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ぬるま湯?

以前は、伸びそうな生徒さんに
「コンクール受けてみる?」と、声掛けをしていました。

最近は、自分から「受けたい!」というまで、
私から勧めることはありません。

教室の生徒さんたちは、
ステップと発表会の年2回の本番を、
自分の目標をしっかり見据えて本当に頑張ります。

発表会では、自分の限界に挑戦したり、
自分の最高のパフォーマンスを目指したり、
それぞれが自己の表現をしっかり考えて、
自分と音楽との関わり方を見つめる機会になっています。

ステップでは、
外部の先生に評価して頂くことで、
自分に足りない事に注目して、
それを克服する機会となっています。

うちの教室の生徒さんは皆さん、
自分を見つめ、目標を設定する力がしっかりついています!

ですので、自分から「コンクール受けたい!」という子は、
今、本当にやりたいコトが「コンクール!」

「コンクール受けたい」と言わない子は、
違う音楽との関わり方を模索したいるのだろう…
と思って、私は皆さんの様々な姿勢を「容認」しています。

他の習い事が忙しい!
遊びたいから、練習が後回しになっちゃう…
他にも興味があることがある!
発表会で頑張ったから、今は気が抜けている…

レッスンでお話を聞きながら、
(こんなお話を素直にしてくれる事が嬉しい!)
「そうなんだね~」と聞きつつ、
「ま、そのうち違う気持ちが湧いてくるものよ~」と、容認。
否定せず、容認して、
でも違う視点やこれからの選択肢のお話をしておけば、
あとはそれぞれが自分で考えるものです。

「どうしてコンクール受けないの?」と周りから言われるほど実力のある
小学4年生の生徒さん。

ステップで最高評価の「S」をたくさんもらうことが毎年の目標!
そろそろ「コンクール」というステージにレベルアップしたら?
と周りから言われるけれど、
今年も「やめとく」

彼にも私はムリにコンクールを勧めていません。
うまく乗せたら「じゃあ、やってみようかな」と言うかもしれないけど、
やってみたら、ハマることもあるかもしれないけど、
「自分で結論を出す」まで、頭の中でいろいろと考えを巡らせることが、
将来的には一番大事な経験!と、今は思うのです。
彼は、ステップでのレベルアップをしっかり頑張っているから、
「コンクールやっぱり受けたい!」と突然言いだしても大丈夫な進度にしています。

コンクールを受ければ、すごく伸びる事は、
これまでの経験でよく分かっているけれど、
コンクールにパタッと興味がなくなってしまった時に、
レッスンもやめてしまう子も、これまで見てきました。

音楽的な演奏技術を伸ばすことが大事だけれど、
自分を見つめる力を伸ばしてあげたい!
これが、私の今いちばんの「やりたいコト」です。

結果、ぬるま湯レッスンになってるカナ…

でも中高生は、
「先生と音楽のお話をしながら、音楽の世界に触れているのが楽しい!」
と、レッスンに来てくれているので、
「音楽大好きに育てる」という私の当初からの目標はうまくいっているカナ。

そして、エネルギー溢れる若い子たちは、
突然「〇〇がやりたい!」とタイヘンな目標を掲げたりします。
じっくり考える時間があったからこそ、
急にそんなコトを言い出したりするもの。

ずっとぬるま湯でいいや…っていう子は、いないなァ!





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