を購入して持ってくるのですが…

音間違いが多い!
(耳コピーでアレンジされているのでしょうかね…それにしても(・.・;) )
メロディーの音が間違っているのは論外。
和音も、これは違うよなぁ…という所が多すぎて。
♭や♯などの臨時記号の付け方もメチャクチャですごく読みにくい楽譜もあったり。

発表会で弾くなら、きちんとしたアレンジでないと、
私が教えていて気持ち悪い…。

結局、高校生数人分のポップスアレンジを、直しているところです…。

ぷりんと楽譜は、
プロの方がきちんとした資料に基づいてアレンジされているものがほとんどなので、
直しが必要な事はあまりないです。
それに、音の配置がやっぱりキレイ。(和声学的に)

YouTubeで個人で販売されている楽譜は、
ピアノのプロの方もいるけれど、
直しが必要です!

生徒さんには、いいアレンジでカッコよくステキに発表してほしいもの!

お金払って購入したのに、直しの徹夜作業…
ある曲などは、直し箇所が多すぎて、
もう楽譜を全部パソコンで作り直しています。

中間部のアドリブソロを原曲通りでなく、ご自分で作ったような楽譜もあって、
あまりセンスが良くないので、生徒に発表会で弾かせるのは私が恥ずかしいデス…。
パソコンで作り直すのも面倒だから、
ぷりんと楽譜に原曲通りのソロがあるから、これを購入してもらおう…

悪口ばかりで申し訳ありませんが、
プロとして恥ずかしくないのかな?!
余計な手間もかかって、ああ腹が立つ!!


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